●1907
サバイノ/ミラノスカラ座O
フーグエ、パオリ、ピニコルシ、チガダ、バディーニ [BONGIOVANNI]
最初の全曲録音。レオンカヴァッロ自身による監修。
●1934
ギオーネ/ミラノスカラ座O
パチェッティ、ジーリ、ネッシ、バジオーラ、パーチ [Nimbus]
ジーリが素晴しい。
●1953.1
チェリーニ/RCAO、ロバートショウ合唱団
ロサンヘレス、ビョリンク、フランケン、ワーレン、メリル [EMI/RCA]
何といってもワーレンのトニオが素晴しい。そして二枚目メリルのシルヴィオ。バリトンが二人揃った録音。
ロサンヘレスとビョリンクも素晴しいので、聴き応えのある重量級の演奏になっている。
合唱が実に良く訓練されて、素晴しい自己主張を聴かせている。各幕開幕の合唱にカットがあるのはもったいない。
●1954.6.12-17
セラフィン/ミラノスカラ座O
カラス、ステッファノ、モンティ、ゴッビ、パネライ [EMI]
ゴッビのトニオが良い。ステッファノはちょっと無理がある。
●1959
プラデッリ/ローマ聖チェチーリア音楽院O
トゥッチ、モナコ、パルマ、マックニール、カペッキ [LONDON]
モナコのスタジオ録音。
パルマの歌うペッペのセレナータが声に無理がなく実に良い。
●1961.10.21 NHKイタリアオペラ、ライヴ
モレッリ/NHKSO
トゥッチ、モナコ、ピリーノ、プロッティ、ドラーツィ [RODOLPHE]
モナコ伝説の東京ライヴ。
●1961.10.25 NHKイタリアオペラ、ライヴ(LD)
モレッリ/NHKSO
トゥッチ、モナコ、ピリーノ、プロッティ、ドラーツィ [KING]
上記とは別テイクか?
●1965.9-10
カラヤン/ミラノ・スカラ座O
カーライル、ベルゴンツィ、ベネッリ、タディ、パネライ [DG]
キャスト全部が過不足なく、しかも音楽的に美しい。
劇的迫力より、声と音楽の美しさに重点を置いた演奏。
●1983
プレートル/ミラノ・スカラ座O
ストラータス、ドミンゴ、アンドレオッリ、ポンス、リナルディ [PHILIPS]
ゼッフィレッリ映画のサントラ。
●「23の『衣装を付けろ』」[BONGIOVANNI]
1907年録音のカルーソから、1944年のビョリンクまで、23人のテノールによる『衣装を付けろ』。
やはりカルーソが声、表現ともに力強く傑出している。
33才のビョリンクによるあふれ出る美声。
その他にも、ラウリ=ヴォルピ、マルティネッリ、メルヒオール、ジーリ、ロスヴァンゲ、等々。