バッシュ
更新1999.03.01 |
1.バッシュ選び
@サイズ
サイズは、かかとに自分の人差し指が入る位の余裕あるものを選ぶ。つまり、普段履いている靴よりも大きいサイズとなる。
ただし、最も重要なのは幅であり、ひもを締めたとき、足首、かかと、足の甲がきちっとホールドされるものを選ぶ。あまり大きすぎると、靴の中で足が動いてきちっとしたステップが踏めないばかりか、捻挫しやすい。
参考に、ナイキのサイズは、次のようになっている。
(cm) |
22 |
2.5 |
23 |
23.5 |
24 |
24.5 |
25 |
25.5 |
26 |
26.5 |
27 |
27.5 |
28 |
28.5 |
29 |
29.5
〜32 |
メンズ |
|
|
4 |
5 |
6 |
61/2 |
7 |
71/2 |
8 |
81/2 |
9 |
91/2 |
10 |
101/2 |
11 |
111/2〜14 |
レディ |
5 |
51/2 |
6 |
61/2 |
7 |
71/2 |
8 |
81/2 |
9 |
91/2 |
10 |
|
|
|
|
|
(cm) |
20 |
20.5 |
21 |
21.5 |
22 |
22.5 |
23 |
23.5 |
24 |
グレードスクール |
1Y |
11/2Y |
2Y |
21/2Y |
3Y |
31/2Y |
4Y |
5Y |
6Y |
(cm) |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
プレスクール |
9C |
10C |
11C |
12C |
13C |
(cm) |
11 |
12 |
13 |
14 |
ベピー |
5C |
6C |
7C |
8C |
ちなみに、ナイキは表示より、少し小さい。
A履いてみる
バッシュは高い買い物、購入するときは、必ず履いて見る。
この時は、バスケ用の厚い靴下を履いて、必ず両足ともきちんとひもを締めて履く。足踏みやしゃがんだ時に、違和感がないか、足はきちんとホールドされているか、指先に余裕があるかを確かめる。店に遠慮する必要はない。よい店は、今のことを逆に進めてくれるはず。いやな顔をする店とは、いずれ長いつきあいはできない。他の店を探そう。
B硬い靴、柔らかい靴
バッシュの設計思想は、かなり変わってきているようだ。
ミニバスから高校生までのクラブチームプレーヤーが愛用しているアシックスのバッシュは、かっこはよくないが一度触ってみる価値がある。最高級のポイントゲッターかオールジャパンなんかがいい。底がすごく柔らかいことに気づくだろう。足首等はきちっとホールドするが履いていない様な感覚が得られる。
次にNIKEのジョーダン12以降か、なければズームフライト、エアーマックスアップテンポあたりを触ってみよう。半端な力じゃ底が曲がらない。これは、激しい動きに対して足を保護する事を考えているためで、NBAプレーヤーがカットインで鋭く足を踏み込んでいる時に靴がひしゃげている写真なんかを見れば分かる様に、彼らには柔らかい靴じゃだめみたいだ。
ただ、一般の人、特に子供では足に馴染まないし、靴の中でかかとが浮いたりして履きにくい。底全体にエアーが入っているNIKEなんかは、ダメもとで、覚悟を決めて買おう。
Cローカットとハイカット
バッシュは、やっぱりくるぶしまできちっとホールドしてくれるカットを薦める。なぜなら、バスケで最も多い怪我が足首の捻挫だからだ。
Dクラブチームプレーヤーなら軽いことが一番
バッシュは頑丈に作る必要があり、重くなりがちだ。一方、バスケは走るスポーツだから、なるべく軽いことが必要となる。練習が厳しいミニバスや部活でプレーするなら、特に重要だ。
たとえば、シューティングガードのレジーミラーモデルで軽いナイキのエアームービンアップテンポが435g(片足26.5cm)、中学〜高校生向きのアシックスのゲルスパークUが385g(片足26cm)と、これでもかなり違う。重さについては、特に表示がないので、持ってみるしかない。
E足ムレをしない
風通しのいい靴でないと、足ムレ、マメができやすい。ジョーダン12や13は、空気穴もないし、通気性の材質も使っていないので、心配だ。
Fエアーかゲルか
ソールは、スリップせず、きちっと止まれることはむろんだが、適度の厚さとクッション性を持っていることが、重要である。扁平足の人や甲高の人、小学生などは特に注意が必要である。ナイキはエアー(空気袋)、アシックスはゲル(ショック吸収材)を使ってクッション性を高めている。しかし、いずれもいくつかのパターンがある。極端に薄いソールは避けたほうが無難だ。履いているうちに、足の裏が痛くなったら、中敷きを変えよう。
Gポジションに応じた靴選び
ガード、フォワード、センター各ポジションごとに動きや運動量も違うのでそれぞれに適したシリーズを各メーカーでは用意している。
大別すると、ガード用、センター及びパワーフォワード用、オールラウンド用の3タイプの様だ。
オールラウンド用に比べて、ガード用は、スピーディーな動き対応できるように軽くて、ややローカット気味、センター及びパワーフォワード用はよりハイカットで足首を保護し、ゴール下のジャンプに対してクッション性を高めたモデルとなっている様だ。 センター及びパワーフォワード用は特殊と考えた方が良さそうだ。
主なメーカーのシリーズは次のとおりである。
メーカー |
アシックス |
ナイキ |
オールラウンド用 |
GELXXL X MT等 |
UPTEMPO |
ガード用 |
DRIVEMASTER等 |
FLIGHT |
センター及びパワーフォワード用 |
GELXXL X Hi等 |
FORCE |
2.ミニ情報
@ おじさんに人気のバッシュは
世界のおじさんに愛されるシューズというのが、ナイキのバークレーモデルだ。
その理由は、ソールにエアーをたくさん詰め込んであるので、現役引退してやや太めになった草バスケのおじさんにピッタリなのだそうだ。甲高幅広に出来ているので、昔から日本でも人気が高い。(北舘洋一郎、スニーカー新聞ダンクシュート98.5)
A ソックスの履き方
NBA選手は、ソックス2枚履きが多い。(北舘洋一郎、スニーカー新聞ダンクシュート98.5)
私もやっています。お薦めです。
B ジョーダン]W
ジョーダンシリーズ最後のバッシュであり、99年のオープニングゲームでは、ジョーダンに敬意を表して多くのNBA選手が履いた。履きやすかった]Vに比べてソールが硬いが、記念にほしいバッシュである。
3.バッシュ情報
@アシックス
Bその他
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