GREEN TEA TIME
イギリス万国樹木博覧会


東京からの情報

「樹木医のたまご」ゆんさんから、ナンキンハゼの情報をいただきました!(99/09 /18)
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確かナンキンハゼの実は、ロウ質を多く含んでいてろうけつ染めの原材料になっていたと思います。
街路樹にも多く植栽されていますよ〜。
山渓ポケット図鑑の「秋の花」には、ロウソクのロウの原料とも書かれています。
また、タネから油がとれるとも書いてあります。
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ゆんさんによると、関東地方より西の地域に生えるハゼノキ(Rhus succedanea)からも
木鑞がとれるそうです。ゆんさん、ありがとうございました(^v^)。
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当サイトのレギュラーのお客様でいつもコメントを寄せて下さる東京都の高野京子さんから、
東京の植物について情報と、南京ハゼの紅葉の画像をいただきました!

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「エノコロ草みたいな雑草を生けて撮影する仕事があって、“草集め”をやったのです が、
これが!! けっこう、いろんなものが身近にあって、気がついてないだけで
東京もまだまだ捨てたもんじゃないなあなんて思いました。
草物だとムカゴ、野ぶど う、からす瓜、イヌタデ・・・。
あと紅葉した葉っぱが必要だったんですけど、これも暑さで灼けたのが、探すとけっこうあるんですよ〜!
栃の木、南京はぜなんて、きれいな赤い色になってるのがたまにあって、うれしくなってしまいました。
万理さんとこにも載ってる桂も黄色になった葉っぱが、いっぱいでした。
桂って、せっかちなヤツですよね(^^) 春も早くに芽を吹くし、
落葉も他のどの 木よりも早いような気がします。キャラメルの香りってのは、気がつきませんでし た。
言われてみれば、たしかになんかいい匂いがしていたような気がしてきました。
今年の秋は、もっと注意してチェックしてみます。」
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京子さん、どうもありがとうございます!
実は当方、恥ずかしながら「南京ハゼ」を知らず、慌てて「山渓カラー名鑑 日本の樹木」をひもとくと、
「ナンキンハゼ(Sapium sebiferum)。公園などによく植えられ、
九州の一部には野性化している...。中国原産。」という説明や、
鮮やかな紅葉の片面写真などが載っていました。
かたやイギリスで権威ある樹木のフィールドガイドをひもとくと、載っていなかった!
ということは、イギリスに南京ハゼを見ることはとってもむずかしいってこと。
あぁ、南京ハゼ見たいなぁ...。

(中国原産)


(99/09)

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