1992年

第二自主探
 
第四自主探
 
番外
 


鳥情報>鎌倉第2自主探鳥会報告

  1月12日(日)、朝から雨!にも関わらず26名の参加。
  みなさんご存知のYASIさんも参加してくださいました。
●YASIさん、ありがとうございました。(_ _)

  コース:鎌倉駅西口→諏訪神社→左助稲荷→雨のため銭洗い弁天→葛原が岡神
  社→源氏山公園。

  初めての参加者も何人かいらして、とても嬉しく思いました。神奈川の探鳥地
  のひとつに選ばれ、紹介されてこともあって、それを見て来たとおっしゃるか
  たも。(^^)

  この観察会では、珍鳥は期待できませんが、初心者には初心者レベルの、ベテ
  ランには高度な観察ポイントを岩田リーダーから教えてもらうことができ、観
  察の方法を学ぶことができます。鳥だけでなく、J.J.ジュニアをはじめ、
  植物、昆虫のベテランがおり、自然観察の全般に渡って幅広い知識が身につき
  ます。(本人次第ですが(^^;))

  光の条件が悪いので、鳥の姿はそうはっきりと捉えられません。こういう時は、
  聞き耳を立てて、声での識別に神経を集中させるのだそうです。諏訪神社では、
  こんなことも岩田リーダーの指導で行いました。

   5分間に何種類の鳥を確認できるでしょうか?

  止まっている鳥、鳴いている鳥、飛びながら通過していく鳥、これらを五感を
  フルに活用して調べます。
  わたしは4種類くらいしか分かりませんでしたが、リーダーは6種類確認した
  そうです。ベテラン諸氏も同じでした。声だけでずいぶん分かるようですし、 
   飛ぶ姿でかなり種類が分かるようです。飛ぶ姿は、わたしはツグミが少し分か
  るようになってきました。うっうれしい。

  左助稲荷でも銭洗い弁天でも、薪が燃やされていて、暖を取ることができまし
  た。左助稲荷では店主のご好意で、¥200也の甘酒を毒味させていただき、
  へっへっへ(^^)ごちそうさま!あったまったゼイ。左助稲荷では木陰にシメの
  姿。でも逆光と雨でよく見えません。(グスッ)

  源氏山で昼食後、NHKラジオの取材で、佐助の茶房「みのわ」へ。自主探出
  身のA君がNHKに勤めていて、彼の担当だそうな。アナウンサー氏と茶房の
  離れで録音。わたしと他2名が同席させてもらいました。岩田さんはほとんど
  ぶっつけ本番で、ちょっと緊張気味でしたが、自然観察から何を学ぶか、人と
  自然との関わり、自然保護の方法論と30分ほど話されました。詳しくは、
  1月26日(日)朝6時40分から15分間、NHKラジオ第1「私の自然:
  古都鎌倉の自然」をお聞きください。(^_^)

  この間、別動隊はJ.J.氏等の案内で、山崎の谷戸へ。
  取材が終了して、NHKアナ氏は電車で東京へ、A君と我々も同じ電車で北鎌
  倉へ。

  自主探事務所に荷物を置いて、別動隊に合流。雨も上がり、晴れ間が見える。
  二つ池は護岸工事のため水を抜かれて哀れな姿に。中央公園第一期工事は着々
  と進んでいます。でも、何種類かの生き物は保護されているそうな。苦労して
  移したオオカナダモやトンボのヤゴはどうなっているのか?ちょっと心配。

  【観察種】種名に・のついているのは、山崎の谷戸での観察種。
  ・コサギ、・アオサギ、・マガモ、・コガモ?、トビ、・オオタカ、コジュケ
  イ、キジバト、(ドバト)、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、
  ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、エナガ、シジュ
  ウカラ、メジロ、ホオジロ、・カシラダカ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、シ
  メ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
  そういえば、今年は鎌倉幕府成立から800年。

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子供達のためのボランティア 1992.2.8 2月8日(土)、午後2時から北鎌倉で、鎌倉市内の小学生(各学校から2名 選抜されてふた班に分かれており、その内の1班)男女8名のバードウォッチ ング入門のお手伝いのため、フィースコ担いで職場から直行。 なんでも、鎌倉市の広報「かまくらっ子」に、市内の小学生が体験レポートを 書いているということ。みんな仲良さそうなので、同じ学校かと思っていたら、 1年間通してだそうで、子供達は他校同士なのに、もうすっかり顔なじみになっ ている。 市役所の広報担当の方、学校側の担当の先生等4名、自主探から6名参加(岩 田氏、久保さん父子、川上さん、松浦さん、わたし)で、フィースコが5台。 なんて贅沢な探鳥会でしょう。(^_^) 自主探・岩田リーダーから子供達へ観察のポイント、マナー等ちょっと難しい かなと思えるほどの説明。リーダーの様子をわたしは観察。 自然観察指導員講習会で教わった通り、リーダーは太陽に向かってしゃべって いる。そうでした。我々はまぶしいけれど、子供達はまぶしくない。こういう ことが、ごく自然に出来なければ。(^_^;) 谷戸に降り、仕事中のお百姓さんに、「こんにちは!お邪魔いたします。」子 供達は挨拶に気が付いてくれたかな? 長くなるので、はしょりますが、この季節はホオジロの仲間(ホオジロ、アオ ジ、カシラダカ)の観察がメインテーマ、それぞれの違い、ツグミやモズとの 違いなど、望遠鏡で覗いてはスケッチして色を塗る、声を聞き分ける、大人で も大変な事を子供達はとても熱心にやっていました。感心感心。(^_^) 鳥達 も塒入りの4時に終了。 この子供達の中から、自然観察、自然保護に関心を持ち続けてくれる子が、一 人でも多く出るように、祈らずにはおれません。 #素敵な子供達と、素敵な時を過ごせた 目次へ
2月9日(日)、8時30分、鎌倉駅西口集合。行きの電車では同じ団地のY 嬢*とご一緒、フクロウの羽根をルーペで見せて差し上げ、周りの乗客から変な 眼で見られながらも、わたしは平気だい!Y嬢も全然物おじしない人です。な にせ、悪天候だと、わくわくするという人ですから。(^_^;)*(2002現在佐藤 望氏夫人、米国在住) 寒いけど、好天に恵まれ、35名の参加、内11名がご婦人、お子さん2名。 左助稲荷、源氏山山頂まで、のんびりと行く。左助稲荷の手前で、9時半を回っ ていたので、わたしは「もうそろそろワシ・タカタイムです。ノスリかオオタ カが出るといいんですが」と言っていたら、ほどなくして上空にノスリ! モビングもされず、悠々と弧を描く。2度、3度と停空飛翔を行う。首が痛く なる。(^^;) 初めて参加のご婦人達に付いて説明などしていて、あまり良く鳥を見れません でしたが、楽しい時を過ごせました。 【鳥合わせ】トビ、ノスリ、チョウゲンボウ?、コジュケイ、キジバト、(ド バト)、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ(♀)、ルリビタキ(c)、ジョ ウビタキ、トラツグミ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シ ジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、 カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 午後は希望者と山崎の谷戸へ。カシラダカをじっくり観察。もしかしたらミヤ マホオジロが、なんて久保さんが言うんですが、見あたりませんねぇー。すぐ 近くまでは来ているそうです。 コジュケイが3羽、休耕田の葦原に。鮮やかな色が陽に映える。ここは禁猟区 だから安心だよ。 #昨日と連続でちょっと疲れました 目次へ
2月23日(日)晴、9時JR北鎌倉駅集合。参加人員16名。 谷戸に向かう途中のハコネウツギの生えた崖で、初参加のご婦人が、「あっ  あれなんでしょ?」。枯れた実の成るハコネウツギの枝に頭とくちばしの黒い 鳥が。ウソの♀でした。合計5羽。♂はと捜しましたが、見あたりません。先 行していたグループは♂2を確認。♂が見たかったけど、まぁ、いいか。 通称「キブシ谷」では、またまたこのご婦人の大手柄。ヤマシギを発見!私は 見れませんでしたが、先発の何人かはご覧になったようです。谷戸に降りてい く途中では、ウグイスのさえずりが聞こえました!私は今年初めて聞きました。 横須賀ではまだ聞いていません。午後には、モズと、トビの交尾がみられまし た。 初心者の方々(私もですが!)にフィールドスコープにカシラダカ、モズ、エ ナガを入れてさしあげたりしながら、楽しく過ごさせていただきました。3時 30頃解散。 【鳥合わせ】マガモ5、トビ、コジュケイ、ヤマシギ、キジバト、コゲラ、キ セキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラorシロハラ、ツグミ、 ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、 カワラヒワ、ウソ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハ ジブトガラス。 解散後は有志6名で、ツグミ類の塒入りのカウントと、フクロウの調査を行い ました。 わたしは初めてで戸惑うばかりでしたが、岩田リーダーに色々と教えていただ きながら(といってもオンブにダッコ!)鳥の見えなくなる6時頃まで。5時 になると、「山崎の谷戸を愛する会」のご婦人、お父さん、子供達10名程が 到着。フクロウ観察会とのこと。観察会一行は残念ながら声とか姿は見られま せんでしたが、川上さん等は姿、声を確認。巣の周りを飛び回っていたようで した。観察会は6時30分解散。以降は、岩田さんと、廣晃さんは8時まで。 他は寒さに音を上げてしまい7時まで、フクロウの調査。うー寒かった。 (ブルブル!) 目次へ
3月8日(日)、まずまずのお天気、29名が参加してくださいました。私に とって嬉しいことに、小学校からの親友千葉君が一家で参加してくれました。 中学生と小学生のお子さん、山で知り合ったという健脚奥様!昨日が彼の誕生 日で、そのお祝いハイキングにこの探鳥会を選んでくれたんだそうな。(^_^) コースはいつも通り、左助稲荷→大仏ハイキングコース→源氏山でした。初め て参加される方もおられるので、道々望遠鏡をセットしましたが、鳥はじっと していてくれません。4人目、5人目の方の番になると、もう視野にいなかっ たり。(^_^;) ノスリが出て、双眼鏡で何人かは良く見られた様子。「白くて綺麗!」という 声が聞かれました。  珍鳥は出ませんでしたが、鳥達の恋の季節、さえずりや求愛行動がみられまし  た。モズの餌ねだりが観察できました。♀が羽根をばたつかせて、♂にせがみ  ます。雛が親鳥に餌をねだる仕草と同じですね。この時、♂は餌を持っていな  かったようです。さて、結果はどうなりましたやら! 【鳥合わせ】トビ、ノスリ、コジュケイ、キジバト、(ドバト)、コゲラ、ハ クセキレイ、ヒヨドリ、モズ(s・♀の餌ねだり)、アカハラ、シロハラ、ツ グミ、ウグイス(s)、エナガ(s)、ヤマガラ(s)、シジュウカラ (s)、メジロ(s)、ホオジロ(s)、アオジ、クロジ、カワラヒワ、シメ、 スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。(26種+1)sはさ えずり 午後はI氏の先導で有志が山崎の谷戸に。川上さんは満開の梅林の下でごろ寝 して待っておいででした。ブランデーがご一緒のようでした。(^^;)一行もひと 休みして、梅のかほりを満喫しました。 千葉君は、鎌倉には奥様の「鎌倉彫り」でよく来るそうですが、このコースは 知らなかったようです。でも、地図で一回確かめただけで、「もう一度歩けと 言われたら、同じコースで歩ける」と言っていました。勤労者山岳会のグルー プリーダーともなると、こういうところが違いますね! 終了後、4月の「サシバ」調査の打ち合わせのために自主探事務所に。打ち合 わせの最中、ウグイスが餌台にやってきました。 #親友と一日過ごせて大満足 目次へ
3月22日(日)、曇時々晴、JR横須賀線が鎌倉を過ぎて北鎌倉に近付くに つれ、線路際に昨日の雪が残っているのが見える。ホームにも溶けずに少し残っ ている。 後ろから声を掛けられて振り向くと、小林さんでした。「夜中にも降ったんで すねえ。」とおっしゃる。そうだったのか。 9時ちょうどに到着、改札口には常連さんやら初参加の方総勢17名。ご婦人 が5名おられました。 川上氏宅に寄ってから氏の先導で出発。いつものコースです。北鎌倉女学園グ ランド上からは丹沢の山並がうっすらと雪化粧しているのが良く見える。前回 はウソが見られた場所だが今回は出ず。 倉久保の谷戸へ降りる途中、倒木に大きなシイタケがたくさん生えていました。 参加された人達にお見せするため、川上さんが前もって見つけてあったものを 木の葉で隠しておいてくださったそうな。ご婦人方にもいでもらってお土産に。 自然のものなので、皆さんいたくお喜びの様子。(^_^) 道々セリやオオバタネツケバナを摘んで行かれる方もおられました。私は初め てオオバの方を教えてもらって見ました。タネツケバナはクレソンに似た味で、 サラダにして食べたことがあります。 鳥の話が出て来ないって?そうでした。植物も一緒に観察しているので、前後 してしまいました。(^_^;) 今日のハイライトはなんと言ってもズバリ、ハイタカでしょう。 14時ごろ、トビが抱卵中の新しい巣を見た後だったでしょうか、「チョウゲ ンボウ?」という声に一斉に見たら、どうも違うようだ。羽ばたきは似ている が羽の幅が広い。尾は閉じているので良く分からないが、かなり長い。ベテラ ン諸氏が「ハイタカ!」そうなんです。だんだん近付いてきて、上空を旋回。 羽の模様が透けて見える。美しい! でも私にはオオタカであったとしても見分けがつかない。(^^;) どなたか、ハイタカ属の見分け方、おせーて! そうそう、谷戸の池にカイツブリが帰ってきました。頬が赤くなっていて夏羽 でした。カワセミもいたそうですが、私は見ず。 ウソが帰りがけに出ましたが、私にはチラっと♂のお腹が見えただけ。3羽い たそうです。他の人がツバメを見ました。早いですね。 オオシマザクラ、ヤマザクラが咲いていました。梶原の住宅地では、ソメイヨ シノがポツポツと咲き始めていましたよ! 【鳥合わせ】カイツブリ、トビ、○ハイタカ、ノスリ、コジュケイ、キジバト、 ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、 シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホ オジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、シメ、スズメ、オナガ、ハ シボソガラス、ハシブトガラス。(ドバト) 解散後、 有志が川上さん宅での勉強会へ。なぜか、お酒が、おつまみ が、・・・・(^^;) 小林さんが硫黄島周辺で撮ってこられたスライド上映がありました。クロウミ ツバメの珍しい姿をみせてもらい、また、美しい夕焼けや雲の姿も。南の海の 鮮やかな光が良く捉えられていました。パチパチパチ! 目次へ
4月12日(日)、曇時々晴。今月から夏時間で8時集合。私は、若宮大路の 一の鳥居そばにあるエノキの巨木に寄生しているヤドリギの実を食べに来るレ ンジャク(アー疲れた!)を見るために30分早くJR鎌倉駅西口に到着。目 的地に着くと双眼鏡でヤドリギの実を確認。あるある!黄色いガラス玉のよう な実が。でも、鳥さん達の落とし物(^^;)は枝には見当たらず。縁石に腰を下ろ して待つことしばし。鎌倉は桜祭?とかで、法被(ハッピ:こんな字だったの か!)を着た役員さん達が忙しそうに立ち働いている。鎌倉宮で流鏑馬とかあ るんじゃなかったかな?私はそういう催し物を一度も見たことがありません。 もっぱら鳥や植物ばっかり。 8時を過ぎに岩田代表世話役から無線連絡。まだ見てて良いとのこと。あと 20分ねばったけど、結局ヒメアマツバメ1羽が通過するのを見ただけで、レ ンジャクさんには振られました。 諏訪神社で一行と合流。お馴染みの顔・顔・顔!30人ほどの参加。 久保さん父子、川上さん等は既に稲村が崎・源氏山山頂・北鎌倉台峯で「サシ バの渡り調査」に入っている。天気も次第に良くなり時々晴れ間も。左助稲荷 から源氏山に向かう途中でも「サシバ通過!」の無線連絡が次々はいる。銭洗 い弁天の上の道では、岩田さんがアカハラがさえずっているのを教えてくれま した。例の「キョロンキョロン チリリ」です。CDでは聞いたことがありま したが、本物を私は初めて聞きました。(^_^) 昼近く、源氏山頼朝像に到着、サシバ観察組はお菓子など食べながら、テーブ ルを占領してました。まだ桜が咲き残っていて、お花見のお客さんもおおぜい。 カラオケなんか無くて、マナーの良い方達ばかり。(^_^) 【鳥合わせ】ウミウ43、トビ、ハイタカsp.、サシバ、ハヤブサsp.、 コジュケイ、セグロカモメsp.5、キジバト、(ドバト)、フクロウ (c)、ヒメアマツバメ、アオゲラ(c)、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、アカ ハラ(c)、ツグミ、ヤブサメ(c)、ウグイス(s)、エナガ(s)、ヤマ ガラ(s)、シジュウカラ(s)、メジロ(s)、ホオジロ(s)、アオジ (s)、クロジ(c)、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシ ボソガラス、ハシブトガラス。 昼食後も(最中も)有志でサシバ観察。割合低空を時々2〜3羽通過して行き ます。なかにはチョウゲンボウらしいものや、ハイタカ属が混じる。16: 00までに58+をカウントしました。 目次へ
【場 所】 神奈川県鎌倉市 北鎌倉台峯周辺 【年月日】 1992年 5月24日(日) 【時 刻】  9:30〜15:10 【天 候】 雷雨のち時々晴たり曇ったり時々雨、のち晴 【観察者】 11名 【観察種】 28種+1?+1  1.ゴイサギ      10.アオゲラ     22.メジロ  2.カルガモ3     11.コゲラ      23.ホオジロ  3.トビ        15.ツバメ    24.カワラヒワ  4.ツミ?       16.コシアカツバメ 25.スズメ  5.サシバ1      17.ハクセキレイ 26.ムクドリ  6.チョウゲンボウ 18.ヒヨドリ    27.オナガ  7.コジュケイ   19.ウグイス     28.ハシボソガラス 8.キジバト      20.エナガ      29.ハシブトガラス 9.カワセミ      21.シジュウカラ   30.番外ドバト 朝にかなり強い雷雨となり、リーダー川上さんの判断でコースを変更。谷戸に は降りず山崎小学校にでる。小学校近くのアパートに営巣しているコシアカツ バメの生活域調査を1時間ほど行い、昼になる。午後は田起こしが済み、「黒 塗り?」の済んだ田の谷戸へ。水を張った田にはカエルを狙ってヤマカガシが 何匹も。田の縁を巧みに泳ぎながら、カエルの巣を覗いて回っている。畦には 大きなシマヘビが日向ぼっこ。 ムクドリは群れています。若鳥の集団か? 餌をくわえているムクドリは一気に一直線に飛んでいきます。餌を待つ雛が居 るのでしょう。 ハンショウヅルの花はもう終わりになりそう。スイカズラが良い匂いを放って いました。ガマズミ、マユミ、マルバウツギ、エゴノキ、オカタツナミソウ*、 トウバナ、キツネノボタン等の花を観察しました。ウグイスカグラが宝石のよ うな実をつけていました。*おそらくコバノタツナミではないか?2002.6.3 #雨にも負けず、風にも負けず 目次へ
【場 所】 左助稲荷、源氏山(神奈川県鎌倉市) 【年月日】 1992年 7月12日(日) 【時 刻】  8:10〜12:00 【天 候】 曇のち晴 【参加者】 26名 【観察種】 21種+1?+1sp.+1  1.トビ       11.ヒヨドリ     21.ムクドリ  2.コジュケイ    12.ウグイス     22.ハシボソガラス  3.キジバト     13.ムシクイsp.  23.ハシブトガラス 4.ホトトギス    14.エナガ      24.番外ドバト  5.アオバズク    15.ヤマガラ  6.アオゲラ     16.シジュウカラ  7.コゲラ      17.メジロ  8.コシアカツバメ  18.ホオジロ  9.キセキレイ?   19.カワラヒワ 10.ハクセキレイ   20.スズメ この時期、ここ鎌倉では珍しい鳥に期待しても無駄です。でも、ありふれた鳥 達にも季節は巡り、それぞれの営みがあるのです。巣作り、子育てと鳥達のお 母さん、お父さんは大忙しなんです。諏訪神社の上空を飛ぶトビは、羽が抜け てみすぼらしい親と、綺麗な羽の若鳥の対象が見られました。スズメは2回目 の子育てでしょうか、巣材を運んでいました。カラスも幼鳥の甘えた声が聞か れ、まだ親離れが済んでいないのでしょう。 別動隊が、アオバズクのいるお宅へ向かいました。今日はご夫婦でお出ましし たそうです。雛はまだ巣の中でしょうか? 植物や昆虫も観察しながら、いつもの様にゆっくりとしたペースで源氏山へ。 左助稲荷の階段で、ラインセンサス途中の廣晃さんとすれ違う。氏は後から合 流しました。植物・昆虫、勿論鳥も、氏がおられると観察の幅がぐんと広がり、 色々な話しが聞けるので、氏の周りにはいつも人の輪が出来ています。 源氏山ではニイニイゼミの鳴くのを聞きました。私は今年初めてです。 また、キノコを採集している団体と一緒になりました。たしかに色々なキノコ が生えていましたが、私には全然分かりません。 彼らの一人が「ムヨウラン」だと言って見せてくれたものは「タシロラン」で した。前日地元で観察したばかりなので、すぐに分かりました。源氏山にもた くさん生えているのを廣晃さんに見せてもらいました。 午後には山崎の谷戸で観察を行いました。ハンゲショウがすっかり白くなり、 梅雨も終わりというところでしょう。でも暑い。半袖になったら、やたらとヤ ブカに喰われてしまいました。汗に蚊が寄ってくると思い、谷戸の冷たい澄ん だ流れで、出ている腕や顔・首を洗ったら、それ以後、全然蚊には喰われませ んでした。洗ったからだけのためでしょうか?流れる谷戸の水には蚊を寄せ付 けない何かがあるのでは?そういえば谷戸の水は、カワニナが棲息できるほど のアルカリ性でした。ここに秘密が?(^_^;) 解散してから、有志でコシアカツバメの観察をしました。鉄筋アパートの階段 踊り場に巣を作っていますが、廣晃さんの観察では、ほとんどの巣がスズメに 乗っ取られたそうで、なるほど若鳥がほとんどいません。飛んでいるのは成鳥 ばかり。今年は繁殖する数がずいぶん少なくなるでしょう。住民の方が良かれ と思って、ツバメのためのような木の台を作って上げたりしたのですが、コシ アカツバメはツバメとは違う巣の作り方をするので、それも裏目に出てしまい、 結果的にスズメに味方をしてしまったようです 。 今日は女子大生2名が、授業の参考にということで初参加。このごろこういう 参加が多いのです。良い傾向です。 目次へ
【場 所】 北鎌倉 山崎の谷戸周辺(神奈川県) 【年月日】 1992年10月25日(日) 【時 刻】  9:15〜14:10 【天 候】 曇りのち晴 【参加者】 げっ!記録してない。15名位 【観察種】 23種+1sp.+1?+1  1.トビ       11.ウグイス     21.オナガ      2.オオタカ     12.エナガ      22.ハシボソガラス  3.ツミ      13.ヤマガラ     23.ハシボソガラス  4.コジュケイ    14.シジュウカラ   24.カモメsp.   5.キジバト     15.メジロ      25.メボソムシクイ?  6.コゲラ      16.ホオジロ     26.番外ドバト    7.キセキレイ    17.アオジ                  8.ハクセキレイ   18.スズメ                  9.ヒヨドリ     19.ムクドリ                10.モズ       20.カケス                  私の会社の自然観察クラブの会長さんから問い合わせがあり、横浜で開催され る国際会議に出席するため来日するスウェーデン人ご夫妻が、「この日程中に 開催される探鳥会を紹介してほしい」ということで、北鎌倉のこの自主探をご 紹介したところ、参加したいとのこと。 私は英語はからっきしだめなので、鳥の英名・学名に精通しておられ、英語の お達者な久保順三氏にエスコートをお願いしました(^_^;)。北鎌倉に着くと、 しばらくしてご夫妻がお見えになり、久保氏とご挨拶。品の良い初老のご夫妻 でした。奥様が熱心なバードウォッチャーとのこと。「スウェーデンの野鳥」 という(たぶんそう読むのでしょう ^_^;)スェーデン語で書かれた分厚い図 鑑をプレゼントされました。重かったでしょうに、感謝! 雨上がりで谷戸はぬかるんでいましたが、なんとか歩ける状態でした。ご夫妻 にはあらかじめぬかるみがあることはお知らせしてあったのですが、長靴では なかったので、主催者の川上さんはだいぶ気を使われたようでした。でもお二 人は「ちゃんと履き替える靴を持ってきているから心配ない」と、靴が汚れて も平気でした(^_^)。 北ヨーロッパでは見られないメジロやヒヨドリをお見せしようと、きょろきょ ろしても、いつもはたくさんいるはずなのに、どういうわけかなかなか姿を見 せてくれない。それでも何回かはフィースコでお見せできたので、よかったよ かった(^_^)。奥様は鳥ばかりでなく、植物やクモ等についても感心をお持 ちで、図鑑をお見せすると、学名や科名からなんの仲間なのかの見当をつけて おられました。 通称「老人の畑」(川上さんのタカの渡り調査定点)では遠藤氏、T氏がすで に陣取っておられ、「オオタカがでましたよ」と我々をうらやましがらせまし た。しばらくして、こちらに向かって真っ直ぐ近付いてくる鳥をメンバーが発 見。双眼鏡の中でどんどん大きくなる。と、すごい勢いで頭上を通過して行き ました。ベテラン諸氏の判定で「ツミ」とのこと。なんという速さ!!キーン (なつかしやアラレちゃん風)という感じでした。 谷戸の池ではカワセミを期待しましたが出ませんでした。でも図鑑をお見せし たら、「3週間前にブダペストで見てきたばかり」と仰り、まったく同じ種類 がヨーロッパにもいることがわかったりしました(^_^)。 久保氏の英語は、ご本人は謙遜なさっていますが、どうしてなかなか留鳥で、 いや流暢で、込み入った内容のことも、ことごとく、しっかりとご夫妻に伝わっ たのでした。感服しました。それと、鳥の英名、学名の知識が100%発揮さ れたことで、知識が単に知識としてでなく、国を越えて、こんなに役にたつも のだということを教えられました。 解散後、ご夫妻を北鎌倉にお送りしました。お別れの握手では、奥様は久保氏 の手を握ったままなかなか離しませんでした。離さなかったのは久保氏の方か な?(^_^;) いただいたスウェーデンの野鳥図鑑を、川上さん宅の勉強会で見ていたところ、 見られる種類は亜種を含めた場合は300種程度でしょうか。亜種を含めない と230種くらいでした。日本の500種以上というのは多い方でしょうね。 それだけ自然が多様だといえるのでしょう。また、日本でみられる種類と同じ ものも多いようでしたが、学名が同じでも少し違う、亜種がいろいろあること がわかりました。日本の鳥を良くみていれば、ヨーロッパでも楽しめそうです ね。いつになるかは分かりませんが(^_^;)。 #いつもより疲れました 阿部です。昨日Haugさんの奥様、Milleさんからご丁寧なお手紙を頂き、 自主探でのスナップ数枚と、プレゼントまで同封されていました。星さんへの手 紙のコピーも文面の通り同封されており、参考になりました。久保氏へのお礼も 書かれていたので、早速第4自主探でお会いするのでお伝えしておきます。 アウトドアマンの参考になるので、プレゼントの内容を一言。一つは地面に腰を 降ろすためのマットでした。表面は布張り、裏面はプラスティックフィルムで覆っ た5mm程のウレタンフォームで、切れ込みがあり4っ折りでき、ホックで止め れば広がらずマウンテンパーカのポケットに納まります。日本では見たことのな い優れものです。ご夫妻が持参されていたのと同じものでした。もう一つは、星 さんのものと同じでしょう、腰の後ろのベルトに付ける反射テープのついたクリッ プでした。これも奥様が探鳥会で、同行した小学生の女の子にプレゼントしてい たものでした。奥様のお気使いに感謝。 <ご夫妻の来日の経緯> Wed, 28 Oct 92 17:23:08 PST 青木所長からの電話の件ですが、そもそも、青木所長が ISS(電子交換国際会議) の論文委員長をしており、Haugさんがその委員であるという関係でよく知ってい たようです。そのためHaugさんから望遠鏡を買うに当たってのアドバイスを求め る手紙が来て、その手紙が私の方に回ってきたわけです。所長から頼まれたわけ ではないのですが、せっかく来るのならバードウオッチングについて必要な情報 を提供しますよと、手紙を出したことがきっかけで、阿部さんのグループを紹介 することになりました。日にちと場所がピッタリでよかったです。私も所長から 礼がありました。よもかく有難うございました。 実はナチュラリストサークル結成の動機の一つに、外国から沢山のお客さんが研 究所を訪れてますが、その中にはナチュラリストもいるだろう。我々の存在が知 られていれば何かコンタクトもあるだろうということでした。初めてそれが生か された訳ですね。星 --- <Milleさんからの手紙> Tue, 17 Nov 92 18:11:51 +0900 話は変わりますが、阿部さんから手紙の和訳の依頼がありましたので、あらまし を紹介します。Haugさんから前にお礼のFAXが来た際に、鎌倉の残された自然のト レールを歩けてよかったが、そこもそのうち壊されるかもしれないという話を聞 いたとありました。そこで、私から日本の都市近郊の自然は固定資産税の仕組み から、山間部の自然はゴルフ場の開設と、輸入材が安いため植林地の維持ができ ないことが主な理由で壊されつつあるということを返事に書きました。Mille Haugさんからの今回の手紙はそれを踏まえて、スエーデンの状況を紹介してくれ たものです。以下が手紙の概要です。 「スエーデンで絶滅の危機にある鳥として数年来ハヤブサ、オジロワシ、ワシミ ミズクの保護に力を入れいている。その方法としては、卵や鳥が盗まれないよう に巣の監視をする、交通事故などで怪我した鳥を保護し繁殖を試み、その若鳥を 放鳥する。鷲の場合は冬期に決められた場所に餌を置いてくる、などです。毎年、 外人が、時には地元の人の協力も得て、卵や鳥を取りに来る。そのため監視組織 が作られ、巣を監視するばかりでなく、付近に怪しいものがいるかも見張り、い た場合にはある電話番号または警察へ知らせる。  哺乳動物にも絶滅の危機にあるものがある。Canis lupus(オオカミ)は20-25、 Ursus arctos(ヒグマ)は800、Gulo gulo(クズリ:イタチ科)は200、Lynx lynx(オオヤマネコ)は200頭しかいない(訳者注、残念ながら図鑑がなく学名か ら和名への変換はできません。*最後は英語と同じなのでヤマネコの一種でしょう。 ちなみに鳥の名も学名で書かれていましたがこちらは図鑑があるため和訳しまし た)。これらは専門家ばかりでなく該当地の一般の人も観察しており、無線発信 機をつける場合もあり地上ばかりでなく空からの観察もされている。これらは狩 猟の対象にはならないとしても、家畜への被害があり、問題を引き起こしている。 それに対する対策として、ラップ人のトナカイが殺された場合に補償する方法が とられているが、過剰申告があるようだ。そのためラップ人居住地域に住む野生 動物の数を推定しそれに基づき補償額を決めるという案が検討されている。 *三田さんが学名を調べてくれました。  日本の状況についての説明は興味深かった。スエーデンの方が状況はよいよう だが、やはり道路などを作るさいに論争が起こる。大抵の場合保護した方が賢明 な選択になっている。」 以上です。 星 ------ <Milleさんへの礼状> 親愛なるMilleさん、 ご返事が遅れてしまいましたことをお詫びいたします。また、たいへん役に立つ プレゼントを送っていただき、感謝いたします。それらの品物は、貴方がたを御 案内した、久保氏に使っていただくことにしました。久保氏はたいへん喜んでお ります。久保氏からはどうぞよろしくということでした。 鎌倉での自然観察会では、とても楽しい時を過ごすことが出来ました。私達のグ ループにとって外国のお客様とご一緒するのは初めてのことでしたが、忘れるこ との出来ない、素晴らしい思い出になりました。 また、スェーデンにおける自然保護の現状についての興味深い話をありがとうご ざいました。密猟者に悩まされるのは、どこの国も同じなのですね。鎌倉でも、 我々の架けた巣箱から、「ヤマガラ」の雛を盗まれる被害が出ています。誠に悲 しむべきことですが、国立公園と違い、レンジャーを置くことが出来ないのが悩 みです。 最近になり、わが国でも、生態系に配慮した河川の護岸工法や、猿が渡るための 高速道路に架かる橋が作られるようになり、これらのことがニュースで紹介され るようになったのは、一つの進歩といえるでしょう。 また、いつの日にかお会いすることができますよう、希望しています。                                 敬具 <盛岡氏による英訳> January 18, 1993 Dear Mr. & Mrs. Haug,  I am terribly sorry that it took so long to reply your letter and to thank you for the wonderful gift you sent to our club. A major reason for the delay is, as a matter of fact, that it was rather difficult to find a translator and the person I asked was rather busy. We wondered who would be most qualified for the gift and decided to give it to Mr.Kubo who showed you around during the tour. He was very pleased to receive the gift and asked me to give the warmest regards to you.  We really had a good time with you at the bird-watching tour in Kamakura. It was in fact for the first time that we had visitors from abroad and I'm sure it will be an unforgettable good memory for us. I also enjoyed reading your letter about the present situations of the environmental protection movements in Sweden. I understand that illegal hunting is a common problem all over the world. In fact, to our great sorrow, we recently had a baby Parus varius stolen from our nest box we had set in Kamakura. I wish we could have forest rangers available in Kamakura just as ordinary National Park zones do. Yet, some progress has been made recently regarding the environmental (or ecology) protection schemes in Japan; there have been news reports on an ecology-minded river-bank construction method and a bridge construction over the highways for monkeys to cross! Well, Thank you again for you kind letter and generous gifts. We really hope to have a chance to see you again some day. Sincerely, 目次へ
【場 所】 北鎌倉 山崎の谷戸 【年月日】 1992年11月22日(日) 【時 刻】  9:20〜15:09 【天 候】 晴一時曇 【参加者】 26名 【観察種】  1.ウミウ 76羽  13.ジョウビタキ   25.ウソ  2.トビ     14.シロハラ    26.シメ      3.コジュケイ    15.ツグミ      27.スズメ      4.キジバト     16.ウグイス     28.ムクドリ     5.ヒメアマツバメ  17.エナガ      29.カケス      6.カワセミ     18.ヤマガラ     30.オナガ      7.コゲラ      19.シジュウカラ  31.ハシボソガラス 8.キセキレイ    20.メジロ     32.ハシブトガラス  9.ハクセキレイ   21.ホオジロ     番外 ドバト 10.ヒヨドリ     22.カシラダカ    11.モズ       23.アオジ                 12.ルリビタキ  24.カワラヒワ        昨日の嵐の様な天気がうそのように、からりと晴れ渡り、爽やかな日和です。 JRの久里浜駅で、横須賀在住の宮脇さん、松田さんと待ち合わせてご一緒し ました。途中で小林さんがすぐ後ろの席におられて合流しました。宮脇さん、 松田さんはサシバの渡り調査の時、武山のアゼリアハウスでお会いした方達で、 お若いのにもう10年も鳥見をされているという頼もしい方達です。宮脇さん からは10年来の武山地区でのタカの渡りの貴重なデータを提供していただき ました。紙面を借りて、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 (_ _) この日は2ヶ月ぶりに谷戸の水質調査を実施しました。わたしは調査班でpH 担当。鳥見は二の次でした。他の方達は、4班ほどに別れて、各地点で、鳥達 の行動調査を行いました。 谷戸では地元の「山崎の谷戸を愛する会」の方達が「谷戸祭り」を催されてい て、自分達で焼いた炭でのバーベーキューや、写真などの展示をされていまし た。通りかかったときに、焼き鳥などをご馳走になってしまいました。おいし かった!鳥は鶏でした、念のため(^_^;) 帰りがけに「老人の畑」でのタカ類の自主調査から引き上げる遠藤さんさんに お会いしたら、ハイタカと数十羽のヒメアマツバメを観察されたとのこと。上 記記録には載せていませんが、プラスしておいてください。正式には会報「瓦 版」をご覧ください。 それにしても遠藤さんのハマリ方は大変なものです。すっかりタカに狂ってし まわれました。K.K.氏宅での勉強会では、これから遠藤さんのことをタカ 中毒、略して「タカチュウ」と呼ぶことに衆議一決したのでした。(^_^;) 会社の忘年会を泊まり掛けで27日に鎌倉でやるので、翌日観察会を源氏山、 山崎で行うことにしました。今のところ、同僚が1名参加する予定です。 #さて、何人集まるか? 目次へ
 【場 所】 鎌倉源氏山周辺(神奈川県鎌倉市)  【年月日】 1992年12月13日(日)  【時 刻】  8:30〜11:55  【天 候】 晴  【参加者】 30名  【観察種】   1.アオサギ     11.ルリビタキ    21.アオジ       2.トビ       12.アカハラ     22.クロジ       3.ノスリ      13.シロハラ     23.ウソ        4.コジュケイ    14.ツグミ      24.カワラヒワ     5.キジバト     15.ウグイス     25.シメ        6.コゲラ      16.エナガ      26.スズメ       7.キセキレイ    17.ヤマガラ     27.ムクドリ      8.ハクセキレイ   18.シジュウカラ   28.カケス       9.ヒヨドリ     19.メジロ      29.オナガ      10.モズ       20.ホオジロ     30.ハシボソガラス                          31.ハシブトガラス                          番外 ドバト お天気が心配でしたが、天気予報に反して、雲一つ無い青空に。 午後の忘年会の会費をTさんが集めて回る。ふふふ、楽しみじゃー! いつものコースを、いつものゆっくりペースで歩きます。  ハシブトガラスをフィールドスコープに入れて、瞬きの様子を見てもらいまし た。瞬膜の動きがよく見えたでしょうか? 御成通りの「おとぎプロ」(漫画家 横山隆一さん宅)の塀越しに見えるハヤ トウリの白い実に話題が集まる。キーウィーフルーツはもう収穫した後でした。 諏訪神社では紅葉した樹木に眼がいく。カエデ、ハゼ、コナラ等々。 左助稲荷の参道では、シメがでました。私にはよく見えましたが、慣れておら れないビギナーの方のなかにはは双眼鏡に入らない方も。ちょっと前までは、 私もそうでした!(^_^;) 崩れた斜面が工事中でしたが、遺物が出たとかで、中断しています。鎌倉はど こ掘ったって、遺跡や遺物だらけでしょうねぇ。工事の方も大変です。 早めに鳥合わせをして、銭洗い弁天脇を通って渡辺さん宅の庭に直行。彼の家 はここ一帯の大地主だそうで、庭にはなんと岩をくり貫いたトンネルを通って 行くのです。庭の一角には戦前のベンツが置いてあります。動きませんが(^ _^;)。T女史、松浦さん等が既に落ち葉を集めて焚火をして、準備万端整えて いました。葛切りで有名な「みのわ」からは、おしるこの差し入れが。お芋は おき火の中に。椎茸、ウインナソーセージを竹に刺して焼いたり、ビールは山 ほどあるし、甘党も辛党もご満悦。 廣晃さんは、落ち葉をラミネートしたカードを持って来ていて、本多さんのお  子さん達に落ち葉あてクイズをしていました。同じ種類の落ち葉を集めるとい  うもので、裏にはその木の名前が書いてあります。慣れれば名前を言ってその  葉を集めるという、「落ち葉カルタ」もできます。大人も混じって楽しんでし  まいました。あー楽しかった! #幹事さん、ご苦労さまでした 目次へ