イースターおめでとう

4月20日(日)教会学校中高科分級
イエスの復活

暗唱聖句(ルカによる福音書24章6節)
あの方は、ここにはおられない。
復活なさったのだ。

 皆さんイースターおめでとうございます。イースターというのは、日本語では復活祭とか言って、十字架に貼り付けにされて亡くなったイエス様が、三日目によみがえられたことをお祝いする日です。カトリック教会では、イースターに先立つ灰の水曜日に始まる数週間のレント期間を、イエス様とお苦しみを共にする期間として重んじ、いろいろな行事をします。皆さんの中にはカトリック教会で、十字架の道行に参加したり、枝の主日にしゅろの葉をもらった人もいるでしょう。私たちの教会などプロテスタント教会は、辛気臭いことは好みませんので、クリスマスは盛大にお祝いしますが、受難節やイースターの行事はは全然やらないか、やっても控えめです。
 桜ヶ丘教会では、今日あさ9時から、裏の公園でたまご探し大会をしますから、来てくださいね。

聖書1(ルカによる福音書24章1〜12節)

24:1 そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。
24:2 見ると、石が墓のわきに転がしてあり、
24:3 中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。
24:4 そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。
24:5 婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。
24:6 あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。
24:7 人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」
24:8 そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。
24:9 そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。
24:10 それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、
24:11 使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。
24:12 しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。

聖書2(マタイによる福音書28章1〜10節)

28:1 さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。
28:2 すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。
28:3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
28:4 番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。
28:5 天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、
28:6 あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。
28:7 それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」
28:8 婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。
28:9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。
28:10 イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」

言葉の意味

ルカ24:7 三日目に復活する・・・イエス様が生前から言っておられたことで、ルカによる福音書9章21、22節などに書かれています。イエス様は金曜日の午後十字架上でお亡くなりになられたので、金曜日の午後から、日曜日の朝まで、足掛け三日お亡くなりになられていたことになります。
(ルカ9:21 イエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じて、 9:22 次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」)
ルカ24:10 マリア・・・ここのマリアはイエス様の母のマリアとは別人です。もちろんイエス様の母マリアも、イエス様が十字架にお掛かりになるところをご覧になっていました。ヨハネによる福音書19章26節参照。
マタイ28:4 番兵たち・・・番兵は、イエス様の遺体を弟子たちが盗み出した、復活したと言いふらさないように、墓を見張っていました。マタイによる福音書27章66節参照。
マタイ28:7 ガリラヤ・・・イスラエルの北部にある地方で、イエス様がお弟子さんと共に過ごされ、教えられていたところです。

考えてみましょう

死んでよみに降られたイエス様が、三日目に復活されたことは、今生きている私たちとどう言うかかわりがあるのか、考えてみましょう。

今週の祈り

「神様。イエス様はよみがえって、今も生きていらっしゃることを感謝します。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」

お知らせ

今日はイースターです。朝9時から、毎年恒例のたまご探し大会がありますから、皆さん来てくださいね。
今日午後2時から、教会学校の黒田先生の結婚式があります。子どもたちも見に来てね。

今週の讃美歌148番
「救いの主は」

1.救いの主(ぬし)は-/ハ----レ-ル-ヤ/よみがえりたもう/ハ----レ-ル-ヤ/かちどきあげて/ハ----レ-ル-ヤ/み-名-をたたえよ-/ハ-----レ-ル-ヤ。
2.十字架をしのび-/ハ----レ-ル-ヤ/死にて死に勝ち-/ハ----レ-ル-ヤ/生きていのちを/ハ----レ-ル-ヤ/ひとにぞたまう-/ハ-----レ-ル-ヤ。
3.主の死によりて-/ハ----レ-ル-ヤ/すくいはなりぬ-/ハ----レ-ル-ヤ/あまつつかいと/ハ----レ-ル-ヤ/共にぞ歌わん/ハ-----レ-ル-ヤ。
このプリントはインターネットでも見れます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach
教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。
わからないことがあったら聖書質問コーナー
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach/dengon7/dengon.htm
にどんどんカキコしてね。子ぎつね先生がお答えします。