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根岸古墳群(朝霞市)
朝霞市中央部の黒目川を見下ろす丘陵地帯にある根岸古墳群。
現在は住宅街で、痕跡さえ見ることのできない状態です。



一夜塚古墳跡


削平されたのが大戦中だったのはちょっと意外でしたかつて朝霞第二小学校内にあった径50m、高さ7mの円墳であるが、昭和18年に校庭拡張のために削平された。現在は跡を示す石碑のみが残っている。木炭槨が検出され、方格規矩鏡・直刀・挂甲・金銅製馬具などが出土した。鏡の年代観から6世紀前半の築造と推測される。削平前の写真を見ると、かなり形の整った円墳だったようである。


狐塚古墳あるいはNo.17−1古墳?


西側は神社なので東の一夜塚の方に校庭を広げたようです朝霞第二小学校の西隣の氷川神社境内に、北に狐塚少し南にNo.17-1と並んで存在したらしい。これは社殿のすぐ南にあった墳丘の名残りのようなもので、どちらのものとも確定できなかった。

上の写真と同じものを北から見る。No.17-1は墳形も不明だが、狐塚の方は方墳とされているのでそちらの可能性が高いかもしれない。なんとなく塚の痕跡っぽく見えますが…。どうでしょ
すっきりと端正な社殿。このすぐ右手は小学校の校庭です社殿付近の様子。周囲には他に古墳の痕跡らしきものは見当たらなかった。

西から見た氷川神社付近。西側一帯は区画整理がほぼ完了して、住宅が密集する日も近いようだ。この付近からも古墳跡をはじめ多数の遺跡が検出され、鉄斧などが出ている。いまはまだちょっとだけ畑が作られているのですが、間もなく住宅がびっしりになることでしょう

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