10月19日(日)教会学校中高科分級 「教会の成長」

暗唱聖句(使徒言行録4章12節)
ほかのだれによっても、救いは得られません。

 先週はペトロさんたちが、エルサレムの神殿で、イエス様の名によって足の不自由な人を治したのでした。しかし、神殿当局者は、イエス様は神の子と思ってなくて、十字架につけて殺してしまったのですから、お弟子さんたちのことが面白くありません。さあ続きはどうなったのでしょうか。聖書を読んでみましょう。

聖書(使徒言行録4章1〜31節)

4:1 ペトロとヨハネが民衆に話をしていると、祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づいて来た。 4:2 二人が民衆に教え、イエスに起こった死者の中からの復活を宣べ伝えているので、彼らはいらだち、 4:3 二人を捕らえて翌日まで牢に入れた。既に日暮れだったからである。 4:4 しかし、二人の語った言葉を聞いて信じた人は多く、男の数が五千人ほどになった。
4:5 次の日、議員、長老、律法学者たちがエルサレムに集まった。 4:6 大祭司アンナスとカイアファとヨハネとアレクサンドロと大祭司一族が集まった。 4:7 そして、使徒たちを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問した。 4:8 そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「民の議員、また長老の方々、 4:9 今日わたしたちが取り調べを受けているのは、病人に対する善い行いと、その人が何によっていやされたかということについてであるならば、 4:10 あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。 4:11 この方こそ、/『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、/隅の親石となった石』/です。 4:12 ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」
4:13 議員や他の者たちは、ペトロとヨハネの大胆な態度を見、しかも二人が無学な普通の人であることを知って驚き、また、イエスと一緒にいた者であるということも分かった。 4:14 しかし、足をいやしていただいた人がそばに立っているのを見ては、ひと言も言い返せなかった。 4:15 そこで、二人に議場を去るように命じてから、相談して、 4:16 言った。「あの者たちをどうしたらよいだろう。彼らが行った目覚ましいしるしは、エルサレムに住むすべての人に知れ渡っており、それを否定することはできない。 4:17 しかし、このことがこれ以上民衆の間に広まらないように、今後あの名によってだれにも話すなと脅しておこう。」 4:18 そして、二人を呼び戻し、決してイエスの名によって話したり、教えたりしないようにと命令した。 4:19 しかし、ペトロとヨハネは答えた。「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。 4:20 わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」 4:21 議員や他の者たちは、二人を更に脅してから釈放した。皆の者がこの出来事について神を賛美していたので、民衆を恐れて、どう処罰してよいか分からなかったからである。 4:22 このしるしによっていやしていただいた人は、四十歳を過ぎていた。
4:23 さて二人は、釈放されると仲間のところへ行き、祭司長たちや長老たちの言ったことを残らず話した。 4:24 これを聞いた人たちは心を一つにし、神に向かって声をあげて言った。「主よ、あなたは天と地と海と、そして、そこにあるすべてのものを造られた方です。 4:25 あなたの僕であり、また、わたしたちの父であるダビデの口を通し、あなたは聖霊によってこうお告げになりました。『なぜ、異邦人は騒ぎ立ち、/諸国の民はむなしいことを企てるのか。 4:26 地上の王たちはこぞって立ち上がり、/指導者たちは団結して、/主とそのメシアに逆らう。』 4:27 事実、この都でヘロデとポンティオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民と一緒になって、あなたが油を注がれた聖なる僕イエスに逆らいました。 4:28 そして、実現するようにと御手と御心によってあらかじめ定められていたことを、すべて行ったのです。 4:29 主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、あなたの僕たちが、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください。 4:30 どうか、御手を伸ばし聖なる僕イエスの名によって、病気がいやされ、しるしと不思議な業が行われるようにしてください。」
4:31 祈りが終わると、一同の集まっていた場所が揺れ動き、皆、聖霊に満たされて、大胆に神の言葉を語りだした。

言葉の意味

1節 サドカイ派・・・旧約聖書の初めのモーセ五書(創世記〜申命記)のみを信じる保守的な人々。復活の教えはダビデ、ソロモン王以降、預言者たちによって広まったものです。
11節・・・詩編参照 (詩118:22 家を建てる者の退けた石が/隅の親石となった。)
親石とは、家の基礎となる、四隅の土台の石。また、屋根につける鬼瓦のことも言います。
25-26節・・・詩編参照 (詩2:1 なにゆえ、国々は騒ぎ立ち/人々はむなしく声をあげるのか。 2:2 なにゆえ、地上の王は構え、支配者は結束して/主に逆らい、主の油注がれた方に逆らうのか) 聖霊・・・聖霊様は旧約聖書の時代から神とともにおられましたが、明確には意識はされてませんでした。 メシア・・・もともとは詩編にあるように主の油注がれた方(王や祭司)をさします。
27節 ヘロデとポンティオ・ピラト・・・イスラエル地方を支配していた王や総督で、イエス様を審判し罪に定めました。

考えてみましょう

@ イエス様のことを語ってはいけない、と言われたペトロたちは、何と言いましたか。

A ペトロとヨハネを捕まえた人たちは、二人を黙らせることができましたか。

B 教会でみんなで祈ることは、どうして大切なのでしょうか。

C 今日の暗唱聖句を読んでみましょう。救いの道は一つだけでしょうか。それともいくつかあるでしょうか。
 

Precious Moments 260916
Lead Me To Calvary

今週の祈り

「神様。イエス様だけがまことの救い主だということを、周りの人たちにお知らせできるように助けてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」

今週の聖歌402番
「丘に立てる荒削りの」

1.丘に立てる荒削(あらけず)りの/十字架にかかりて/救い主(ぬし)は人のために/すてませり命(いのち)を/
(おりかえし)十字架にイェス君(きみ)/我(われ)をあがないたもう/十字架の悩みは/我(わ)が罪のためなり。

2.世人(よびと)笑い、あざけるとも/十字架は慕(した)わし/子羊(こひつじ)イェス、神の御子(みこ)が/つけられし木なれば/
3.朱(あけ)に染(そ)みし、荒削りの/十字架は麗(うるわ)し/赦(ゆる)し与え、清くするは/ただ主の血あるのみ、
4.責(せ)めも恥も、つらくあらじ/十字架にかわりて/玉(たま)の冠(かむ)り、受くる時を/日々待てる我が身は/
このプリントはインターネットでも見れます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach
教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。
わからないことがあったら聖書質問コーナー
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