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一般常識 |
問1 小型船舶の船長の心得として適当でない物は、次の内どれか。 (1)余分の救命胴衣を保有していても、定員を超えて乗船させてはならない。 (2)気象や海象の悪化が予想される場合は、出航を停止しなければならない。 (3)航行中は、雲ゆきや風向を見て気象の変化に注意しなければならない。 (4)短時間の航海の時以外は、出航前の点検を行わなければならない。 |
問2 航海計画を立案する場合に小型船舶の船長の心得として適当でないものは、次の内どれか。 (1)夜間の航海は、できる限り避けた方がよい。 (2)自主的な判断をしやすい様に、できる限り単独で航海するほうがよい。 (3)暗唱の多い水域からは、離れて航行する方がよい。 (4)天気が悪くなった場合の避難場所を決めておく方がよい。 |
船舶概要 |
問3 排水型船の代表的な船型は、次の内どれか。 (1)V底型 (2)平底型 (3)双胴型 (4)丸底型 |
問4 下図は、小型船舶の船体の断面をあらわした略図である。”ブルワーク”は図中(ア)〜(エ)のうちどれか。 工事中 |
問5 大型船舶の船尾部に、船名と共に記されているものは、次のうちどれか。 (1)所属会社 (2)国籍 (3)船籍港 (4)総トン数 |
航 海 |
問6 びょう泊する為に底質の確認をしたい時は、次の内どれを用いるのが最も適当か。 (1)レーダー (2)音響測深機 (3)手用測鉛 (4)圧力ログ |
問7 磁気コンパスの方位の読み方として、045°の反方位は点画式では次の内どれか。 (1)NE (2)SE (3)SW (4)NW |
問8 次の灯質(図解)のうち、”Iso”を表すものはどれか。 工事中 |
問9 日本の浮標式によると、下図に示す灯浮標のうち、”左舷灯浮標”はどれか。 工事中 |
問10 海図に記載されている山の高さは、どの水面からの高さを示したものか。 (1)高潮面 (2)低潮面 (3)平均水面 (4)略最低低潮面 |
問11 水深や高さの基準面を示した下図において、(ア)の海図図式として正しいものは、次の内どれか。 工事中 |
問12 潮汐について述べた次の文の( )の中にあてはまるものは、下のうちどれか。 ”潮汐”とは、月と太陽の引力作用により、海面が上下する動きをいい、高潮から次の高潮迄の時間は、一般的に約( )である。 (1)4時間 (2)6時間 (3)8時間 (4)12時間 |
問13 海図上で距離を測る方法について述べた次の文の( )の中にあてはまる最も適当なものは、下のうちどれか。 2地点間の距離を測る場合には、両脚器(ディバイダ)の2本の脚を2つの地点に当て、次に( )の上に両脚器を移して距離を求める。 (1)経度尺 (2)緯度尺 (3)縮尺 (4)コンパス図 |
問14 平均速力12ノットで、A地点から42海里離れたB地点へ航行する場合の所要時間は、次の内どれか。 (1)3時間00分 (2)3時間30分 (3)4時間12分 (4)5時間38分 |
問15 狭水道において、船首方向にある2物標の見通し線上を航行中の船舶が、他の物標の方位線を利用して船位の確認を行う場合、最も有効な方位線を得る事が出来る物標の方向は、次の内どれか。 (1)船首から4点方向 (2)正横方向 (3)正横後4点方向 (4)船尾方向 |
運 用 |
問16 船体を構成する部材のうち、”キール”の設置場所として正しいものは、次の内どれか。 (1)上甲板上のげん側 (2)船底外板のわん曲部 (3)船底の最下中央部 (4)船側外板の中央部 |
問17 ”フェンダ”の使用目的として最も適当なものは、次の内どれか。 (1)係船索を係止する。 (2)係船索を巻取る。 (3)船体の外げんを保護する。 (4)船体の汚れを落とす。 |
問18 いかりの”は駐力が強い”とは、どんな事を言うか、次の内から正しいものを選びなさい。 (1)アンカーロープがいかりに絡みにくい事。 (2)いかりの重量が重い事。 (3)いかりが海底を良くかいている事。 (4)いかりが海底を滑りやすい事。 |
問19 結索の図とその名称を示した次の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。 工事中 |
問20 小型船舶の操船について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1)追い波を受けて航行すると、舵の効きが悪い。 (2)おもてあしで航行すると、舵効きがよい。 (3)浮流物は、船首波で排除して航行する。 (4)変針する時は、舵をいっぱいにとる。 |
問21 びょう泊に関する用語のうち、”走びょう”の説明として正しい物は、次のうちどれか。 (1)アンカーロープが切れる事。 (2)いかりがひける事。 (3)アンカーロープを伸ばす事。 (4)いかりが絡む事。 |
問22 航行中の小型船舶の荒天準備として適当でないものは、次のうちどれか。 (1)救命胴衣の着用状況を、全員について再確認する。 (2)移動しやすい重量物は、高い所に固定する。 (3)ハッチ、ベンチレータなどの開口部を密閉する。 (4)ビルジポンプの作動状況を確認し、バケツの用意等をする。 |
問23 浮流物の多い水域を航過した後、しばらくの間特に注意した方が良いのは、次のうちどの計器か。 (1)電流計 (2)燃料計 (3)冷却水温計 (4)潤滑油圧計 |
問24 航行中の小型船舶のビルジが異常に増加した時に、点検する箇所として適当でないものは、次のうちどれか。 (1)船内機船ではスタッフィングボックスからの漏水。 (2)機関の冷却水管系の破損。 (3)船底の亀裂。 (4)燃料タンクの空気抜き管からの波の打ち込み。 |
問25 モーターボートで人名救助の為、落水者に接近する場合、風波を受ける方向として最も適当なものは、次のうちどれか。 (1)船首方向 (2)船尾方向 (3)正横方向 (4)正横後4点方向 |
問26 海陸風について述べた次の文のうち、誤っているものは次のうちどれか。 (1)良く晴れた夏の日に海岸地方で吹くことが多い。 (2)風力は弱く、気象庁風力階級の2〜3程度である。 (3)日中と夜間における海と陸の温度差が原因である。 (4)日中は陸から海へ、夜間は海から陸に吹く。 |
問27 南洋方面で発生する熱帯低気圧のうち、その中心付近の最大風速が、毎秒何メートル以上になったものを台風と言うか。次のうちから選べ。 (1)10メートル (2)13メートル (3)17メートル (4)20メートル |
問28 下図は、ある前線の断面図を示したものである。次のうちどの前線を示しているか。 (1)温暖前線 (2)停滞前線 (3)寒冷前線 (4)閉そく前線 |
問29 次の気象要素のうち、日本の地上天気図に表されていないものはどれか。 (1)気圧 (2)風向 (3)風力 (4)視程 |
問30 航行中の船舶がトップヘビーであることが分った場合、これに対応する処置として適当でないものは、次のうちどれか。 (1)上部にある物で、移動出来る物は下方に移す。 (2)打ち込んだ海水や降雨等の排水をよくする。 (3)波の周期と船の動揺周期とが一致しない様な速力をとる。 (4)風浪を横方向から受ける様に針路を変える。 |
機 関 |
問31 電気点火機関の付属装置について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A) オイルポンプはVベルトによって駆動され、エンジンオイルを各摩擦部へ圧送している。 (B) キャブレターは霧吹きの原理により、燃料を微粒化して、空気との混合気を作る。 (1) (A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
問32 小型高速ディーゼル機関の運転中、機関から聞き慣れない音がした場合、まず最初にとるべき処置は、次のうちどれか。 (1)潤滑油を補充する。 (2)機関の回転数を下げる。 (3)潤滑油フィルターを交換する。 (4)燃料油を補給する。 |
問33 船内外機船のドライブユニット内に動力伝達装置として組み込まれているものは次のうちどれか。 (1)クラッチ (2)はずみ車 (3)チルトピン (4)リモコンレバー |
問34 容量100Ahのバッテリーから5Aの電流を流した場合、何時間使用出来るか。次の内から選べ。 (1)10時間 (2)20時間 (3)100時間 (4)500時間 |
問35 速力12ノットで航行する場合、1時間あたり25リットルの燃料を消費する船が、同じ速力で24海里進む時の燃料消費料は何リットルか。次の内から選べ。 (1)12リットル (2)24リットル (3)50リットル (4)75リットル |
法 規 | ||||||||
問36 海上衝突予防法に規定する”衝突のおそれ”について述べた次の文の( )に当てはまるものは、次の内どれか。 接近して来る他の船舶のコンパス方位に明確な変化が認められる場合においても、大型船舶もしくは( )に接近し、又は近距離で他の船舶に接近するときは、衝突するおそれがあり得る事を考慮しなければならない。 (1)漁ろうに従事している船舶 (2)工事、作業に従事している船舶 (3)着水して滑走中の水上航空機 (4)えい航作業に従事している船舶 |
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問37 海上衝突予防法上、船舶は狭い水道でやむを得ない場合以外、どのような事をしてはならないと定められているか。次の内から選べ。 (1)漁ろうを行う (2)並列して航行する (3)他船を追いこす (4)びょう泊をする |
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問38 航行中の2隻の動力船が、真向かいに向き合い衝突するおそれがある時、両船が互いにとらなければならない航法として、海上衝突予防法上正しいものは次の内どれか。 (1)針路、速力を保持する (2)針路を左に転じる (3)針路を右に転じる (4)速力を落とす |
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問39 夜間、航行中のAの動力船が、その左舷前方に下図に示す様な灯火を表示して接近して来る他の船舶を認め衝突する恐れがある時、海上衝突予防法上、A船がとらなければならない措置として正しいものは次の内どれか。 (1)他の船舶が右変針するまで、針路を保って航行する (2)速力を増してから、短音5回の汽笛信号を行う (3)大幅に動作をとり、他の船舶の針路を避ける (4)その時の針路と速力を保って航行する |
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問40 下図に示す様に、航行中のA船とB船が互いに進路を横切り、×印の付近で衝突する恐れがある時、海上衝突予防法の規定によりB船が避航しなければならないのは、図1〜4の内どれか。
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問41 下図は、夜間航行中の動力船(長さ50メートル未満)が海上衝突予防法の規定により表示している灯火を示したものである。(正横方向から見えない灯火も図示してある。)図中(ア)の灯火の色は、次の内どれか。 (1)白色 (2)黄色 (3)緑色 (4)赤色 |
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問42 乗り上げている船舶が、海上衝突予防法の規定により昼間、表示しなければならない形象物であって下図の(ア)の位置に揚げなければならない物は、次の内どれか。 (1)● (2)◆ (3)▲ (4)■ |
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問43 船舶は障害物がある為、他の船舶を見る事が出来ない狭い水道等のわん曲部その他の水域に接近する場合は、海上衝突予防法の規定によると、どのような汽笛信号を行わなければならないか、次の内から選べ。 (1)短音5回以上 (2)短音1回、長音1回 (3)長音1回 (4)長音1回 |
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問44 海上交通安全法の規定により、危険物積載船が国際信号旗の第1代表旗の下に掲げなければならない旗の色は、次の内どれか。 (1)白色 (2)黄色 (3)赤色 (4)青色 |
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問45 海上交通安全法に定める航路内で、長音1回に引き続く短音1回の汽笛信号を行っているのは、どのような船か? 次の内から選べ。 (1)他の船舶の左舷側を追い越そうとしている (2)他の船舶の右舷側を追い越そうとしている (3)航路ないの左側に寄って航行しようとしている (4)航路ないの右側に寄って航行しようとしている |
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問46 港則法の航路における一般的な航法として誤っているものは、次の内どれか? (1)航路を航行する船舶は、航路外から航路に入ろうとする他の船舶の進路を避けなければならない。 (2)航路内で、他の船舶と行き会う時は、右側を航行しなければならない。 (3)航路内では、他の船舶と並行して航行してはならない。 (4)航路内では、他の船舶を追い越してはならない。 |
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問47 港則法に規定する”港内における制限事項”のうち、雑種船に適用されないものは、次の内どれか。 (1)みだりに係船浮標もしくは他の船舶に係留してはならない。 (2)特定港に出入りし、又は通過するには航路によらなければならない。 (3)他の船舶に危険を及ぼさない様な速力で航行しなければならない。 (4)みだりに汽笛又はサイレンを吹き鳴らしてはならない。 |
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問48 船舶職員法に定める海技従事者の免許等について述べた次の内誤っているものはどれか。 (1)船長として乗船する場合には、海技免状を船内に備えておかなければならない。 (2)海技免状は、他人に貸したり譲ったりしてはならない。 (3)氏名が変わった時は、海技免状の訂正を申請しなければならない。 (4)海技免状の有効期間は10年で、満了の際には返納しなければならない。 |
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問49 船舶を初めて航行の用に供するときに行う精密な検査を、船舶安全法上なんと言うか。次の内から選べ。 (1)定期検査 (2)臨時検査 (3)製造検査 (4)特別検査 |
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問50 船舶法に定められている事項は、次の内どれか。 (1)日本人船員の乗組み (2)危険物の運送 (3)不開港への入港 (4)外国漁船の日本領海内操業 |