行ってらっしゃい見てらっしゃい

'98秋 東京ゲームショー
てきと〜なレポート(笑

★その2★
ここでもご注意

このレポートは雰囲気をつかんでいただこうということで、
GIF画像をかなり使ってます。故に非常に重いです。

ご了承下さい。

やっぱり凄い!

いよいよ実際にドリキャスに触れる瞬間です。今まで発表以来、ずっと実機でのデモプレイを楽しみにしてきました。今回わざわざここに来た理由もこれですし。

まず最も一般ユーザーの注目を集めているバーチャファイター3tbを襲撃。おおおお、マジで動いてます(当たり前)。しかもかなり再現性は高い。特にキャラの再現性は非常に高いです。ジャッキーの髪の毛や影のズボンの光沢など、非常に綺麗に処理されていて、思わずおおっと思わせてくれます。背景も非常に綺麗です。とくに高低差のあるステージでは、多少なりとも違和感はあるものの、見た目全然駄目ってところが無い。うむ、これならまず大丈夫でしょう。画面の綺麗さは鉄拳3よりも遙かに上です。

VF3tb画面無しでごめん

順番でならんでようやく自分の番。ここで始めてドリキャスのコントローラーに触れました。重さはほぼマルコンと同じ程度。十字キーはさほど違和感無く、ファミコンやスーファミのように沈み込んだ感覚でないので非常に押しやすい。アナログ部分もほぼマルコンと同じで、さらにそれより頂点を高くして回しやすくしてあります。4ボタンも、丁度バーチャということもあって違和感もなし。新鮮な感覚ではありますが。これはこれですぐなれてしまうことでしょう。

実際にプレイしたバーチャは、非常にデキの良い物でした。とにかく動きが良い。ジェフ夫を使っていろいろ遊んでみましたが、ホント違和感無し。これなら発売同時タイトルとして恥ずかしくない物に仕上がると思います。

続いてブースのはじにあるGEのコーナーへ。ちょっと気になっていたペンペントライアイスロンをプレイ。見た目非常に画面が綺麗です。下手するとソニックより綺麗かも。で、実際にゲームをプレイしてみると、思ったほどスピード感がありません。対戦ができなかったので何ともいえませんが、全体的に緊張感にかける内容で、個人的には今一つです。

GEコーナー

その次にお隣のゴジラをプレイ。こちらは正直ほとんど期待してなかったのですが、どうして、いやあ、結構面白いです。町を破壊してその破壊のレベルと破壊の仕方などで競うというのが非常に面白い。ゴジラたち怪獣の動きが重いのでプレイ感覚はやや鈍いですが、壊す爽快感を追求しているタイプの作品だけにかなり遊べます。自衛隊がちょっと強すぎるけど(笑これは意外な穴馬でした。私はたぶん買うと思います。

つづいて、裏をまわると、実にひっそりとセガサターンブースを発見(^^;ちょうどSEGAブースの通路とは反対側の壁際にほんとひっそりと20台程度、6作品程度並べて展示しているのみという、何とも寂しい状況に時代の移り変わりを感じざるを得ませんでした。

サターンコーナー

寂しく大正浪漫倶楽部の勧誘をやっているおにーちゃんたちも投げやり気味(笑 というか、こちらに関してはキャンギャルすらいないという現状。ホントサターンが終わっていってしまうのをここで痛感しちゃいました。でもゲーム自体は体験。特にダビスタ18頭立ての映像、そして何よりせがた三四郎真剣遊技が極めてイカス!とにかく徹底した熱いおバカな作りになっており、ゲーム内容はともかくとして、全体的に意識して作ったバカゲー最高峰に立てそうな予感すらします。10/20より放映CMを最後に引退するせがた三四郎ですが、これはGet必須の逸品です。

またまたドリキャスにもどって、発売同時タイトルで最も私が注目していたセガラリーですが、残念ながらVTR展示のみ。しかし、その展示も内容を見る限りまだまだまだまだまだまだまだ・・・ぐらいのレベルです。VF3tbの再現性にくらべると遙かに見劣りする画面。もちろんまだ全然書き込んでないとのことですが、それでもこの状況で間に合うか?っていうレベルです。期待はしていますが、結構心配は残りました。

その裏側にはドリキャス初のSTGになるであろう、ガイストフォース、そして注目のブルースティンガーも展示されていました。ガイストフォースはVTRのみの出典で、動きそのものは予想していたとおり、パンツァードラグーンに近い物があります。ここからどうやってオリジナリティをさらに出していくかが興味あるところです。一方のブルースティンガーは、すでにプレイ可能で、キャラを動かしてみましたが、すんなりとスムーズに動かせます。バイオハザードと比較されやすいですが、息づかい表現等、息をはいた時の表現も綺麗ですし、実働画面をみるとかなりおもしろそうです。で、その裏、クライマックスの新作、クライマックスランダーズがプレイ可能。早速町の中を移動してみます。キャラの動きはかなりできていました。動かしてすぐライルに再開。ここでメガドラキャラにあえるとは・・・とちょっと感動(笑 でも、まだブルースティンガー等にくらべると書き込み不足に見えます。技術はよくわかりませんが、なんとなく物足りなさを感じました。動かしてみると、やっぱり何となくランドストーカーぽさを感じさせてくれます。

さあ、いよいよ今回の来場最大の目的であったソニックと1ヶ月半ぶりの再開です。すでに会場上部に設置されたモニターでガンガンソニックアドベンチャーのアドベンチャーパートの一部が新たに公開されており、それを見ただけでもドキドキ物です。

ソニックの看板

まずは最もやってみたかったテイルスのステージからプレイ。雪崩が迫る中をスノボで駆け抜け、ソニックより先にゴールすれば勝ち、ということでやってみました。以前の発表会で中さんが「とにかくレバーを入れるだけでプレイできる物」ということだったので、特に小細工無しではじめました。なるほど、レバーを意識した方向にちょちょっと倒して行くだけでかなり良い感じです。そして雪崩が尽きると今度はソニックとの競争。ジャンプ台でビッグジャンプを決めるとさらに加速ってことで、意識して狙いました。おお、結構はじめっからいけます!しかも気持ちいい。結局ソニックには圧勝しましたが、まわりの方のプレイを見ていると皆さん負けてるんで、あのジャンプが勝敗を分ける、そんな感じです。でもこれ、単品でも十分面白いです。

続いて再度行列にならんでエミーのステージをプレイ。ここは以前の発表会ではまだほとんど公開されなかったステージです。エッグマンのロボから逃げ切ればOKってステージ。ハンマーでどんどこ敵や障害物を破壊してとにかく逃げるステージです。ちょっとテンポが悪いけど、展開はそんなにシビアじゃなくて良い感じ。なによりエミーかわいいし(笑 で、アクシデント。進み方わからずテキトーに床におりたら死んでしまいました(笑 リスタートでクリアしましたが、画面の切り替わりが非常にみにくくて、よくひっかかります。ここら辺は改善して欲しい所ですね。

エミーとガンマのデモ画面

それからもう一回別の列に並んでエッグマンのロボ、ガンマのステージをプレイ。ここも発表会ではビデオのみだったのでプレイできるのが楽しみでした。ロックオンはボタンを押しっぱなしで出る紅い捕線ビームでロックして、話すと発射。連発で倒すと制限時間が延長されるという感じで、なれればなれるほど面白いですね。一応ダッシュも張り付きもできるので、高速移動しながらのロックオンはかなり楽しい。でもプレイしたステージはそんなにガンガンダッシュできるところでも無いので、やや単調になってしまいました。結局そのステージのボスと戦って終了。キャラ特性は非常に面白いと思うので、実機でできる頃、このステージがさらに面白くなっていることを祈りたいです。

次にナックルズではなく、丁度列が少なくなっていたのでソニックへ。いよいよ最も楽しみにしていたプレイです。で、はじめに感想を行ってしまえばこれはホント面白い。スピード感はもちろん、カメラアングルの位置や敵の配置もソニックステージだけはよく考えられています(笑 他は現段階でちょっと難ありに感じた分、走らせていて単純に気持ちいいのは凄いです。前の人や隣の人のプレイでは、余計なところでジャンプかまして死んでしまっていることが多かったですが、余計なことをせず、ダッシュと敵を倒すことに集中してプレイするとかなりスムーズに進みます。例の壁を駆け下りる面もあっという間ながらその技法は何度見ても新鮮です。レバーを倒すだけというのもあながちウソでもないようで、進む道も非常によく考えられた配置で感心するばかりです。いやぁ、これはホント良いですね。これだけでもやる価値十分です。

最後にナックルズをプレイ。ただ、ナックルズステージは音と光を頼りにエメラルドのかけらを探すのが目的なので、まわりでジャンジャカ音が鳴っている状態では聞こえるはずもなく、壁登りを堪能してました。いやぁ。このステージもホント綺麗です。滑空で空を飛んで、下界のフォグを見るのも非常にいい雰囲気。壁を登るのも、地面を掘るのもかなり新鮮です。時間的にかなり時間かかりそうだったので、プレイできたソニックアドベンチャーのゲーム各種では唯一クリアできませんでしたが、十分堪能しました。これもかなりいけてると思います。

ひととおりソニックをやり終えると、結構人も増えてきてソニックの待ち時間も、キャラによっては20分くらいの待ちになってきたので、他のブースへ移動。各ブースを様々まわりました。各社色々と仕様が面白い物が多く、派手だけでなくネタで勝負している所も多かったですね。

個人的には故・横井氏の忘れ形見ワンダースワンを発表したバンダイ、ネオジオポケットを発表したSNKが気になりました。特にネオジオポケットはSEGAブースでもSNKブースでもドリームキャストとの接続性能を訴えてましたので、どういった形で相互リンクできるのかも楽しみです。ちなみにネオジオポケットは発売前からカラーバージョンも展示されていました(笑 いずれにしても、これらのPDAマシンはたぶんどれも買っちゃうと思います。特にネオジオポケットキータッチもよく、ソフトもまずまず面白いしデキもいいので月末Getはほぼ決定になりました(^^)

今回は東館がほとんど物販ブースとして割り振られているため、そちらでSEGAのグッズをチェック。今回は流石にドリキャス一色という感じで、ありとあらゆる物に渦巻きが込められていました(笑。 また笑いを誘っていたのは湯川専務物。湯川専務のCMお馴染みのシーンがプリントされたクリアファイル、湯川専務がかがみ割りの時に来ていたハッピなど、かなり笑えるグッズが多いです。ソニックアドベンチャーグッズも増えてます。個人的には渦巻きのネクタイが欲しかったのですが・・・・(笑

他には、テクノソフトブースで過去のテクノブランドCDが販売されていました。お金が無かったのでGetしませんでしたが、今後通販も同タイトル復活させるようですのでこちらも楽しみです。

物販系はやはり売れ線のキャラ物に集中していました。おそらく一般日は身動きできないほどの混みようになるのではないでしょうか。

さて、ひととおり見るだけまわって、ドリキャス物があるところをほぼチェックし終えたところでSEGAブースに戻ってきました。ほどなく16時より中さん登場してソニックアドベンチャーのイベントがあるというアナウンスが。これはもう見るしかないでしょう!そんなわけで、結局最後の17時までいること決定して、SEGAブースのイベントコーナーの一番真ん前でイスに座って一時休戦です。


その3へ続く

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