フロリダ州ココアビーチ

フロリダ州ココアビーチのスーパーマーケット裏手

1/24 12:00頃 晴れ 気温:約20℃

常夏と言われるフロリダだが、この週は、強い寒気の影響で、あまり暖かくない。とは言っても、冬の東京とはずいぶん状況が異なる。長袖のシャツ1枚でも出歩ける。コートなど着てはいられない。

ココアビーチは、北アメリカ大陸の大西洋側に細長く伸びた陸地の上にある。大陸からは橋一本分の距離で、大陸との間の細長い海は、Banana Riverと呼ばれている。陸の幅はわずか200m程で、長さは数10マイル続く妙な地形だ。

島の真中を南北に伸びる国道AIA沿いに、Publixという大規模なスーパーマーケットがある。その裏手の美容院の前には小さな植え込みがあって、「リスを探すとしたら大きな茂みだろう、でも、もしここにもリスがいるなら見落としちゃダメだよね」というほどの気持ちでふと見ると、リスがいた。割と小柄で、ニホンリスの成獣より小さいようだ。すると、美容院の中からオーナーとおぼしき老婦人が出てきて、殻付きの落花生を投げ与えてながら、「いつも餌をあげてるのよ」と言っていた。このときは1頭だけであったが、毎日何頭も現れるそうで、「これは今年の子だよ」とのことであった。

リスがいた

スーパーの裏手、美容院の前の小さな植え込み

辺りを歩くと、広い通りから数十mはずれた茂みに、リスの姿を確認。割とたくさんいるらしい。

リスのいた樹-1 リスのいた樹-2

こんなところでリスを見かけることができた

夕方に、再びスーパーマーケットの脇へ行ってみた。すると、1頭のリスがスーパーの軒下に登って、柱の上でアヒルのようにガァガァとやかましく鳴いている。昼に見たリスよりやや大きい。周りの買い物客は、特に気に留めるようでもない。それにしても、何をしにあんなところに登ったのだろう?

柱の上のリス

やかましく鳴いていた

翌日、もう一度、美容院の前に行ってみた。今度は、複数のリスが木に登ったり降りたりと活発に動いている姿を見ることができた。ニホンリスと同等かやや小柄のリスたちだった。

熱帯樹を降りるリス

樹を降りるリス


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