6月16日(日)教会学校中高科分級 「主の祈り@」
皆さんはお祈りしてますか。お祈りは神様とお話することですね。だから、いくらいっしょうけんめいにたくさんお祈りしても、神様が聞いてくださらなければ、時間の無駄で、くたびれもうけです。今日の聖書では、どうしたらお祈りを神様が聞いてくださるか、イエス様がお弟子さんたちに、お祈りの見本を見せてくださいました。それを「主の祈り」(イエス様が私たちに教えてくださった祈り)といいます。今日の聖書を読んでみましょう。
6:5 「祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。 |
A 8節に「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。」とありますが、神様は願う前から、私たちの必要なものがわかっているのに、なぜお祈りしなくてはならないのでしょうか。(発言例:多分神様は、私が人形を欲しがっているのはわかってますが、お祈りしなければ、テディベアなのかキティちゃんなのかプレシャスモーメントなのかはわからないのでしょう。) B 「御国が来ますように」について考えてみましょう。現代は社会福祉が発達して、人権や差別についても昔よりは熱心に考えるようになりました。その意味では、昔より御国が近づいたといえるかもしれません。しかし先週考えたように、平和の問題は、いまもなお、解決していません。どういう点に問題があるのでしょうか。 (発言例:アメリカや日本など先進国が、平和、平和とお題目をとなえても、開発途上国や貧しい国は不満です。それらの国は、アメリカには核兵器があり、日本にも核兵器を作る能力があるのに、なぜ貧しい国は、核兵器の開発をしてはいけないか、疑問に思うでしょう。平和の問題を考えると同時に、開発途上国や貧しい国の利益や少数民族の尊厳についても、もっと関心を持つべきだと思います。いくら平和、平和と唱えても、貧しい国の自由や、少数民族の独立の機会まで奪ってしまっては、何にもなりません。) C 「主の祈り」と同様に、「平和の祈り」もまたすばらしい祈りです。 女子パウロ会のホームページにありますから、祈ってください。今日学んだように、「私たちのの父」に祈るのですから、丸暗記しなくても、自分の言葉で祈ることが大切だと思います。 http://www.pauline.or.jp/oinori/heiwa.html D 主の祈りは、前半の神様に対する3つのお祈りと、後半の、自分たちのための3つのお祈りからできています。今日学んだのは、前半の部分で、来週後半を学びます。皆さんが教会でお祈りしているのは、文語訳といって、皆さんのおじいさんおばあさんかもっと前の時代の聖書の訳です。最後の「国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。」は頌栄といって、後で何者かが聖書に勝手に付け加えた部分だということが、最近の聖書研究からわかったので、いまの聖書にはありません。
教会学校の子ども会は、7月7日(日)午後2時からです。 |
|
THE LORD'S PRAYER Our Fa-ther which art in heav-en, Hal-low-ed be thy name. Thy king-dom come. Thy will be done in earth, as it is in heav-en. (4小節休み) Give us this day our dai-ly bread. And for-give us our debts, as we for-give our debt-ors. (2小節休み) And lead us not in-to temp-ta-tion, but de-liv-er us from e-vil: For thine is the king-dom, and the pow-er, and the glo-ry, for ev-er-. A--men, A-men. |
![]() |
このプリントはインターネットでも見れます。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach 教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。 わからないことがあったら聖書質問コーナー http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach/dengon7/dengon.htm にどんどんカキコしてね。子ぎつね先生がお答えします。 |