★初代くにおくん　
テクノスジャパン/スーパーファミー

＊現在このソフトは所有しておりません、細かい間違い等あると思いますが、
雰囲気だけは伝わるかと思います。

初代熱血硬派くにおくんは 「ときめきメモリアル」（以下ときメモ）みたいに
高校生活をシミュレーションしたバリバリで夜露死苦なアクションRPGです。
はい！間違いありません。(・・・多分)
しいて言えば恋愛要素が無いだけです。
ゲーム画面が無いのでイメージイラストです

主なストーリーは

修学旅行で大阪にやってきて、
大阪連合と大阪連盟の抗争に巻き込まれるという
ドッキ☆ドキ☆のシュチュエーションで展開していきます。

ゲームはくにおくん達が大阪に到着する所から始まります。
とりあえずくにおくんは仲間とホテルで待ち合わせる事にして、一人で大阪見物を始めます。
だって熱血硬派、一匹狼だもん。

なんだか派手なカッコのお兄さん達がくにおに喧嘩を売ってきます。

♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・・（戦闘BGM）

ここで漫画ならあっという間に片ずけるんですが、このゲームはARPG、
はじめはくにおも弱っちいので、大苦戦！ 何とか敵を倒したくにおくん、戦い慣れてないせいか、
もうボロボロだ

そんなくにおくんに女子高生がかけよってきました。
女の子「きゃっ！大丈夫？」
くにおくん「こんなのへっちゃらさっ！」
こんな会話が妄想の中で展開されます。

「なにメンチきっとるねん！」

♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・（戦闘BGM）
もうボロボロだ
女子高生にボコボコにされるくにお
シリーズ中最高に情けないくにお

気が付いたのはホテルの中、
大阪ってなんて怖い街なんだ!（大阪在住の方すみません）

ここはＲＰＧの基本、情報集めに精をだすことにします。
「○○のお好み焼はうまいでー」（飯は食えません）
「あんまり街の人いじめてるとお巡りさんが来るで」（来ません！）
「俺は空手をやってるんや、通信教育やけど」（あんたのことはきいてない）
全く役に立たない情報ばかりです。
っていうか10種類くらいしか会話がないんですけど、 最後まで

くにおくんはこれ以上の情報収集は意味が無いと考え、 ホテルの外に出て、経験値稼ぎに興じることにしました。

「ふざけんやないでー！」（なにもしていません）
♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・・（戦闘BGM）
街の住民がいっせいに逃げていきます。 なんだこの辺のツッパリ君達か！
画面外から走ってきたのはどう見ても一般学生、
おいおい坊ちゃんたち、ボクちゃんはアウトローだぜぇ、 よく相手を見てから喧嘩をしなよ。

ドカッ！バキッ！ゴスッ！
地面に突っ伏していたのはくにおくんの方、

そう言えばさっき女子高校生に袋叩きにあったよネ。

ピーンチ！最強の番町くにおくん、 いえど 戦闘民族「大阪人」にして見れば
そこらの女子高校生と同じ位の戦闘力です！
逃げようにも皆殺しにしないと、戦闘は終了しません。
熱血硬派に「逃げる」と言う選択肢はないのです！

戦闘中も学生達はしゃべり続けます。（メッセージウインドウにリアルタイムに表示される）

「なめるんやないでー！」
「このボケェ！」
「かんにんしてや」
「いてこましたろか！」
普通に話しかけた時よりも圧倒的にメッセージ量が多いのはどういうことか？

なんとか学生たちを撃退、点滅しながら土に返る学生たち
戦利品にプリペイドカードを手に入れた。
・・・これってカツアゲじゃあ・・・

プリペイドカードはお金の代わりで、自動販売機でアイテムを購入します
武器や防具もここで購入します
ドクロの指輪（指輪は武器に相当します）とか虎の裏地（防具に相当します。熱血硬派は見えない所でおしゃれする）
とかメリケンサック（指輪じゃないよコレ）とかかなり怖いんですけど・・・
さらにこの自動販売機、商品まで自動に選んでしまう優れもの
なめんなよ

◆弱気を助け強気を挫く

くにおくんは経験値稼ぎに興じる事にしました。
さてロクな情報をくれない街の住民ですが、このほど彼らの役目がわかりました。
彼らは歩くサンドバックです。
このゲーム攻撃を当てただけで経験値が入るシステムなので 一般人でも同じように、経験値が稼げます
って言うかこれがこのゲームの醍醐味です。
突然殴り倒す、胸ぐらつかんでヒザを入れる、倒れた所に蹴り入れる、
←死ぬまで入ります

満たされるくにおの欲望

反撃される恐れが無いので経験値稼ぎに多いに貢献するでしょう。

ある程度レベルが上がったので、意気揚揚と表道りで暴行に明け暮れる、くにおくん、
ときたま戦闘になりますが、
一般人なんかに負けはしません、
調子に乗って裏通りを進むくにおくん、 なんだか気合の入った学生が多いなあ、
♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・・（戦闘BGM）派手な学生に囲まれるくにおくん、

う げっ！ トビゲリ食らう、くにおくん
さすがにツッパリ君たちは強いです。

これ以上戦闘になるのはカンベンなので、さっさと表通りに戻るくにおくん

くにお「なにガンつけてんだよ！」

一般人に八つ当たりするくにおくん
経験値アップ！(^0^)/

くにお「げっ！ここ、気合の入ったおにーさんがいっぱいだ」

戦闘になると怖いのでもと来た道に引き返すくにおくん、

くにお「なに笑ってんだよ、テメェ！」

女生徒に暴行を加えるくにおくん、
経験値アップ！(^0^)/

シリーズ中、最も正直なくにおくんに会えます

そんなこんなでイベントを進めて行くと、イベント上、仲間が一緒についてくることがあります。
彼らは戦闘になると共に戦ってくれますが コイツラ役に立ちません、
さらに戦闘中のドサクサにまぎれて 味方に殴られる事態が頻繁に発生します。

敵を殴ってもほとんどダメージにならないくせに、
この時ばかりとシャレにならないダメージを受けます 嫌がらせに来てるのか？

いいえ、彼らはくにおにとってなくてはならない人たちです。
レベルアップごとにくにおくんは新しい技を獲得していきます、
街中で練習しようにも、すぐ喧嘩になるので非常に危険です。
そんな時こそ、仲間の力が必要です！
ホテルの自室なら喧嘩を売られることはありません
ホテルの自室につれこんで、サンドバッグだ！
「オラオラオラオラ！」
これってイジメじゃあ・・・

仲間と言えば
このゲームは二人同じプレイも可能です。
「二人で力を合わせればどんな敵でもへっちゃらさっ！」

難易度急上昇！

敵が強くなるわけでもなく、一度に出てくる数が増えるわけでもありません。

一撃死亡の危険性が増すのです。

そうです、もう1人の味方の攻撃を食らうと即死です
10レベルほど離れていれば瀕死の状態ですみます

二人同じプレイでも緊張感が揺るぐ事はありません！

くにおくんたちは、徒歩のほかに地下鉄を利用する事が出来ます。
電車は一定時間ごとにホームに電車が止まります、
電車来ないなー。 あっ！来た来た
「なめるんやないでー！」
♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・（戦闘BGM）
なにー！ 仕方なく応戦
ドカッ！バキッ！ゴスッ！
まだ応戦中 ドカッ！バキッ！ゴスッ！

「プァ〜ン」 あっ！行っちゃった！

戦闘中だろうが電車は一定時間たつと容赦なく発車します。
戦闘終了

もうちょっと待ってみる。 あっ！来た来た
「なにメンチきっとるねん！」
♪ちゃらららちゃっちゃっちゃちゃら・・（戦闘BGM）
なにー！ 仕方なく応戦 ドカッ！バキッ！ゴスッ！
まだ応戦中 ドカッ！バキッ！ゴスッ！
容赦なく発車。 「プァ〜ン」 あっ！行っちゃった！
プチッ
貴様らー！許さん！許さんぞー！

よほど運が良くないと電車に乗れません
でも大丈夫 「しんぱい入りませんムームーはあなたをすくいます。」

ホームから降りれば歩いて次の駅まで行けます。
地下鉄道を歩くくにおくん、 他の住民も歩いており、その賑わいは普通の通りと何ら変わり映えありません
ナンの為の電車だ・・

「ガタンゴトン」
あっ電車、
ドコッドコッ！ 線路にいた住民があっという間にマグロ状態（実際は倒れて点滅）
それでもなぜか線路に群がる住民たち、
「ガタンゴトン」 ドコッドコッドコ！
線路に横たわるマグロたち
みんな命懸けで通勤してるんだね。
・・・線路を歩くな

さて、 非道の限りを尽くしたくにおくん、メキメキＬＶアップしていきます、 ツッパリ君ももう怖くありません。
こうなったらとどまる事を知らないくにおくん、
もう、やりたい放題です。
すれ違った一般学生の頭で木刀の試し打ちをしてみたり、
←使い過ぎると木刀が折れます。
会社帰りのサラリーマンにジャーマンスープレックスを決めてみたり
←マジで有ります
そんな愉快な日々を過ごし物語も終盤を差したころ

このゲームのヒロイン的存在ひろ子が最後の敵にさらわれました。

どうやら廃工場に捕まっている模様、 ゾッキーやツッパリ君を蹴散らして進んでいくくにおくん、
今までただの危ない暴漢だったくにおくん、
十分ＬＶアップしているので、派手なおにーさんたちが 何人束になろうとそのたびに蹴散らしていきます。
なんかツッパリ漫画みたいな展開になってきました。
← 百列拳まで使い出す始末・・・
成長したな！くにお、
女子高生にもフクロにされてたころが懐かしいネ☆

ここまで来ると凄い人も出てきます
本田「ガッハッハッハ！よく来たな。」
なんだ、こいつ高校生か！？
←男塾入ってます
ずうたいのデカさとは裏腹に足払い中心のセコい攻撃をしてきます。

マッチョガイを倒し、いよいよ最終決戦です。
最後の敵は高校生の分際でハジキ持ってます。 さすがのくにおくんもハジキにはカナいません、

くにおくんピーンチ！

ここで攻略法、
まずひろ子の後ろに隠れます。
敵はくにおくん目掛けてハジキを撃ちますが、
ひろ子のドタマに当って、 弾を防いでくれます、
そのあと飛び込んで攻撃だ！
敵がダウンしたらまた、 ひろ子の後ろに隠れよう
これを繰り返せば、安全に戦えます。

弱きをたてに強気を挫く！！
最低硬派くにおくん

◆戦い終わって
エンディングで我らがくにおくんがひろ子にこう言います、
「俺も一つ違えばよしひろ（最後の敵）の様になっていたかもしれない」
って、あんた、それ以上の無法者です。

熱血硬派いえど修学旅行ではハメ外したいよネー☆
・・・外し過ぎ

あとがき