![]() | 埼玉県 西台古墳群(桶川市) |
桶川市川田谷[kawataya]の北の端にある古墳群。 荒川の左岸の段丘上にあり、川田谷古墳群西台支群とも。 現在も残っているのは1号墳だけのようです。 |
![]() | 東側道路より。群中最も北にある。「分布調査報告書」本文では消滅とされているが、同書の地図上では半壊扱いになっていたもの。周囲を畑に取り囲まれているものの、古墳とわかる状態で残っていた。 |
埴輪が出ているので、最末期の古墳ではないようだ。南側に隣接して見える工場敷地内に消滅した2号墳があった。 | ![]() |
![]() | 墳頂に見える小祠はおそらくお稲荷様だろう。棕櫚の木は、実は古墳探しの有力な目印である。 |
![]() | 左手に4号墳、右手に3・5・6号墳があるはずであるが、未確認。左手は工場になっていて、おそらく消滅、右側は屋敷森内に残存している可能性がある。 |
上の写真の反対方向から、荒川方向に向かって見ている。 | ![]() |
![]() | 3・5号墳があったあたりは墓地になっていて、すぐ前は荒川敷に下りる坂になっている。往時は原山古墳群と同様な風景を呈していたと思われる。 |
荒川河川敷より群附近の遠望。残念ながら消滅した古墳が多いが、もし残っていれば、現荒川の最下流の最大規模の古墳群である。この付近は荒川を利用して水上交通が盛んだったため、沿岸の開発が進んだ結果と思われる。 | ![]() |