5月12日(日)教会学校中高科分級「約束の虹」

暗唱聖句(創世記9章13節)
わたしは雲の中にわたしの虹を置く。
これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。



Precious Moments 530042 Noah's Ark Nightlight

聖書(創世記8章1節〜9章19節)

8:1 神は、ノアと彼と共に箱舟にいたすべての獣とすべての家畜を御心に留め、地の上に風を吹かせられたので、水が減り始めた。 8:2 また、深淵(しんえん)の源と天の窓が閉じられたので、天からの雨は降りやみ、 8:3 水は地上からひいて行った。百五十日の後には水が減って、 8:4 第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。 8:5 水はますます減って第十の月になり、第十の月の一日には山々の頂が現れた。 8:6 四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、 8:7 烏を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。 8:8 ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。 8:9 しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。 8:10 更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。 8:11 鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。 8:12 彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。
8:13 ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、地上の水は乾いた。ノアは箱舟の覆いを取り外して眺めた。見よ、地の面は乾いていた。 8:14 第二の月の二十七日になると、地はすっかり乾いた。 8:15 神はノアに仰せになった。 8:16 「さあ、あなたもあなたの妻も、息子も嫁も、皆一緒に箱舟から出なさい。 8:17 すべて肉なるもののうちからあなたのもとに来たすべての動物、鳥も家畜も地を這うものも一緒に連れ出し、地に群がり、地上で子を産み、増えるようにしなさい。」 8:18 そこで、ノアは息子や妻や嫁と共に外へ出た。 8:19 獣、這うもの、鳥、地に群がるもの、それぞれすべて箱舟から出た。 8:20 ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。 8:21 主は宥(なだ)めの香りをかいで、御心に言われた。「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。 8:22 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」
9:1 神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちよ。 9:2 地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚と共に、あなたたちの前に恐れおののき、あなたたちの手にゆだねられる。 9:3 動いている命あるものは、すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える。 9:4 ただし、肉は命である血を含んだまま食べてはならない。 9:5 また、あなたたちの命である血が流された場合、わたしは賠償を要求する。いかなる獣からも要求する。人間どうしの血については、人間から人間の命を賠償として要求する。 9:6 人の血を流す者は/人によって自分の血を流される。人は神にかたどって造られたからだ。 9:7 あなたたちは産めよ、増えよ/地に群がり、地に増えよ。」 9:8 神はノアと彼の息子たちに言われた。 9:9 「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。 9:10 あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。 9:11 わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」 9:12 更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。 9:13 すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。

言葉の意味

8:4 アララト山・・・アルメニアにある死火山で標高5200メートル。地図参照。ただし別説もあり。
8:20 清い家畜と清い鳥・・・食べたり、献げ物にできる家畜や鳥。
8:21 宥めの香り・・・神様はいけにえの香をかぐことを好まれ、おだやかになられます。
8:21 人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ・・・神様はとうとう邪悪な人間の本性は、火で焼いても、水に沈めても直らないと理解されました。
9:3 食糧・・・神様はノアとその子孫に、肉食の許可をされました。先月学んだように、神様がアダムとエバに与えたのは、青草と木の実であったのを思い出してください。
9:6 人は神にかたどって造られたからだ・・・5節6節は殺人の罪の規定とその理由。

考えてみましょう

@ 今日の暗唱聖句(9章13節)を読んで見ましょう。わたしと大地とは、誰と誰のことですか。
(ヒント:9章9、10節を読みましょう)

A そうです。神様と、箱舟から出てきたすべての人や獣の子孫との契約ですね。では、その契約の内容は何ですか。神様と大地(人や獣)に分けて、まとめましょう。
(解答例: ◎神様の約束・・・人や獣が神様との約束を守れば、二度と洪水によって大地が滅ぶことはしない。(9:11)
◎ 大地(人や獣)の約束・・・(1) 産み増え地に満ちること。(9:1) これば、大地が神様に命じられなくても願っていることなので(最近はそうは思わない人もいますが)、神様の命令ではなくて、祝福になってます。
(2) 人に獣、鳥、生きものをゆだね、それらを食べる許可と、食べ方の規定。(9:2-4)
(3) 動物が人を殺したり、人間同士のの殺人の禁止。賠償は殺人を犯したものの血(死)(9:5-6))


B 虹にはどんな意味がありますか。今度虹を見たら、今日の聖書を思い出して見ましょう。

お知らせ

今日は母の日です。カーネーションのプレゼントがありますから、新しいお友だちもさそって教会学校に来てください。お母さんにありがとうと言って、渡してくださいね。

母の日

今週の祈り

「神様。私たちを守ってくださるお約束をありがとうございます。ノアのように喜んで神様に従うことができますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」

今週の聖歌353番
「世にも尊く清き文あり」

1.世にもとうとく清きふみあり/古くよごれてはあれど/こは亡き母の愛したまいし/神の言葉聖書なり/
(おりかえし)みふみ、みふみ/わが母の読みしみふみ/ひもとくごとに我(われ)想(おも)い出(い)ず/主の僕(しもべ)なりし母を。

2.よく母上は教えたまいき/「罪ある世人(よびと)のために/とうとき神の独子(ひとりご)イェスは/いのちを捨てたまいぬ」と/
3.母の面影(おもかげ)残すのみかは/聖書は険(けわ)しき旅の/導(みちび)きとなり光となりて/我を御国(みくに)に行(ゆ)かしめん/
このプリントはインターネットでも見れます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach
教会学校分級のコーナーです。教会学校に来れない時も読んでね。
わからないことがあったら聖書質問コーナー
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakurach/dengon7/dengon.htm
にどんどんカキコしてね。子ぎつね先生がお答えします。