どうしてタンス小屋なんか作ったかって言うと・・・

アリスを飼い始めた当時、ホーエイの1階建のケージしかなく、その狭いカゴに閉じ込めておくのはかわいそう、ということと、ある時から、ケージの中で寝るのを非常に嫌がるようになった(何か嫌なことがあったみたいです)ので、家の1部屋をアリスの部屋にして放し飼い、寝起きもそこでさせてました。当時は社宅住まいでした。

おかげで、その辺に置いてある洋服やカバンから、カーテン、ソファカバー、クッションや布団のシーツまで、アリスにかじられて穴が空いています。電気コードもあちこちかじられ、柱や扉や窓枠もボロボロです。

さらに悪いことに、いけないところでおしっこしまくったのです。拭けば済む所はまだいいですが、ワープロや本、そしてアリスちちの大事なCDコレクションが大被害を被りました。大量のCDとケースを拭いたり洗ったり、でも、CDジャケットは元には戻りません。もうアリスちちは怒り心頭という感じでした。

引越しが決まって、社宅を引き払うときには、リスの狼藉の跡をアリスちちはすべて自分で泣きながら補修してました。ボロボロになった柱や窓枠をパテで整形して色を塗って誤魔化すのです。(これって案外難しいんですよ:アリスちち談)

引越したマンションでもやられてしまいました。真新しい壁紙におしっこするは、壁紙を破りまくるは、の振舞いに、アリスははは、しょうがないわねぇ、と笑いながら怒っていましたが、アリスちちは、心底怒っていました。

これが、リスのためにタンス小屋を造った本当の理由なのです。放し飼いの被害が大きい。でも小さいカゴに閉じ込めるのはかわいそう。だから大きい小屋を造った訳でした。

でも結局、今でも昼間はほとんど放し飼いです。手が離せない時には、アリスはタンス小屋の中に入れられて「出せ出せ」言ってガッシャンガッシャン反復横飛びしてます。

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