The Adoration of the Lamb by Jan Van Eyck

9月29日(日)教会学校中高科分級「天国での礼拝」

暗唱聖句(黙示録22章3、4節)
神と小羊の玉座が都にあって、神の僕たちは神を礼拝し、御顔を仰ぎ見る。

 今日は夏休みをはさんで7月と9月にお話した、礼拝シリーズ最後で、天国での礼拝です。

聖書(黙示録21、22章)

21:1 わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。 21:2 更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて、神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。 21:3 そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、 21:4 彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」 21:5 すると、玉座に座っておられる方が、「見よ、わたしは万物を新しくする」と言い、また、「書き記せ。これらの言葉は信頼でき、また真実である」と言われた。 21:6 また、わたしに言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。渇いている者には、命の水の泉から価なしに飲ませよう。 21:7 勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐ。わたしはその者の神になり、その者はわたしの子となる。 21:8 しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このような者たちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。それが、第二の死である。」
21:9 さて、最後の七つの災いの満ちた七つの鉢を持つ七人の天使がいたが、その中の一人が来て、わたしに語りかけてこう言った。「ここへ来なさい。小羊の妻である花嫁を見せてあげよう。」 21:10 この天使が、“霊”に満たされたわたしを大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて、天から下って来るのを見せた。 21:11 都は神の栄光に輝いていた。その輝きは、最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。 21:12 都には、高い大きな城壁と十二の門があり、それらの門には十二人の天使がいて、名が刻みつけてあった。イスラエルの子らの十二部族の名であった。 21:13 東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。 21:14 都の城壁には十二の土台があって、それには小羊の十二使徒の十二の名が刻みつけてあった。 21:15 わたしに語りかけた天使は、都とその門と城壁とを測るために、金の物差しを持っていた。 21:16 この都は四角い形で、長さと幅が同じであった。天使が物差しで都を測ると、一万二千スタディオンあった。長さも幅も高さも同じである。 21:17 また、城壁を測ると、百四十四ペキスであった。これは人間の物差しによって測ったもので、天使が用いたものもこれである。 21:18 都の城壁は碧玉で築かれ、都は透き通ったガラスのような純金であった。 21:19 都の城壁の土台石は、あらゆる宝石で飾られていた。第一の土台石は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四はエメラルド、 21:20 第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。 21:21 また、十二の門は十二の真珠であって、どの門もそれぞれ一個の真珠でできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。 21:22 わたしは、都の中に神殿を見なかった。全能者である神、主と小羊とが都の神殿だからである。 21:23 この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。 21:24 諸国の民は、都の光の中を歩き、地上の王たちは、自分たちの栄光を携えて、都に来る。 21:25 都の門は、一日中決して閉ざされない。そこには夜がないからである。 21:26 人々は、諸国の民の栄光と誉れとを携えて都に来る。 21:27 しかし、汚れた者、忌まわしいことと偽りを行う者はだれ一人、決して都に入れない。小羊の命の書に名が書いてある者だけが入れる。
22:1 天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。 22:2 川は、都の大通りの中央を流れ、その両岸には命の木があって、年に十二回実を結び、毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。 22:3 もはや、呪われるものは何一つない。神と小羊の玉座が都にあって、神の僕たちは神を礼拝し、 22:4 御顔を仰ぎ見る。彼らの額には、神の名が記されている。 22:5 もはや、夜はなく、ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が僕たちを照らし、彼らは世々限りなく統治するからである。
22:6 そして、天使はわたしにこう言った。「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずのことを、御自分の僕たちに示されたのである。 22:7 見よ、わたしはすぐに来る。この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」 22:8 わたしは、これらのことを聞き、また見たヨハネである。聞き、また見たとき、わたしは、このことを示してくれた天使の足もとにひれ伏して、拝もうとした。 22:9 すると、天使はわたしに言った。「やめよ。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書物の言葉を守っている人たちと共に、仕える者である。神を礼拝せよ。」 22:10 また、わたしにこう言った。「この書物の預言の言葉を、秘密にしておいてはいけない。時が迫っているからである。 22:11 不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。

22:12 見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。 22:13 わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。 22:14 命の木に対する権利を与えられ、門を通って都に入れるように、自分の衣を洗い清める者は幸いである。 22:15 犬のような者、魔術を使う者、みだらなことをする者、人を殺す者、偶像を拝む者、すべて偽りを好み、また行う者は都の外にいる。 22:16 わたし、イエスは使いを遣わし、諸教会のために以上のことをあなたがたに証しした。わたしは、ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。」 22:17 “霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。
22:18 この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる。 22:19 また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる。
22:20 以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。 22:21 主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。
赤字はイエス様の言葉です。本文の新共同訳では、天使の言葉と区別が難しいですが英文聖書によります。)

言葉の意味

黙示録21章1節 エルサレム・・・イスラエルの首都で、ユダヤ教の総本山の神殿があります。また、ここでは神(イエス様)の花嫁に例えられています。
9節 小羊・・・イエス様のこと。イエス様は、人間の罪の身代わりとして十字架に掛けられたので、生け贄の子羊に例えられます。
12節 イスラエル・・・このイスラエルは人名で、建国の祖アブラハムの孫のヤコブの別名。ヤコブの12人の息子の子孫がが、イスラエルの12部族になりました。
14節 小羊の十二使徒・・・イエス様の12人のお弟子さん。黙示録の著者といわれるヨハネさんも、その一人です。ヨハネさんは晩年に迫害によってパトモスという島に流されましたが、黙示録はその島で天使が幻にヨハネさんに見せてくれたお話だそうです。
16節 スタディオン・・・1スタディオンは約185メートル
17節 ペキス・・・1ペキスは約45センチ
22章16節 ダビデ・・・イスラエルの昔の偉大な王様。

考えてみましょう

今日の聖書箇所をよく読むと、神の国(天国、新しいエルサレム)に行ける人と行けない人はどういう人か書いてあります。よく読んで見つけてみましょう。

今週の祈り

「神様。いつかすばらしい神様の国で、みんなと一緒に礼拝をささげることができますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」

今週の讃美歌2編136番
「われ聞けり彼方には」

1.われ聞けり「かなたには/うるわしき都(みやこ)あり」/かがやける彼(か)の岸に/われは間もなく着かん/「ハレルヤ」と歌いつつ/歌いつつ進み行(ゆ)かん/わが足は弱けれど/導きたまえ主よ。
2.われ聞けり「彼処(かしこ)には/争いもわずらいも/あすの憂(うれ)いもなし」と/われは間もなく着かん/「ハレルヤ」と歌いなば/悲しみも幸(さち)とならん/我ははや、さ迷わじ/神共にいませば。
3.われ聞けり「み冠(かむ)りと/真白(ましろ)き衣(ころも)をつけ/主を誉(ほ)むる民あり」と/われも共に歌わん/「ハレルヤ」と叫(さけ)びつつ/み声聞きて喜び/み国へと昇(のぼ)り行(ゆ)かん/わが旅路終わらば。

Precioud Moments101826
No Tears Past The Gate
このプリントはインターネットでも見れます。
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教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。
わからないことがあったら聖書質問コーナー
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach/dengon7/dengon.htm
にどんどんカキコしてね。子ぎつね先生がお答えします。