11月2日(日)教会学校中高科分級 「逮捕された使徒たち」
暗唱聖句(使徒言行録5章29節)
人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。
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イエス様が天に帰られてから、ペトロさんたちお弟子さんは、イエス様のことをみんなに教えました。病気を治してあげたりしたので、エルサレムの町の人たちから、たいそう人気がありました。しかし、イエス様を神の子とは知らなくて、十字架にかけて殺してしまった、祭司たち町の指導者は、面白くありません。もちろん祭司たちは神に仕えるのが仕事でしたから、殺してしまったイエス様を神の子だと信じることは、耐えられないことだったからです。

「行って神殿の境内に立ち、
この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」 |
聖書(使徒言行録5章12〜42節)
5:12 使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた。一同は心を一つにしてソロモンの回廊に集まっていたが、
5:13 ほかの者はだれ一人、あえて仲間に加わろうとはしなかった。しかし、民衆は彼らを称賛していた。
5:14 そして、多くの男女が主を信じ、その数はますます増えていった。 5:15
人々は病人を大通りに運び出し、担架や床に寝かせた。ペトロが通りかかるとき、せめてその影だけでも病人のだれかにかかるようにした。
5:16 また、エルサレム付近の町からも、群衆が病人や汚れた霊に悩まされている人々を連れて集まって来たが、一人残らずいやしてもらった。
5:17 そこで、大祭司とその仲間のサドカイ派の人々は皆立ち上がり、ねたみに燃えて、
5:18 使徒たちを捕らえて公の牢(ろう)に入れた。 5:19 ところが、夜中に主の天使が牢の戸を開け、彼らを外に連れ出し、
5:20 「行って神殿の境内(けいだい)に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」と言った。
5:21 これを聞いた使徒たちは、夜明けごろ境内に入って教え始めた。一方、大祭司とその仲間が集まり、最高法院、すなわちイスラエルの子らの長老会全体を召集し、使徒たちを引き出すために、人を牢に差し向けた。
5:22 下役たちが行ってみると、使徒たちは牢にいなかった。彼らは戻って来て報告した。
5:23 「牢にはしっかり鍵がかかっていたうえに、戸の前には番兵が立っていました。ところが、開けてみると、中にはだれもいませんでした。」
5:24 この報告を聞いた神殿守衛長と祭司長たちは、どうなることかと、使徒たちのことで思い惑った。
5:25 そのとき、人が来て、「御覧ください。あなたがたが牢に入れた者たちが、境内にいて民衆に教えています」と告げた。
5:26 そこで、守衛長は下役を率いて出て行き、使徒たちを引き立てて来た。しかし、民衆に石を投げつけられるのを恐れて、手荒なことはしなかった。
5:27 彼らが使徒たちを引いて来て最高法院の中に立たせると、大祭司が尋問(じんもん)した。
5:28 「あの名によって教えてはならないと、厳しく命じておいたではないか。それなのに、お前たちはエルサレム中に自分の教えを広め、あの男の血を流した責任を我々に負わせようとしている。」
5:29 ペトロとほかの使徒たちは答えた。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。
5:30 わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木につけて殺したイエスを復活させられました。
5:31 神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました。
5:32 わたしたちはこの事実の証人であり、また、神が御自分に従う人々にお与えになった聖霊も、このことを証ししておられます。」
5:33 これを聞いた者たちは激しく怒り、使徒たちを殺そうと考えた。
5:34 ところが、民衆全体から尊敬されている律法の教師で、ファリサイ派に属するガマリエルという人が、議場に立って、使徒たちをしばらく外に出すように命じ、
5:35 それから、議員たちにこう言った。「イスラエルの人たち、あの者たちの取り扱いは慎重にしなさい。
5:36 以前にもテウダが、自分を何か偉い者のように言って立ち上がり、その数四百人くらいの男が彼に従ったことがあった。彼は殺され、従っていた者は皆散らされて、跡形もなくなった。
5:37 その後、住民登録の時、ガリラヤのユダが立ち上がり、民衆を率いて反乱を起こしたが、彼も滅び、つき従った者も皆、ちりぢりにさせられた。
5:38 そこで今、申し上げたい。あの者たちから手を引きなさい。ほうっておくがよい。あの計画や行動が人間から出たものなら、自滅するだろうし、
5:39 神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない。もしかしたら、諸君は神に逆らう者となるかもしれないのだ。」一同はこの意見に従い、
5:40 使徒たちを呼び入れて鞭で打ち、イエスの名によって話してはならないと命じたうえ、釈放した。
5:41 それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、
5:42 毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。
言葉の意味
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12節 ソロモンの回廊・・・エルサレムの神殿にある廊下。
13節 あえて仲間・・・先週の神様にうそをついたアナニアとサフィラが、神様の怒りに触れて死んだ話が広まって、多くの人は教会は怖いところでもあると考えていたようです。
16節 汚れた霊・・・昔は心の病のことを汚れた霊に取り付かれていると言っていました。
17節 サドカイ派・・・エルサレムの指導者層に影響を持っていた一派。現実主義的で、死者の復活を信じていなかったらしいです。
28節 あの名・・・イエス様の名。
34節 ファリサイ派・・・この派もイスラエルの指導層の一派で、律法を厳格に守ることを主張していました。サドカイ派と違って、死者の復活を信じていました。
37節 ガリラヤのユダ・・・イエス様を裏切ったユダ(イスカリオテのユダ)とは別人。
42節 メシア・・・訳せばキリスト、救世主。 福音(ふくいん)・・・イエス様がお語りになった喜ばしき音ずれの意味。福音書は新約聖書の初めの、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つのむ書。
考えてみましょう
@ 大祭司たちは、ペトロさんたちイエス様のお弟子さんの何が気に入らなかったのでしょうか。
A ペトロたちを牢屋から出してくれた天使は、何をしなさいと命令しましたか。
B 大祭司が使徒たちに尋問したのはどんなことですか。
C ペトロと弟子たちは、神様がどのようなことをしてくださったと言いましたか。
今週の祈り
「神様。いつも神様に従うことができますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
お知らせ
今日午後1時から教会バザーをします。お店も出ますから遊びにきてね。
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