1999/9/9
2001年宇宙の旅 | やはり、SF映画の金字塔といえば、これ。30年以上前の作品というのが、まったく分からないほど、優れた技術で魅せる作品。この映画のおかげでフロントプロジェクションという手法が定着したという。 |
惑星ソラリス | 2001年宇宙の旅と、甲乙つけがたい作品。前者が人間を超越したところに存在する無限の宇宙を予感させるのに対し、この作品は人間の内面に問いかける宇宙という、極めて難しい題材を扱っている。タルコフスキーの映像は詩的で、静かな感動を呼び起こす。 |
ブレードランナー・ディレクターズカット版 | シド・ミードが美術、ヴァンゲリスが音楽、映像派のリドリー・スコットが監督、そんでもって原作がフィリップ・K・ディックで、面白くないはずがない。名演技を見せたルトガー・ハウワーの存在も忘れられない。 |
ターミネーター | みんな、2のほうが良かった、と言うが、芸術の域まで高めた映画は第一作だろう。低予算でありながら、これほどすごいSFを作り出した若き日のジェームズ・キャメロンは見事だと思う。音楽も2は素晴らしいが、1の粗削りな音楽も忘れられない。 |
未来世紀ブラジル | 暗いのに、なぜかレトロでおかしい「ブラジル」ワールドは、非常に独創的で目を見張る。 |
デリカテッセン | こんな未来はいやだが、住民は不思議に明るい。これも美術センスと音楽に魅せられる。 |
ET | 子供の気持ちを子供の視点でとらえたスピルバーグの傑作。 |
時計仕掛けのオレンジ | キューブリックの未来世界はなぜかくも冷たく残酷なのか・・・。 |
博士の異常な愛情 | ブラックユーモアの傑作。エンディングの背筋の凍るような笑いは忘れられない。 |
バックトゥーザフューチャー1.2.3 | これほど面白い映画はないと思った。何より脚本が素晴らしい。 |