東京から仙台まで

tv-game.com的

ワンダースワンの旅

29.至って普通の町
〜水戸・ひたちなか編(4)〜


前回までのあらすじ
東京から仙台まで、海沿いの町々を、ワンダースワンのソフトを買いながら旅する企画
“tv-game.com的ワンダースワンの旅”
前回、茨城交通湊線を全線走破したゲイムマン。
今回は阿字ヶ浦から勝田へ戻り、さらに常磐線を北へと向かう。


阿字ヶ浦
阿字ヶ浦海岸の、白い砂浜が見えてきました。
ここも夏場は海水浴客が詰めかけたことでしょう。
でも今は10月(28日)。泳ぐには寒い時期。
だんだん雲が厚くなってきましたし。
とはいえ、この季節になっても、
海はサーファーでにぎわっていて、
寂しい感じはありません。
久しぶりに波打ち際まで来てみました。
今回は靴をぬらさないように、
ちょっと後ろのほうから撮影。

砂浜に別れを告げて、向かうは国営ひたち海浜公園。
北に行くと、すぐ公園の南側に出るのですが、
ここはまだ建設中なので、ひと足先に整備された道を、西へ歩きます。
既に15時半を過ぎているので、閉園時刻の17時までに、
公園を回り切れるかどうか、気になるところですが。

CMの後は、ゲイムマン、国営ひたち海浜公園で大はしゃぎ!?



15時41分、着きました。
ここが国営ひたち海浜公園の南門、
通称「赤のゲート」です。
閉園まで1時間20分しかありませんが、
できるだけ回ってみようと思います。
(入園料\400)
ちょうど、バラ園のバラが
きれいに咲き誇る季節でした。
バラというと春というイメージを持っていたので、
この見事な咲きっぷりには驚き。
パンフレットによると、
やっぱり春にも咲いてるみたいです。

バラ園の向こうは、プレジャーガーデンという遊園地。
高さ100メートル(海抜)の大観覧車に乗って、
海浜公園の全景を、上空から眺めてみることにします。
観覧車が回る〜回る〜((C)鈴木爆発)。
現在、北側と南側がまだ工事中ですが、
最終的には、東京ドーム100個分近い
大公園になる予定だとか。
観覧車のてっぺんから、
プレジャーガーデンを望むの図。
ジェットコースターの向こうに、
海が見えます。
なにぶん広いので、
このような乗り物が活躍しています。
20ヘクタールの大草原。
気づくと、見渡す限り、人っ子一人いない状態に。
大地を独り占め。

草原を縦断し、海に近い側の陸橋を渡ると、そこは森の中の道。
一向に人とすれ違いません。しかも右側は工事中の土地。
ひょっとして、変な所に迷い込んだのでは? と、不安になってきたころ、
前方に、ハーブティーガーデンの建物が見えたので、ひと安心。
ボードウォークを通って、建物の横を抜けると、視界が開け、
噴水と、多数のライトが出迎えてくれました。
正面には西口の「翼のゲート」。
薄暮の中、水面に反射するオレンジ色の明かりは、
幻想的ですらありました。

閉園時刻の17時ちょうどに、国営ひたち海浜公園を後にします。
ちょっと駆け足ではありましたが、楽しませてもらいました。
(ちなみに、11月から2月までは、閉園時刻が16時半になっています。ご注意を)
ここからはバス通りが、まっすぐ勝田駅までつながっています。
つまり、勝田駅からここへ来るには、バスに乗ったほうが速いのです。
当然帰りもバスならすぐなのですが、
私はバスには乗らず、この通りを歩いていくことにします。
なぜならこの道沿いに、ワンダーGOOがあるから。
阿字ヶ浦駅からずうっと歩いてますから、ここで買うソフトは
阿字ヶ浦で買ったものとしてカウントされるルール。
たとえ直線距離でも交通面でも、勝田駅のほうが断然近かったとしても。
しかし、ワンダーGOOより先に、
おもちゃのアトムという、大きな店を見つけました。
中はちょっとトイザらス風。
テレビゲームは、PS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、
ゲームボーイ、そして、いっぱいありましたワンダースワン。
半分くらい、もう持ってるソフトでしたが。

先日『ゲームジャックジャック』のコーナーで取り上げた、このゲームを購入。
阿字ヶ浦(勝田)のおもちゃセンターアトムで、
『仙界伝』を
\3,777(本体\3,598)で入手!

店を出て、時計を見たら17時45分。
あんまり疲れてなかったのですが、結構歩いてたんですね。
当初の目的地だったワンダーGOOは、その少し先にありました。
ここも大きな店舗で、PS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、
ドリームキャスト、ゲームボーイ、スーパーファミコン、
ネオジオポケット、そしてもちろんワンダースワンあり。
本家の『ゲームジャック』で、「ネオポケってどこ行ったんだろう」
って話が出てましたけど、ちゃんと売ってますよ、まだ。
テレビゲーム以外には、家電売り場がありました。

ワンダースワンの旅は、1駅1本が原則なので、
ここでスワンを買っても、数に入りません。
でもせっかくだから、赤の扉を・・・じゃなかった、
ゲームボーイの『ポケモンでパネポン』を買いました。
五千円札を出したら、おつりが二千円札で来ちゃいましたよ。

ちなみにこの二千円札は、翌週あった針生セット氏のイベント
「東京ゲーマーズナイトグルーヴ」の入場料と化した。

さて、ワンダーGOOの前にある、中根郵便局前停留所に来ました。
時刻は、・・・と時計を見ようとしたら、ちょうど後ろからバスが到着。
乗ることにします。ちなみに18時30分でした。
バスがいきなり通りをはずれて、南にそれたので心配しましたが、
その後ジャスコや長崎屋の前を通って、
ちゃんと勝田駅に帰ってきました(18時44分着、\280)。

帰りの車中でよく眠れるように、夕食は車中ではなく、
駅前のモスバーガーで食べました(ホットチキンセット)。
そんなに疲れたという感覚はなかったのですが、席に座った途端に眠気が。
モスから出たら、雨が降っていました。
さっき歩いているときに、こうならなかったのは幸運でした。
走って駅に着き、時計を見ると19時ちょうど。
19時19分のスーパーひたちで上野へ。7両でしたが、何とか座れました。
20時35分に上野に着くまで、案の定、爆睡状態でした。


11月11日。

ちょっと風邪気味の体を押して、8時30分のフレッシュひたちで勝田へ。
7両中5両が自由席ですが、柏で大勢乗ってほぼ満員に。
9時56分、勝田着。10時8分の各駅停車に乗り換えです。
緑の帯の各駅停車。
クロスシート(4人掛けのイス)と、
ロングシート(通勤電車にみられる、横向きの長いイス)が
両方ある車両でした。

やや家がまばらになったものの、依然住宅地の中。
13分、隣の佐和駅で下車しました(\180)。

 
佐和
なぜ特急の止まらない佐和で
降りたかといいますと、この近くに、
ワンダーGOOの高場店があるらしいからなのです。
「ひたちなか市高場字鹿原1503-1」という
住所しかわかっていなかったのですが、
地図をたよりに歩いてみると、
意外とすぐに見つかりました。
店内は、前回行ったひたちなか店に似たレイアウト。
違うのは、本屋があった点。
ここにもPS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、
ドリームキャスト、ゲームボーイ、スーパーファミコン、
ネオジオポケット、そしてワンダースワンがありました。

『誕生』『ミングルマグネット』『waz↑b?ストリートダンサー』と迷った末に、
このソフトを購入。
佐和のワンダーGOO高場店で、
『線脳ミレニアム』を
\3,654(本体\3,480)で入手!

県道31号線を北上し、左に曲がって踏切を通過。
昨日までは寒かったのですが、今日はよく晴れていて、暑いくらいです。
駅に戻ったのが11時7分。
次の電車は17分の高萩行き。
自販機でお茶を買い、持ってきた風邪薬を飲みました。
スーパーひたちがホームを猛スピードで通過した2分後、
ステンレスの電車が入線。

また住宅地が続きます。整然と並ぶ家並み。
しかしやがて家の数は減り、田んぼや
畑・・・多分、特産品のさつまいもでしょう・・・が増えてきました。
再び住宅地に入り、間もなく次の駅に到着。11時22分(\180)。駅の名前は、

 
東海
そう、あの東海村です。
ニュースなどでよく耳にする名前なので、
私、正直言って、
ジェイ・シー・オーのような
原子力関係の工場が立ち並んでいて、
民家があまりない、
特殊な風景の村なんだと思ってました。
しかし・・・、

普通です。
至って普通です。
駅がきれいなのが目立つ程度。最近建て替えられたようです。
しかしそれ以外は、至って普通の村。
民家も多くて、村というより町に近い感じです。
駅の東口にあるジャスコで、スワンを探すことにします。
店内は親子連れでにぎわってました。
今さらながら、この町でも多くの人々が、
ごく普通に生活していることを実感しました。

クリスマスツリーが売られています。
今日は暑くて、クリスマスが近いという実感はわきませんが。
広いおもちゃ売り場の一角に、テレビゲームの売り場あり。
店先の『マリオテニス』に興じる小学生の姿。
PS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、ドリームキャスト、ゲームボーイ、
そしてワンダースワンがありました。
東海のジャスコ東海店で、
『スーパーロボット大戦COMPACT1』を
\4,599(本体\4,380)で入手!

『2』のほうもあったんですけど、やっぱり『2』をやる前に、
一度『1』をプレーしておきたいですからね。

駅に戻って西口に渡り、止まっていたバスに乗り込みました。
12分後、12時20分にバスは発車。跨線橋を通って、駅の東側へ。
村役場の前に、「原子力平和利用推進 核兵器廃絶」と書かれている以外は、
どこにでもあるような町並みが続きます。

バスに乗って、ゲイムマンが向かった先はどこなのか?
この続きはまた次回!

ゴールの仙台まであと
54駅


今回のルート

今回購入したソフトについて

(来年から始まる仕事の準備が立て込んでいて、今回プレーできませんでした。
 次回以降でレビューします)


次回からは「ワンダースワンの旅 日立・北茨城編」に突入!

「ワンダースワンの旅 28.水戸・ひたちなか編(4)」に戻る

tv-game.comタイトルページに戻る
ゲイムマンのホームページに戻る

「ゲーム脳」徹底検証シリーズ
tv-game.comトップページ