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上庄司原古墳群その2(富士見村)
2号墳は1号墳のすぐ西隣にあったもので、横室古墳公園の中に4号墳と並べて展示されています。



上庄司原2号墳石室


石室が露出したかたちです2号墳は周堀を持つ径およそ20mの円墳だった。主体部は榛名山二ツ岳由来の角閃石安山岩転石で作られた両袖型横穴式石室で、小さいながらも玄室は奥室と前室に分けられていた。
 
玄室の様子。仕切りを境に奥室の床が少し高い。左側の壁が築造後早い時期に崩れて埋められたらしく、副葬品が盗掘を免れて良く残っていたのもこの古墳の特徴である。1号墳と似てなくもない石組み
 
羨道は人ひとりが通れるぐらいの幅です奥室部から羨道部。大きな石室のミニチュアを見ているような感じ。
 
遺物の出土状況。奥室に直刀、前室に土器類が見える。中央の間仕切り右側の赤色と黒色の土器のすぐ右の白っぽい土器が東国では希少例の「子持ちはそう」である。「はそう」とは壺の横腹に穴があいたような土器。穴に筒を付けて飲み物を注いだとか楽器ではないかとか諸説ある謎の土器である。説明板より。「はそう」はコンピュータに標準搭載の漢字ではないので表示できませんがこんな字です→「瓦+泉」
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