わたしにとってチェット・ベイカーはマイルスに影響を受けたピアノレス・ジェリー・マリガン・カルテットのトランペッターとしか認識がなかった。コルトレーンから入ったジャズファンとしてはウエストコーストジャズは、過去のものでなじめないものだったのである。（いやはや頭でっかちでした。）しかしながらこの１０年くらい前からこのパシフィック盤やコンテンポラリー盤とかが再発されてからは、認識不足や食わず嫌いもあったのかなと反省し聴き直しているところであります。このチェット初リーダー盤はジャケット買いしたもので、このデザインで中身が悪かろうはずがないと思い早速聴いてみると、やはりウエストコーストの明るさの中に暗さが垣間見えるチェットのペットのトーンが聴けてグッドである。しかしながらわたしにとってはチェットはバラードプレイヤーで、ここでもバラードしか聴かない。

Chet Baker Quartet

PacificJazz

Chet Baker

tp,

Russ Freeman

p,

Bob Whitelock

b,

Carson Smith

b,

Bobby White

ds,

Larry Bunker

ds,

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isn't it romantic

made in mexico

imagination

this time the dream's on me

pavane

russ job

easy to love

batter up

1953/07/24

Stan Ross

ＬＰ

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