10月6日(日)教会学校中高科分級 「約束の地へ」
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暗唱聖句(創世記15章6節)
アブラムは主を信じた。
主はそれを彼の義と認められた。
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春に世界の創造から始まって、アダムとイブの物語や、ノアの箱舟のお話をしました。今月と来月はその続きで、アブラム(アブラハム)、イサク、ヤコブ(イスラエル)、ヨセフの4代にわたる一族の物語をお話します。キリスト教の神、イスラエルの神は、もともと、アブラハムの家の氏神(家の守り神)でした。その神が、イスラエルの神、そして世界中のキリスト教徒の神になったなんて、とってもすばらしいことだと思いませんか。
聖書1(創世記12章)
12:1 主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。
12:2 わたしはあなたを大いなる国民にし/あなたを祝福し、あなたの名を高める/祝福の源となるように。
12:3 あなたを祝福する人をわたしは祝福し/あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて/あなたによって祝福に入る。」
12:4 アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
12:5 アブラムは妻のサライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共にカナン地方へ向かって出発し、カナン地方に入った。
12:6 アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木まで来た。当時、その地方にはカナン人が住んでいた。
12:7 主はアブラムに現れて、言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。」アブラムは、彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。
12:8 アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、西にベテル、東にアイを望む所に天幕を張って、そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。
12:9 アブラムは更に旅を続け、ネゲブ地方へ移った。
12:10 その地方に飢饉があった。アブラムは、その地方の飢饉がひどかったので、エジプトに下り、そこに滞在することにした。
12:11 エジプトに入ろうとしたとき、妻サライに言った。「あなたが美しいのを、わたしはよく知っている。
12:12 エジプト人があなたを見たら、『この女はあの男の妻だ』と言って、わたしを殺し、あなたを生かしておくにちがいない。
12:13 どうか、わたしの妹だ、と言ってください。そうすれば、わたしはあなたのゆえに幸いになり、あなたのお陰で命も助かるだろう。」
12:14 アブラムがエジプトに入ると、エジプト人はサライを見て、大変美しいと思った。
12:15 ファラオの家臣たちも彼女を見て、ファラオに彼女のことを褒めたので、サライはファラオの宮廷に召し入れられた。
12:16 アブラムも彼女のゆえに幸いを受け、羊の群れ、牛の群れ、ろば、男女の奴隷、雌ろば、らくだなどを与えられた。
12:17 ところが主は、アブラムの妻サライのことで、ファラオと宮廷の人々を恐ろしい病気にかからせた。
12:18 ファラオはアブラムを呼び寄せて言った。「あなたはわたしに何ということをしたのか。なぜ、あの婦人は自分の妻だと、言わなかったのか。
12:19 なぜ、『わたしの妹です』などと言ったのか。だからこそ、わたしの妻として召し入れたのだ。さあ、あなたの妻を連れて、立ち去ってもらいたい。」
12:20 ファラオは家来たちに命じて、アブラムを、その妻とすべての持ち物と共に送り出させた。
聖書2(創世記15章1〜6節)
15:1 これらのことの後で、主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。「恐れるな、アブラムよ。わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」
15:2 アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」
15:3 アブラムは言葉をついだ。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています。」
15:4 見よ、主の言葉があった。「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」
15:5 主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
15:6 アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
言葉の意味
12:1 アブラム・・・アブラムとアブラハムは同一人物です。子イサクが与えられるときに、神の命によって改名し、アブラハムとなりました。
12:4 ロト・・・アブラムの甥(兄弟の子)。アブラムの父テラはカルデア(バビロニア)に住んでましたが、カナン(今のイスラエル地方)に行くことに決心しましたが、旅の途中ハラン(地図のカラン)で死にました。
12:6 シケム・・・地図のシェケム
12:15 ファラオ・・・エジプト王の称号 |
考えてみましょう
「いわしの頭も信心から」と言いますが、アブラム(アブラハム)は、自分の家にとりついた神を信じることによって、イスラエルの建国の祖と言われるまでに出世しました。アブラハムにとりついた神が、悪い神だったら、盲信すれば大変なことになってたところなのですが、たまたまとりついた神が、たぐい希なるよい神だったのは、ただアブラハムが運がよかっただけなのでしょうか。それとも、よい神、悪い神を見分ける秘訣でもあるのでしょうか。考えてみましょう。
今週の祈り
「神様。アブラハムのように、私も神様を信じて従います。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
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