
ペンテコステ |
6月8日(日)教会学校中高科分級「聖霊の降臨」
暗唱聖句(使徒言行録1章8節)
あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。
そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、
また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。
今日はペンテコステ(日本語で五旬祭(ごじゅんさい・50日祭))と言って、イースター(イエス様の復活された日)から50日目の日です。
約2000年前のこの日に、お弟子さんたちに聖霊様(神様の一種で目には見えないが私たちを助けてくださる助けぬし)が下りました。
聖書(使徒言行録2章1〜42節)
2:1 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、
2:2 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。
2:3 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。
2:4 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
2:5 さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、
2:6 この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。
2:7 人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。
2:8 どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。
2:9 わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、
2:10 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、
2:11 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」
2:12 人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。
2:13 しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。
2:14 すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。
2:15 今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが考えているように、酒に酔っているのではありません。
2:16 そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。
2:17 『神は言われる。終わりの時に、/わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、/若者は幻を見、老人は夢を見る。
2:18 わたしの僕やはしためにも、/そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。
2:19 上では、天に不思議な業(わざ)を、/下では、地に徴(しるし)を示そう。血と火と立ちこめる煙が、それだ。
2:20 主の偉大な輝かしい日が来る前に、/太陽は暗くなり、/月は血のように赤くなる。
2:21 主の名を呼び求める者は皆、救われる。』 2:22 イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。
2:23 このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。
2:24 しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。
2:25 ダビデは、イエスについてこう言っています。『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。主がわたしの右におられるので、/わたしは決して動揺しない。
2:26 だから、わたしの心は楽しみ、/舌は喜びたたえる。体も希望のうちに生きるであろう。
2:27 あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、/あなたの聖なる者を/朽ち果てるままにしておかれない。
2:28 あなたは、命に至る道をわたしに示し、/御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。』
2:29 兄弟たち、先祖ダビデについては、彼は死んで葬られ、その墓は今でもわたしたちのところにあると、はっきり言えます。
2:30 ダビデは預言者だったので、彼から生まれる子孫の一人をその王座に着かせると、神がはっきり誓ってくださったことを知っていました。
2:31 そして、キリストの復活について前もって知り、/『彼は陰府に捨てておかれず、/その体は朽ち果てることがない』/と語りました。
2:32 神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。
2:33 それで、イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました。あなたがたは、今このことを見聞きしているのです。
2:34 ダビデは天に昇りませんでしたが、彼自身こう言っています。『主は、わたしの主にお告げになった。「わたしの右の座に着け。
2:35 わたしがあなたの敵を/あなたの足台とするときまで。」』
2:36 だから、イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」
2:37 人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言った。
2:38 すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。
2:39 この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」
2:40 ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。
2:41 ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。
2:42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。 |

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言葉の意味
1節 五旬祭(ごじゅんさい)・・・もともとは、ユダヤのお祭りで、麦の収穫のお祝いの日でした。都会の人たちは知らないかも知れませんが、日本でもイスラエルでも麦は秋に植えて初夏のこの時期に収穫します。五旬祭には、日本のお盆のように、世界中(といっても昔の世界は、左の地図の範囲くらいでしたが)に散っているユダヤの人が故郷エルサレムに帰ってきました。
一同・・・イエス様のお弟子さんたちのこと。
6節 故郷・・・文脈の前後関係から分かりますが、こちらは第二の故郷という意味で、世界に散っているイスラエルの人の、その住んでいる国のの言葉。
7節 ガリラヤ・・・ガリラヤ地方は首都エルサレムから遠く離れた、イスラエルの田舎でしたから、教養のない田舎者という意味。今と違って、昔は大学のような教育研究施設が田舎に建てられることはありませんでした。
13節 新しいぶどう酒・・・日本でもイスラエルでもぶどうは秋に実ります。ヌーボー酒と言って、その年に飲むぶどう酒もありますが、普通は1-3年程度熟成させます。秋に採れたぶどうで作った酒を春に飲むのは比較的新しいぶどう酒と言えますね。イスラエルは水が不足していますから、熟成が進んでいない新しい酒は水代わりに飲まれたようです。
14節 ペトロ・・・イエス様の12人の弟子の一番弟子。
16節 預言者ヨエル・・・旧約聖書ヨエル書3章1〜5節参照
(3:1 その後/わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。
3:2 その日、わたしは/奴隷となっている男女にもわが霊を注ぐ。 3:3 天と地に、しるしを示す。それは、血と火と煙の柱である。
3:4 主の日、大いなる恐るべき日が来る前に/太陽は闇に、月は血に変わる。
3:5 しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。主が言われたように/シオンの山、エルサレムには逃れ場があり/主が呼ばれる残りの者はそこにいる。)
25節 ダビデ・・・詩編16編8〜11節参照。ダビデは昔のイスラエルの偉大な王様。
(16:8 わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。16:9
わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。 16:10 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず
16:11 命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます。)
34節 主は、わたしの主・・・詩編110編1節参照。最初の主は父なる神で、後の主は子なるキリストの意味でしょう。
(110:1 【ダビデの詩。賛歌。】わが主に賜った主の御言葉。「わたしの右の座に就くがよい。わたしはあなたの敵をあなたの足台としよう。」)
考えてみましょう
@ 今日の暗唱聖句は天にお帰りになる前のイエス様のおことばです。イエス様はどんな約束をしていらっしゃいますか。
A 聖霊を頂いた弟子たちはどう変わりましたか。
今週の祈り
「神様。聖霊の神様が、
イエス様を愛する私にも力を下さることを信じます。
イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
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お知らせ
今日は、花の日といって、お世話になっている
公共機関などに花を届ける日です。
分級の時間に桜上水駅に花束を持っていきます。 |
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1.御霊(みたま)なる清き神/我が弱き魂(たましい)を/主のもとに導きて/隠れしめたまえかし/
(おりかえし)御霊よ御霊よ/我が魂(たま)ぞあこがるる/縋(すが)りまつる手をば取りて/主に導きたまえかし。
2.おののける手をささぐ/願わくは取りたまえ/み恵みの君(きみ)ならで/誰(たれ)か良く主を示さん/
3.値(あたい)なき我が身をも/涙なく死もあらぬ/永久(とこしえ)の御国(みくに)へと/君はしも入(い)れたまわん/ |
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