２００２年０３月０３日
高松宮杯１回戦
ＶＳ　ディッキーズ
(於　東芝ＢＧ)

★　Ｐｒｅｔｔｙ監督が斬る　★

「試合前は焦ったぜー！！」だとさっ。

★　アトムの目　★

本日は、待ちに待ったＰｒｅｔｔｙ長嶋２００２年シーズンの開幕戦である。
プロ野球であれば、自主トレ→キャンプ→オープン戦を経て開幕戦に臨むものだが、Ｐｒｅｔｔｙ長嶋はいきなり実戦である。恐ろし〜！！まぁ、これも草野球の醍醐味だとは思っているが・・・。って言うか草野球にシーズンオフは無いのだけど・・・。

本日の天候は曇り。そして何よりも昨日までの暖かさがウソのような寒〜い日となった。
対戦相手のディッキーズさんとは４年前に１度対戦して敗れている。４年も前の結果など当てにはならないが、負けている相手だけにリベンジをかましたいＰｒｅｔｔｙ長嶋である。

さて、本日のメンバーであるが、主砲あきらが仕事により遅刻、外野の要しぇんしぇいが急な発熱により急遽欠席、スーパーエースローリーが集合時間に遅れ、９人揃ったのが試合開始５分前である。連盟の役員さんに聞かれたら怒られそうなだらしなさである。待っているメンバーもヒヤヒヤものだった。
主砲と外野の要を欠き、毎度１人頭を悩ますのはＰｒｅｔｔｙ監督である。そんな悩める監督が３番レフトに指名したのは・・・、
不動の２番打者であり、記憶より記録に残る男であり、２００１年首位打者であるキングカズであった。
監督からの御指名を受けて、

「来たか来たかっ！遂に俺の時代が来たかーっ！！」

と試合前からルンルンの勘違い男。
さてさて、前置きが長くなったがどうなることやら。

Ｐｒｅｔｔｙ先行で始まったこの試合、開幕戦の緊張感漂うなか、先頭打者のまっぱ５５が絵に描いたような死球で出塁。皆に笑いを振りまく見事な死球でしたなっ。
ここで手堅く先取点を取りたいＰｒｅｔｔｙ監督が選んだ作戦は送りバント。軽く作戦を遂行するであろうと思われた２番山京はバントを失敗。その後の変化球にもタイミングが合わず三振に倒れた。
あららー嫌な流れだねーという所で、勘違い男キングカズが木製バットを持って登場である。おそらくウルフ高橋ヨシノブになりきっていたように思われる。そのカズが期待に応え、オンボロ木製バットの鈍い音を残し一二塁間を破るライト前安打を放ちチャンスを広げると、カズが打てるのであればとみんなで続く続く・・・、打者９人を送りだす猛攻で５点を先取する事に成功した。
カズの安打はＰｒｅｔｔｙの今期初安打となったわけだが、その後誰もその話題について触れた人間はいなかった事をここに報告しておく。あらためて影が薄いと言うか、記憶より記録に残る男であることを再認識させられたＰｒｅｔｔｙメンバーである。合掌！！

５点を先制したＰｒｅｔｔｙ長嶋初回の守備。本日の先発は大魔人しげる。今期２度の練習で絶好調のピッチングを披露していたために、Ｐｒｅｔｔｙ監督が自信を持って先発に送り出した。
開幕戦の緊張からか、はたまた寒さのせいか先頭打者に四球を与えてしまうが、調子の良さが表れるとたちまちにしてピンチを切り抜けた。

２回、３回と相手のミスにも便乗して追加点を上げ、思わぬ大量得点に驚きのＰｒｅｔｔｙ長嶋であった。

３回の守備。ここまで無安打２四球の好投を続けていた大魔人しげる。疲れが出たのだろうか、四球と２本の安打で１点を献上してしまった。

最終回の守備も、ランナーは出すもののなんとか後続を抑えゲームセット。昨年の５月以来（試合をやって勝ったのは３月だけど・・・）、３大会ぶりの１回戦突破である。ん〜長かった！

さて本日のＭＶＰは、投げては２安打１失点の完投、打っては３安打６打点、走っては３塁打と大車輪の活躍を見せてくれた大魔人しげるに決定！！ウェイトハンディを感じさせない激走には感動すら憶えました。それにしても３安打６打点って、１年分打っちゃったんじゃないの！？
と言うことで昨年の成績を覗いてみると、２１打数４安打２打点ですぞぃ。今年は大魔人の年になるのかな！？

昨シーズンは２回戦を突破することが出来ずに終わってしまったが、今年は何処まで勝ち上がれるのか？みんなで頑張りましょ。

★　個人成績　★