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桶川市の風景と富士塚など
最近では市のシンボルのようになっている「紅花」が作られていたのは、明治時代に化学染料が入ってくるまでのこと。
桶川に広大なベニバナ畑などを期待して来られる方は失望されるかも知れません。
市では栽培を推進しているようなので、そのうちきっと…。



紅花(ベニバナ)


これは6月中旬。このあたりからが見頃のようです。「紅花差し上げます」なんて書いてある農家も桶川農業センター近くの紅花畑にて。江戸時代に「桶川臙脂」として全国的に有名だった特産の紅花も近代になって合成染料に押されて姿を消していた。近年有志の自主栽培から復活が始まり、市も郷土のシンボルとして普及を推進している。


川田谷の富士塚


説明板にはただ「富士塚」とあります。富士塚はここだけじゃないんだけどなあ桶川農業センター近くにある。富士塚にしては珍しく桶川市による説明板もあり、付近の道標にも示されている。

説明板によると、地元では浅間様と呼ばれ、大正末年まで毎年7月1日の山開きの日には先達を中心に信者が集まったということである。素朴な富士塚でした。道路からも見えますが、夏場だと見えにくいかな


小針領家の富士塚


桶川市の東部にある富士塚。かなりりっぱなもんですよこれ加納駐在所から伊奈方面へ300mほど進んだ所にある。コンクリートの土留めと藪のためになかなか気がつかなかったが、最近発見した。

石段を登ると質素な社がある。登り口付近に「文化十四年」「明和七年」などと刻まれた水盤や碑が置かれている。青い建物の左側に、登り口が見えてます


小針領家の塚状物?


民家の庭先にあるもの小針領家の富士塚から少し伊奈町方向に行った所にある。祠の大きさのわりに基礎が立派。

周囲を整地していった残りにも見えるが、この辺は地形的にも坂を登りつめた所であり、単なる塚かどうか気になる。我々の目は塚状地形に敏感になってるので、こういうの気になっちゃうんですよね
西台古墳群からもう一度→→


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