年長のさくら組13名がお別れ=現園舎最後の奥玉保育園卒園式
「小学生になったら友達を沢山作って、良く勉強もがんばって」と加藤園長

現園舎での最後の平成19年度一関市立奥玉保育園卒園式が、3月28日午前9時30分から奥玉保育園ホールで行われ、年長でさくら組の13名がお別れをしました。来賓・父母が見守る中、加藤つる子園長からひとり一人に修了証書が渡され、「足の速い○○さん」「生活発表がんばった○○さん」などそれぞれの児童のすばらしさを紹介しました。(写真上左)「多くの行事年長としてがんばってくれました。秋の運動会、生活発表会、夏祭り、敬老会や老人スポーツ大会で地域の皆さんにすばらしい演技ありがとう。小学校でも沢山友達を作って仲良くしてね。」とあいさつがありました。来賓として小野寺篤支所福祉課長補佐(自治区長代理)から「楽しかった保育園ともお別れですね。小学校でも遊びに勉強にがんばって明るい小学生になって下さい。保護者のみなさんおめでとうございます。」、鈴木俊喜奥玉小学校教頭(校長代理)から「4月から10人の友達ができます。約束として早寝、早起き、朝ご飯を食べてきて下さい。入学式でまっています。」と祝辞がありました。メッセージや祝電も紹介されました。 おわかれのことば・うた「思いでのアルバム 春・夏・秋・冬」を思い出もまじえ「ありがとうそしてさようなら。たんぽぽ組・ばら組さん・すみれ組さんさようなら。先生方ありがとう。」と元気な声で行いました。(写真下左)最後にパンジーの鉢を卒園記念に担当した小野文枝保育士さんからいただき会場を後にし、別れを惜しんでいました。4月8日には、幼稚園からくる友だちもまじえ、16名が奥玉小学校に入学します。
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希望〜踏み出そう新たな一歩を〜千厩中学校第8回生129名が卒業
「挑戦して夢希望実現のためにむかってほしい」と励まし=3月17日

 「希望〜踏み出そう新たな一歩を〜」平成19年度一関市立千厩中学校の卒業式が3月17日午後1時から千厩中学校体育館で行われ、第8回生129名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、田中繁校長から卒業証書がひとり一人に授与され、はなむけの言葉として、「3年間で多くのことを学び体験したと思います。一関市内21校中6部門で優勝、ソフトボールは全国ベスト8まで進み、文化面でも多くの活躍がみられた。『新風』のスローガンのもとたくさんの取り組みで体も心も成長した。健全な心と体を鍛えご恩に報われることに感謝して下さい。今、宇宙で活躍している土井隆雄さんのきっかけは太陽の黒点を毎日見ていたそうです。中学校のときの夢実現のため難関を突破し宇宙飛行士になったそうです。挑戦して夢希望実現のため向かって下さい。心と体を鍛えそれぞれの道に一歩ずつ歩み続けてほしい。」と贈られました。市教育委員会告示を宮田文夫教育文化課長が「3年間学習の努力と学校生活での力を培ってきた知恵と力で知性と教養を求め、日々努力を。主体性を持って生活する人間に。」とあいさつがありました。菊地宏雄千厩自治区長・松尾純一PTA会長から「千中で学んだことを誇りし、何を求め何をやりたいのか持ち続けてほしい。後輩に良い手本を見せていただきました。」と祝辞があり、来賓・祝電の紹介の後、「巣立ちの賦(ふ)」が卒業生から3年間のそれぞれの思い出をこめてありました。在校生代表からも卒業のみなさんにと送ることばがあり、卒業生代表から「一つ一つの思い出にありがとうの思いです。私たちも引き継いだバトンを渡せた不安ですが、受け継いでいってほしい。」と在校生に託しました。吹奏楽演奏の中129名が母校に別れを告げました。

6年間の思い出を胸に奥玉小学校第115回卒業式で19名が巣立つ
「「3つの「い」を大切に』」とはなむけの言葉=3月19日

平成19年度奥玉小学校第115回卒業式が、3月19日午前10時から奥玉小学校体育館で行われ、数々の思い出を胸に19名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、三浦哲朗校長から卒業証書をひとり一人に授与しました。校長から「6年前のランドセル姿そして今日の姿、身も心も大成長しました。最上級生のプレッシャーをはねのけて下級生の面倒をみてくれました。大切にしていただきたい「い」の3つのお願いとして、@『命』の「い」、『意志』の「い」、『今』の「い」、大切なのはこの今の「い」であります。そして強く生きて下さい。」とはなむけのことばが贈られました。市教育委員会告辞が紹介されました。小野寺市支所事務長(千厩地域自治区長代理)、高橋元寿千厩中学校教頭(校長代理)、荒川透PTA会長らから祝辞として「6年間色んな人見守られて育ちました。感謝の気持ちを忘れないで下さい。小学校での経験が基礎となります、健全な心と体を鍛え頑張って下さい。」などあり、祝電の紹介の後、卒業生から体育館暗幕の記念品贈呈がされました。 6年生19名が、在校生や来賓、父母、先生方に呼びかけや合唱で「6年間で結ばれた絆を大切にしていきます。在校生の皆さんすばらしい学校にして下さい。」と力強く感謝と別れの言葉をのべました。在校生から卒業のみなさんに「不安な私たちを優しくおし教えていいただいてありがとう。中学生になってもがんばって下さい。」と全員合唱し、いままでつちかった伝統をしっかり受け継ぐことを約束しました。  式の後、父母を代表して、先生方や地域の方々等に謝辞をのべ、卒業生は拍手で送られ、奥玉小学校に別れを告げました。

心と体の健康を保つ交流親睦、健康講話や血圧測定など多彩に
平成19年度高齢者健康増進研修に42名が参加=3.6〜7

平成19年度奥玉地区高齢者健康増進研修(奥玉老人クラブ・奥玉公民館共催)が、3月6〜7日の日程で西和賀町・湯川温泉「高繁旅館」にて行われました。地区内7老人クラブから42名が参加し、交流と親睦を深め、体と心の健康を保つ研修なども行われました。藤野福男奥老連会長から、「今回の研修は、会員相互の親睦と融和そして健康増進の機会であります。高繁旅館の湯につかって心身とも爽やかになっていただき、健康増進を図っていただきたい。意義のある研修になるように。」とあいさつがありました。菅野春彦町下老人クラブ会員の音頭で乾杯のあと、各老人クラブからは謡曲に始まり、詩吟、おいとこなどの工夫の凝らした数々の踊りや得意のカラオケの歌や芸もとびだし、心の健康増進がなされました。 翌日は、岩手看護協会立千厩訪問看護ステーション所長藤野みどりさんを講師にお元気講座「認知証について」の講話と参加者全員の血圧測定をおこないました。平成16年に「痴呆症」から「認知症」へ名称変更になり、現在認知症高齢者は40人に1人の割合になっている。認知症の人には住み慣れた場所での生活が必要で、何が不安や混乱を引き起こす原因になっているか理解してくれる人が必要と言われている。記憶障害、見当識障害などの社会生活に支障をきたすようになった状態が認知症である。治療としては、家族支援、医療と福祉が連携してのケアが必要であり、体の症状が精神状態に直結するので、なにより健康管理が大切ですと話なされました。参加者は昨年より多く、車中でも楽しいお話で終始なごやかに、そして心身とも若くなった感じで帰ってきました。

奥玉題材の「祈りが実る里『地蔵田物語』」を約550名が鑑賞
千厩地域市民劇場どっから座公演で迫真の演技に感動の渦=2.23

千厩地域市民劇場(第6回どっから座公演)「祈りが実る里〜地蔵田物語」が、2月23日、千厩体育館で演じられ、約550名が鑑賞しました。 奥玉に実在する「地蔵田」をテーマにした創作劇で、下野の国(現在の栃木県)から佐之介、政次郎の兄弟が、夢枕に立った地蔵様のお告げにより、奥玉村にたどりつきますが、水不足で水争いが絶えず、村人同士がいがみあっていました。兄弟は、村人の幸せを願い、谷地を水田にし、丸い田んぼで耕作を始めます。働きぶりは、評判ですが、地蔵院に住む、おみつをめぐって騒動が起こりますが、祈りが実り、奥玉神社の勾玉の光が導き、地蔵様が再び村人たちを救うという設定で、奥玉の地名も随所にでてきました。 奥玉地区に伝わる伝説を劇化することから、地区内自治会長・関係者らで構成する実行委員会(菅原一郎委員長)を組織し、側面から支援、ボランティァとして会場準備から当日の交通整理、受付など応援したほか、「大平打ちばやし」も参助出演しました。 公演では、菅原実行委員長が、「平成16年に『地蔵田』を復活し、まん丸の田んぼに田植えをし、地蔵様に奉納し、豊作に感謝している。今日の公演を機会に文化を継承伝えてほしい。」とあいさつし、大場浩俊地蔵院住職が、ステージで「地蔵田」の解説で登場し、幕が開きました。キャスト・スタッフも例年に比べて少ないものの、迫真の演技で、観客を感動と共感の渦に包みました。(写真上は、迫真の演技の舞台。下は、キャスト・スタッフ・実行委員らで)

千厩町ゲートボール協会主催冬期ゲートボール大会=2/4〜8
16チーム参加し熱戦に終止符=中日向チームが優勝に輝く

2月4日から千厩おくらんどを会場に開催された千厩町ゲートボール協会(大会長村上年男)主催の平成19年度冬期ゲートボール大会が、4日から5日間の日程で8日閉幕しました。この大会には千厩地域から16チームが参加して4チーム4組の予選リーグ戦が7日まで行われ、8日の最終日には勝ち残った各組上位2チームの8チームによる決勝トーナメントが行われました。結果は、優勝に中日向チームが輝き、準優勝:王畑チーム(千厩)、3位:夫婦岩チーム(千厩)、敢闘賞:天ヶ森チームの成績でした。奥玉地区から三沢、寺花各2チームを含む8チームが参加し、天ヶ森、寺花A、中日向、町下の各チームが決勝トーナメントに進む熱戦を繰り広げました。

「とうほく蘭展&バラとガ−デニングフェスタ2008」37名参加
会場いっぱいの「はな、華、花」に感激 !=奥玉成人女性講座に

2月2日(土)奥玉公民館と奥玉婦人会共催の成人女性講座移動研修で、「とうほく蘭展」に37名が参加して行われました。半数が初めての「とうほく蘭展」の見学で、とにかく一度見てみたいとの要望から予想以上の多数の参加がありました。バスの中では、参加者の交流が活発で楽しい雰囲気の中、会場に到着しました。自由研修とし、会場内は、テ−マのとおり、蘭とバラとガ−デニングに分かれ、みごとな花でした。ガ−デニングを参考に「我が家の庭も工夫してきれいにしてみたい。」など、たくさんの感想をもち、参加者はひとつひとつ見ていました。帰りのバスの中では、花の綺麗さに心をうたれ、「参加して良かった。」という感想が多く、楽しく充実した研修となりました。

「奥老連第10回お茶ぱたきカルタ大会」で寺花老人クラブチームが優勝
和気あいあいの中で交流、6チーム45名の参加で健康講話も=30日

奥玉地区第10回お茶ぱたきカルタ大会(奥玉老人クラブ連合会・奥玉公民館共催)が、1月30日奥玉公民館日本間で6チーム45名参加のもと開催されました。藤野福男大会長から「老人クラブの友愛活動の一つです楽しみながら頑張って。」との挨拶と畠山春男審判長から競技上の注意があり、トーナメント方式で、村上恵子公民館指導員の「読みます。」の合図でスタート。各老人クラブの男女4人が1組の選手は、日頃の練習成果が発揮され、お手つきがあったりしたものの真剣に絵札と向かいあっていました。(写真左下)競技の結果、優勝は寺花、準優勝は三沢、3位に宝築の各老人クラブが輝き賞状等が贈られました。2月15日には、「第10回一関市老連千厩支部老連お茶ぱたきカルタ大会」も開催されます。 また、終了後に高齢者講座「冬場における健康管理について」奥玉診療所・角田健也先生のお話がありました。「インフルエンザは風邪とは違い熱が出て症状がひどくなることから体調が悪いときは熱を測って見ること。風呂からあがったら体が冷めないうちに寝るように。高齢者の運動は週に1回の運動でも体力が低下しないといわれている。冬場はあまり早く起きないで陽がさしてきてから起きた方がよい。調子が悪いときは自己診断をせず病院で診察を受けた方がよい。」など、大変ためになる健康管理についてお話をいただきました。(写真右下) (解説)「お茶ぱたき」というのは、お茶を飲みながら歓談することをさす方言ですが、平成10年に町社会福祉協議会と町老人クラブ連合会等が中心となって、「千厩町をボランティアの笑顔とやさしさの手でつくろう」とカルタづくりが行われました。当時の千厩高校美術同好会がカルタ絵を作成、文面は各老人クラブで44枚に普段の生活の留意点や健康を取り戻そうと創意あふれた文になっており、毎年お正月時期を中心にカルタ大会が行われているものです。

  『希望のもてるすばらしい年に』と新役員を選出=菅原一郎会長を再選
平成20年度奥玉振興協議会総会と新年交賀会に約55名が出席

平成20年度奥玉振興協議会総会が1月5日午後、会員約40名が出席して奥玉公民館で行われ、菅原一郎会長が「明けましておめでとうございます。昨年は、ご支援ご協力をいただき各事業について計画とおり実施できました。時代は新しい時代になろうとしています。基盤整備が8年にわたった事業が完成、新しい農政を行うべき「おくたま農産」を立ち上げたことはこれからの農政で重要なことであります。市に基盤整備事業区域内の幹線道路舗装整備を請願いたしました。請願が採択になり19年度に要望に答えるため2路線を舗装すると聞いている。昨年末にニッコー・フアインメックさんより多額の寄付をいただきました。使途については今後検討してまいります。2008年が希望のもてるすばらしい年になるように。」とあいさつ。その後、19年度事業報告・決算と20年度事業計画・予算の議案が原案どおり承認され、役員改選があり新役員として会長に菅原一郎氏を再選、副会長に千葉吉美氏(再)、荒川律雄氏(新)と監事に藤野国夫氏(再)、金文人氏(新)、小野寺勝志氏(新)運営委員16名が新たに総会の場で選出されました。 総会終了後、奥玉地区新年交賀会が来賓多数をお迎えし、約55名の出席のもと開催されました。菊地宏雄一関市千厩地域自治区長、千葉康一郎県議、市教育委員長北村健郎氏、一関市議村上悌氏らから新年の抱負やあいさつをいただき、その中で「地域活動が盛んになってきている、「おくたま農産」で地域経営の取り組みの中で、奥玉モデルをつくっていただきたい。」「千厩病院の医療確保に積極的に取り組んでいく。」「合併して3年着々と事業も進行していく。奥玉小学校の耐震、水洗トイレ化を早くやっていきたい。」「合併したからできる事業もあった。」など今後に希望と期待を感じさせるあいさつもありました。市農業委員の佐藤慶嗣氏の音頭で乾杯し、祝謡のあと各参加者同志が20年新春の交賀を深め、益々の発展と健勝を祈って万歳三唱でお開きとなりました。

  
2008年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

(写真上左は、旧奥玉中学校校舎、この夏、取り壊され奥玉保育園が新築される予定。写真右上は、おくたま親水公園から新春の室根山を望む。写真下は、町下地内の水田に今年も白鳥32羽が羽を休めています。新年の地区内の明るい話題に。)
 2008年おめでとうございます。昨年は、いろいろとご協力いただきありがとうございました。今年も明るく健康でそして元気な年にしたいものです。引き続き地域の皆様と力を合わせてがんばりますので、本年もよろしくお願いします。

   2008年元旦
                          
                          一関市立奥玉公民館職員一同


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