| 群馬県 上庄司原古墳群その3(富士見村) | |
| 上庄司原4号墳は1号墳の西南西400mにあったもので、横室古墳公園の中に移築保存されています。 | 

|  | 4号墳は16mの円墳で、西側から北側に周堀があったことが確認されている。 | 
| やはり榛名山起源の角閃石安山岩を使用した両袖型横穴式石室だが、切石切組積という終末期古墳に例の多い技法で作られている。わざと作ったでこぼこの面をパズルのように巧みに組み合わせて積む、「間知積み」にされている。 |  | 
|  | 奥壁はまさしくパズルそのもの。遺物は少なかったが、この種の石室としては群馬県内初の銅製帯金具が出土した。 | 
| 玄室から羨道。石材には水磨きされているものや目印の朱線の跡があるというが、現状ではどこなのかわからない。 |  | 
|  | 説明板に示された調査当時の写真。前庭まで持つ小円墳にしては贅沢なつくりである。 |