Heathrow空港からドイツへ向かうため、空港行きの列車が出るPaddington駅へ。駅で飛行機のチェックインができ、荷物もここで渡してしまえる。すると1時間ほど余裕ができた。駅から徒歩10分ほどのハイドパークに寄ってみた。30分は居られる。
ハイドパークはリージェンツにも増して、樹木はまばらで、常緑樹が少ない。これでもリスはいるのだろうか?常緑樹を探して枝を見上げたが、巣らしきものは見られない。
芝生の広場を歩いて行くと、1頭のリスが芝生の上を走って行くのが見えた。追いかけて写真を撮る。何もない広い芝生の緩斜面である。天敵に追われたら身を隠す場所がない。
何もない芝生をリスが走っていた!
この公園では、イヌを放つ人が少なくない。イヌはリスを追わないのだろうかと思っていると、目の前で、リスに気付いたイヌが追い始めた。このリスは、すぐに大木の幹にたどり着いて登ったので事なきを得たが、芝生の真ん中だったら逃げ切れないリスがいても不思議はない。たまにはやられているのだろう。
犬がリスを発見!
追われるリスの拡大図
芝生の中にまばらに生えている落葉樹の一部はクリのようであった。根元にはたくさんのイガが落ちていた。クリのイガに混じって、クルミや落花生の殻も落ちていた。人がリスにやるのだろう。
栗のイガに混じって落花生やクルミの殻も
栗の木
リスは近づこうとすると逃げてゆくが、樹上に上がるとあまり逃げないので写真を撮りやすい。人がやったと思われるリンゴの輪切りを食べていたリスもあった。
間近で撮影
いいもの食べてますね
あまり長時間はいられなかったが、少なくとも4頭のリスを確認した。リスの大きさはリージェンツの大柄なリスよりはやや小さめ。ニホンリスの成獣とすれば、かなり堂々とした体格である。常緑樹の樹影のない芝生の真ん中でリスを見られたのは驚きであった。
やあ、こんにちは!
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