 学研写真図鑑より |
8月4日（日）教会学校中高科分級「あり」
暗唱聖句（箴言６章６節）
怠け者よ、蟻のところに行って見よ。
その道を見て、知恵を得よ。
今月は夏休み動物特集です。どんな動物が出るか、楽しみにしてください。まず第一回目は「あり」です。なんだつまんないよ、ですって？そうですね。ありは小さいし、かみつくし、ペットに飼っている人は少ないでしょう。でもとっても働き者なのですよ。
聖書（箴言６章６〜１５節）
6:6 怠け者よ、蟻（あり）のところに行って見よ。その道を見て、知恵を得よ。6:7 蟻には首領もなく、指揮官も支配者もないが
6:8 夏の間にパンを備え、刈り入れ時に食糧を集める。
6:9 怠け者よ、いつまで横になっているのか。いつ、眠りから起き上がるのか。
6:10 しばらく眠り、しばらくまどろみ／しばらく手をこまぬいて、また横になる。
6:11 貧乏は盗賊のように／欠乏は盾を持つ者のように襲う。
6:12 ならず者、悪を行う者、曲がったことを言い歩く者
6:13 目くばせし、足で合図し、指さす者
6:14 心に暴言を隠し、悪を耕し／絶えずいさかいを起こさせる者
6:15 このような者には、突然、災いが襲いかかり／たちまち痛手を負うが、彼を癒（いや）す者はない。
言葉の意味
6節 道・・・アリの行列の道という意味ではなくて、アリ道（どう）とも言うべき、アリの社会でのおきてのこと。7節 首領・・・確かに女王アリや雄アリもいますが、観察した人の話では、何百匹、何千匹のアリを女王アリや雄アリが指揮しているようには見えないということです。
考えてみましょう
@ 皆さんはアリの観察をしたことがありますか。ありにはどんな性質がありますか。（発言例：集団で生活する。行列を作るときもあるし、2-3匹でウロウロしているときもある。力持ちで、ひとりで持てないえさは、みんなで協力して運ぶ。）
A 皆さんはイソップ物語のアリとキリギリスの話を知っているでしょう。アリはどんなところが偉いと思いますか。
（発言例：夏の暑いときでもいっしょうけんめいに働き、冬に備える。）
B キリギリスは、どんなところがいけなかったのでしょうか。
（発言例：夏の食べ物の豊富なときに、冬の準備をしないで、遊んでばかりいた。）
C 今日の暗唱聖句を読んで見ましょう。みなさんは、多分怠け者ではなくて、夏の間も、塾の夏期講習やクラブ活動があったりして、忙しいでしょう。また奉仕活動をしてる人もいるでしょう。ですから皆さんは、夏の暑いときに、公園へ行って、アリの観察をする必要はないのでしょうか。
（発言例：忙しい人でも、アリの働きを観察すれば、勇気づけられたり、もっともっと忙しく勉強したり働いたりする力が湧いてくると思います。）
D アリは冬の間の食べ物を蓄えるために、夏の間いっしょうけんめいに働きます。皆さんは何のために勉強したり、働いていますか。
(箴言6:9 怠け者よ、いつまで横になっているのか。いつ、眠りから起き上がるのか。 6:10 しばらく眠り、しばらくまどろみ／しばらく手をこまぬいて、また横になる。
12:27 怠惰な者は獲物を追うこともしない。勤勉な人は人類の貴い財産だ。
19:24 怠け者は鉢に手を突っ込むが／口にその手を返すことすらしない。
22:13 怠け者は言う。「外には獅子がいる。町に出ればわたしは殺される。」
13:4 怠け者は欲望をもっても何も得られず／勤勉な人は望めば豊かに満たされる。
21:25 怠け者は自分の欲望に殺される。彼の手が働くことを拒むからだ。 21:26 欲望は絶えることなく欲し続ける。神に従う人は与え、惜しむことはない。
15:19 怠け者の道は茨にふさがれる。正しい人の道は開かれている。
18:9 仕事に手抜きする者は／それを破壊する者の兄弟だ。)
F アリは単に本能によって、冬の準備のために忙しく働いているだけだと思いますが、人間はアリと違って、信仰に生きる霊的な動物です。霊的な意味でいっしょうけんめい働くとことと怠けることは、どんな意味だと思いますか。
（発言例：霊的な意味でいっしょうけんめいに働くとは、時間の余裕があるときに、聖書や信仰書を読んだり、集中してお祈りしたりして、いつかあるかもしれない冬の時代、困難な時に備えるということです。また教団や仲間の教会で開催される修養会や座禅会、断食会などに参加するのもいいと思います。
霊的な意味での怠け者とは、毎日アリのようにいっしょうけんめい働いているように見えても、自分が霊的に成長しておらず、冬の時代や仕事のない時代を迎えると、簡単にギブアップしてしまう人のことだと思います。）
今週の祈り
「神様。アリのように小さい私たちですが、みんなで協力して、冬の時代、困難なときに備えることができますように。どんな時でもあなたを頼みとする、霊的に勤勉な者ともさせてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
お知らせ
ありについてもっと知りたい人は、学研の写真図鑑をみてね。聖歌隊では聖歌６９２番「見よや十字架」（下の曲）を練習しています。一緒に歌いたい人は、毎週日曜日礼拝後集まってください。
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このプリントはインターネットでも見れます。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach 教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。 わからないことがあったら聖書質問コーナー http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach/dengon7/dengon.htm にどんどんカキコしてね。子ぎつね先生がお答えします。 |
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