フェイス・オフ

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　顔をひっぱだいて入れ換えるという奇想天外のストーリー。しかし、そこに家族や友情などが加わってきて、銃撃戦も監督の味も大きくあり、ダイナミックな大作である。『ブロークンアロー』の時みたいに爆発が多いわけでない。だからといって面白くないわけでない。最後にちゃんと見せ付けてくれる。しかし、今回の映画は爆発よりも銃撃戦だろう。相当な弾丸が使われていることだろう。当然ながら二丁拳銃横飛びもあり、五人で狙いあうという新しい試みもある。ラストは少し気にくわないが、すごい迫力で迫ってくるのだ。誰にもにいいところと悪いところがある、という監督の言葉通りに二人が演じている。いつものカメラワークなのだが、今回は動きすぎで少し悪酔いを起こしそうである。ぜひ大音響の映画館で。