老猫日記

30 jul 選挙で良かったこと。
参院選は投票率が低かったのが以外でしたが、結果はほぼ予想通りでした。
感想はいろいろあるけど、とりあえず野坂さんのコメントが一番共感できまし
た。「どうせ改革なんてできっこないんだから、自民党が大勝したほうがいい。
一度みんなの眼が覚めるほど日本がひどくならないと、本当の改革ははじまっ
て行かない」 そんなような内容だったと思います。
ほんとにその通りだと思います。選挙に投票するくらいで、世の中が変わるな んて思うのはどうかしてる。農業一つ見たって、相当の覚悟がないと立ち直ら ない。失業にしても、仕事をシェアする仕組みと合意を今のうちにつくらない と、手の打ちようがなくなってしまう。 一度、議員を全部入れ替えるくらいのことやらないとダメなんじゃないか、 とかつい思ってしまいます。 あ、そうだ、もう一つ良かったのは田中康夫さん。やっぱりこの人は偉いです よ。テレビもゴシップみたいなことばかり取り上げてないで、田中知事が日常 どんなに一生懸命県政をやってるか、報道してほしいです。

15 jul 2001 空々しい

ファシズムの世の中って、映画や写真の影響だと思うけど、ものすごい暗い世 の中だとずっと思っていました。そうではなかったんですね。少し前、辺見庸 さんが今の世相を指して「明るい闇」という表現をしていて、なるほどなあと 思いました。そのときはまだ森首相だったんですが、今小泉さんになって、そ のコントラストがより強くなったような気がします。特に参院選がはじまって、 首相の言葉がきれい事で空々しくなった分、闇の部分がより濃くなったみたい です。 このまま近衛内閣と同じになっていくんでしょうかね。蛙を蓋のない鍋に入れ て、ゆっくり温めていくと、飛び出せずに煮られてしまうそうですけど、同じ ことなんでしょうか。

3 jul.2001 藁をつかむと溺れます。

中国からの輸入に押されて梅がキロ8円、レタスが10円で売られている、 というメールがフェアートレードくらぶのMLに流れてました。 凄まじいですね、こういうのは価格破壊じゃなくって、農業破壊っていうんじゃ ないのかなあ。 そのメールに書いたレスです。
----------------------------- 8円に10円ですか、しかしすごいですね。 単純に考えると、日本の農家が梅やレタスを作り続けるためには、 別の付加価値をつけるか、あるいは自分の収入を中国の人なみにして、 キロ8円までコストを下げるしかないですよね。 アメリカのチャイナタウンでも時給1ドルでジーンズを縫っている人が いるそうですけど、それと同じようなことになるんでしょうか。 でなければ先日発動されたようなセーフガードに頼るとか。 >そしてその陰に、 >多分第3世界での価格をより安くする熾烈な力が働くんだろうなあと。 > >すごい世界だけど、100年も経ったらいったいどうなっちゃうんだろ >う???とちょっと絶望的になりました。 > 日本の場合は絶望するのに、そんなに待たなくてもいい、みたいですけどね・・ 後5年から10年で十分?という気がします。 断言はできないですけど、その力って、これから日本の他の産業にも、ますます 働いていきますから、労働力コストを下げようとする圧力は今よりもっと強まる と思います。当然、失業も今より増えるし、正社員が少なくなって フリーターが増えていくでしょうね、というか若い世代ではもう そうなってますよね。不景気だからじゃないんですよね、仕事がないのは。 (ネパールでミシンを踏む姿の別の側面が日本の就職難、ということでしょうか) 今は親が援助してるからなんとかなりますけど、 これがづっと続くと、親の世代(団塊の世代)が労働市場からいなくなったとき、 要するに年金生活に入ったときですけど、自分の収入だけでは生活 できない人が大量に生まれてくることになります。 今のグローバル化の流れから言えば、労働力も世界中から調達して競争 させる、ということですから、アジアから安い労働力がどんどん入ってきて その人たちとも競争しなければいけないので、その段階では普通に働い ている人の収入レベルは今より相当減っているはずです。 そうなるともう収入の少ない人を社会的に支えることができないですよね。 おまけに、今言われている「小さな政府」というのは要するにセーフティネット を小さくする、ということですから社会保障がどこまで残るかわからない。 簡単に言うと「相互扶助抜きのアメリカ」みたいになるんだろうと思います。 これって相当ハードな世界ですよね。絶望するかどうかわかりませんけど。 話が飛躍しますけど、個人的には小泉さんみたいなタイプは好きだし、 小泉内閣が生まれてきた過程はとても意味があると思っています。 でも小泉さんのやろうとしてるのはハーメルンの笛吹男の役なんですよね。 後に付いて行って、おぼれ死ぬかどうかはわからんないですが、多分行き先は 上に書いたようなことなので、そんなに希望があるとは思えないです。

18.may.2001 ベトナムで暮らすということ

旅行関係のmlでちょっとショックな記事があったので転載です。 ベトナムの小説なんか読んでて頭でわかっていても、こういうふうに実際 ハノイにいる人の話を聞くと うーん やはりそうか・・・・・ という感じになりますね。 そのうち一年ほど住もうかなと思っていたんですが ちょっとためらってしまいます。もっとも日本だってそう変わらないですけど。 --------------- > ベトナムの嫌なことの一つは、半監視状態のプライバシーのなさだと在住経験者は良 > く言いますね。僕のような旅行者は、そんな目に遭うこともないのですが。でも、目 > を付けられるようなことをすれば旅行者でもばっさりとやられるみたいですね。コン > ・アンに載ったりしたらやっぱり恥ずかしいだろうし。 半監視状態。。。そうですね。目をつけられたら、電話の盗聴など当た り前の国でした。そのうち堂々と遊び歩いていましたが、やはり何処へ 行っても気になるのは人の目。何処で何を見られているか解りませんし。 ホーチミン市よりはハノイの方が意外にも規制は緩かったですけど。 #それ以上に人の噂が怖かったですが。 旅行者はそれほど厳しくもありませんでしたね。 考えてみるとベトナム人も内と外はハッキリしていますね。自分らの懐 に入ってこない観光客には良い顔をすることが多いですが、自分らの懐 に思いっきり入ってくる在住外国人には警戒感が強いですし、観光客に 対する顔はあまり見せない。ハノイだけかな? > これもなかなか理解しないみたいですね。目先の利益に目がくらんで、卵を産むトリ > を殺してしまうという事例が多すぎるようです。日本人だけでなく、どこの国もこれ > をやられて愛想が尽きているみたいですね。前にも書いたような気がするけど、自動 > 車会社なんか良い例。最初は何社かに限ると言って信じて進出すると、結局ここもあ > そこも状態で、月産数千台の工場の一月の生産量が数十台とか泣くに泣けない状態だ > ったり。そんなでかい工場を建てる方も見込みが甘いのは甘いのだけど。 ベトナム国内に進出している外国の自動車メーカーってどれくらいあり ましたっけ?日産、トヨタ、本田、起亜、Deawoo、フィアット、フォー ド、クライスラー、ベンツ、ルノー、。。。年間何万台も売れる国じゃ ないのにこの顔ぶれ。 > > 付け加えて、ビザを発給する内務省の人間がアルバイトでビザ屋を経営 > > してうまい汁を吸っている現状を変えられるのか。。。 > 目先の利く人間だけが潤うというのはやっぱり良くないと思いますよ。全体は確かに > 底上げされているとは思うけど、それより貧富の格差の拡大の方が大きいし。 私も良くないことだと思います。現に私の友人の中にもとんでもないほ ど収入のある人間がいて、「何かが間違っている」と感じることもしば しばでした。ベトナム国立中央銀行に勤務する友人がいるのですが、彼 は銀行から貰う給料が月に120ドル。年収にして約$1500。副業 で某有名ブランドのベトナム国内販売店を8店ほど経営しているのです が、そこからの収入が年に10万ドル。何のために銀行に勤めているの?っ て聞いたところ、返ってきた答えが「コネを得るため」。何かが狂って ます。 彼と対称的だと思ったのは、今はもうこの世にいませんが、私が友人付 き合いをしていた女性。ランソン省の出身だったのですが、6人兄弟姉 妹と両親を養っていくのに、売春をしていました。その手の商売をして いるとやはりと言うか、、、HIVに罹ってしまって。HIVに感染してもな お、売春を止めなかったんです。「死ぬまでにまだ大分あるから、それ までに少しでもお金を稼ぎたい」って。何とか助けたかったのですが、 私は何も出来ず。日本人受けする子でしたので、日本人観光客の相手も 相当したと聞いたことあります。 以前、ベトナム共産党の長老が嘆いていましたね。貧富の差がこれ以上 拡大するなら、ドイモイなんかこれ以上やらない方が良いって。 -------------

01.05.10 セミプロなんて

amlから教科書問題の記事を転載します。 栄光への脱出でしたか、スティーブ マックイーンの台詞で、「セミプロなん て素人と同じさ」というのがありました。医者とか大工さんの場合は専門家の 意見が尊重されるのになんで素人の書いたものを教科書にしちゃうんでしょう かね。本業で名前を残せなかったから、こっちで有名になろうってことなんで すか? それにしても日本の学会って誇りというものがないんですか。「黙れ素人!」 と一喝するのが普通でしょう。 ---------------- http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2001042758780 より。 東亜日報(japan.donga.com)、朝鮮日報(japan.chosun.com)、中央日報 (http://japanese.joins.com/) の韓国主要3紙が全て日本語版ページ を公開しているというのもスゴイことだと思います。 なお、文中の「柳宗悦」(やなぎむねよし)は日本人です。 [東亜広場]「神の国」 不吉な賛歌 APRIL 27, 2001 16:22 by 金忠植(キム・チュンシク)記者 (seescheme@donga.com) 日本が不吉な動きを見せている。新首相のあだ名である「変人」という 言葉を借りて表現するなら「変国」になりつつ#るとでも言おうか。最近、 韓国、中国、アメリカ、そして世界がそんな目で日本を見つめている。  侵略戦争を引き起こし、ついにはその戦争に負けて憲法を変え、軍隊も 排除したのが日本という国だ。それが半世紀前の日本の歴史だ。が、日本 は今、それを覆す動きを見せている。「侵略と植民地支配は自存自衛のた めに仕方ないことだった」、「日本が犯した罪はたったひとつ、戦争に負 けたことだけだ」と言い張る。反省する必要も、謝罪する必要もないと意 地にかかっている。新総理は集団的な自衛権の行使(軍隊動員)もあり得る ことであり、靖国神社への参拝も公開的に行うと公言した。  「マッカーサー率いる日本占領連合国軍以来の『歪んだ歴史観を書き直 そう』」をキャッチフレーズに掲げる「新しい歴史教科書をつくる会」が 今となって脚光(?)を浴びている。「歪んだ歴史教科書」を主導した問題 の組織だ。だとすればその集まりは歴史学者が主軸となっているのか?そ うではない。それもまた不自然だ。  日本の知識人社会の「右翼派」の先鋒に立っているのは文芸家と評論家 だ。もちろん様々な専攻による職業分野の下、右翼に携わっている。しか しその先鋒に立って世間に頭角を現しているのは、文学を習い、耽美的な 情緒と主観的な解釈の職業の枠の中で育って成功を収めた人々であること に私は注目する。  「新しい歴史教科書をつくる会」の先頭に立った西尾幹二は、東京大学 でドイツ文学学科を卒業したドイツ文学学者だ。彼が執筆した「国民の歴 史」という日本礼賛論はベストセラーとなった。日本の視覚から歴史を書 き直すという、いわゆる自由主義史観の主唱者「藤岡信勝」は北海道大学 の教育学科を卒業した教育学の教授だ。歴史学に骨を埋めた学者ではない。 彼は日本が「自虐史観」、「謝罪の歴史」から脱皮しなければならないと 叫ぶ。それはまるで「自讃の史観」でなかったがために、日本が停滞に陥 ったとでも言っているかのようだ。従軍慰安婦を教科書に取り入れてはな らないというのが、このアマチュア史学者の持論だった。   「日本の3百万の死者の哀悼を通じて(その上で)日本により命を落と したアジアの2千万人の死者の哀悼にいたる道は可能か」と論じた加藤典 洋は、東京大学の文学部を卒業した文芸評論家だ。   極右発言を事ある度に繰り返しながら庶民の票を得てきた東京都知事の 石原慎太郎は、「太陽の季節」という小説でスターダムにのし上がった作 家出身の政治家だ。また、「日露戦争での日本の勝利は、有色人種が白人 に勝利した最初の戦争」だと自讃する渡辺昇一はロンドンで留学生活を送 った英語学者だ。   正統派の歴史学者、哲学者、国際政治学者は皆どこへ行ってしまったの だろうか。なぜよりによって事実の記録や証拠、客観的な評価が体に染み 込んだ日本を代表するに値する史学者ではなく、文学者のような繊細な感 性を持つ扇動者達が、一方的な資料の解釈・検証が確認されていない仮説 を歴史の教科書に盛り込めと意地を張れるのであろうか。  私はここでユダヤ系哲学者のハンナ・アレントの鋭い分析を思い浮かべ る。彼女はドイツのナチズムを研究した名著「全体主義の起源」でこう述 べている。ナチの胎動期に太鼓を叩き、暴徒を集めたのは、他でもないペ イソスに訴えるかける文学生徒らだったことを。文学の本流にも加わるこ とのできなかった異端の役立ずの知識人がナチの旗を掲げたのだと。   ドイツのナチを引き起こした狂信的な文学者達と分けが違うと、右翼の 旗を掲げ、その名を轟かす右翼の名士達は反論を提起するかもしれない。 私もどうかそのような悲劇が繰り返されないで欲しいと望むばかりだ。し かし予感は不吉この上ない。   アジアと世界を見つめ、人類と文化を語る声が日本に全くないわけでは ない。しかしそう叫ぶ教授達と市民団体の消え入るような声、孤独な絶叫 は完全に除け者扱いされ、日本の大衆の耳からも遠ざかっている。「右傾 化一辺倒」を先導するラッパの音と「神の国」の讃歌だけが列島に響き渡 っている。   「日本が万一、(相互尊重主義)の人倫を踏みにじれば、世界は日本に背 を向けることになるだろう。ならば滅びるのは日本のはずだ」「日本人は 己に有利な道徳だけを前面に掲げ、日本を正当化する卑怯な態度を恥じる べきだ」。80年以上前、柳宗悦はそう語った。しかし、その声は踏みにじ られ、日本は敗亡へと突き進んだ。 -----------引用ここまで 「もし三度目の原爆が落とされることがあるとしたら、それは日本だろう」 30年以上前に読んだ言葉ですが、確かにそうかもしれません。多分三度目 もアメリカの手によって。

01.05.01 憲法記念日

3日は憲法記念日ですね、憲法の行く末も気になりますが、この日は14年前、
朝日新聞の小尻記者が「赤報隊」を名のる誰かに射殺された日でもあるんです。
後一年で時効になってしまうのですけど、いまだにてがかりがありません。大
阪では毎年この日に「青空表現市」が開かれていて、事件のことや、いろんな
思いを話し合う場所になっています。子どものころの事件で全く知らない、と
いう人も多いと思いますが、犯人はもちろん動機も全くわからないにもかかわ
らず、裏に隠されたものはものすごく大きいと言われている事件です。

全く証拠はありませんが、事件が起きたときからなんとなくこの事件には中曽
根元首相の周辺がからんでいる、という気がして仕方がないんですよね。いろ
いろ考えても他に思いあたらない感じだし。

そういう意味で、今度の内閣は小泉さんの発言のこともそうですが、中曽根
さんの影響が強いという面でも怖い感じがしてます。

01.04.17 歴史教科書のことで

韓国の国会議員が衆院前でハンガーストライキを行っています。 転載------------ 皆さん今日は砂川です。 金泳鎮韓国民主党国会議員が日本の「作る会」の教科書問題に抗議して 衆院前に座りこみしてられます。 多分日本のマスコミは取り扱わないと思いますのでお知らせします。 ええ顔したおっちゃんです。日本の議員にはいないでしょうね。 詳しくはこちらへ http://www.zorro-me.com/2001-4/010414.htm ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ たぬきの薬屋さん・志賀町議会議員 砂川 次郎 -------------- たしかに鍛えられた表情の人ですね。信仰なのか信念なのかわかりませんが、 確固としたものを自分の中に持った人間、という感じです。金沢だったら絶対 一緒に座り込みます。「非国民」でも「自虐」でも僕は全然かまいませんから。

01.04.05 【映画】「流星」

キャリー・ンだっけ背の高い女優さん、綺麗ですね。感動しまし た。レスリーチャンの父親役は初めてだそうだけど、全然違和感なかったです。

01.03.31【本】旅の終わりの音楽

図書館で偶然見つけて借りたんですが、こんな小説があるのか・・・・ びっくりしました。ジョイスを読んだときよりよほど感動しました。 別にどちらが優れているとか、そういうことではなくて・・単に趣味の問題で すけど。

01.03.25 【映画】ヤンヤン 夏の思い出

イッセー尾形が有名なプログラマー役で出てました。 いいなあと思う台詞が沢山あったけど忘れてしまった。なさけない(^_^;)

01.03.23 【本】封神演義  

昔から西遊記が好きで、いろんな種類の本を読みました。これも 同じ系列の本なので、一気に三巻読み終えて、おかげで睡眠不足です。アニメ にもなってますし、おたくっぽい人も沢山いるので内容にはふれませんが、面 白いですよ本当に。 ふーんと思ったのは主人公の太公望(姜子牙)が、君臣の分や忠孝の礼よりも 民の幸福が第一だ、と何度も何度も繰り返し主張していることです。昔もおな じだったんだなあと読みながら何度も思いました。 長く権力を持ったものが 権力を維持するために汲々となり、目の前のことしか見えなくなってしまうと いうのはよくあることなんでしょうね。大切なのはそれが人々のためになって いるかどうかなんですけど、いつのまにか本末転倒して秩序の維持が一番大事 になってしまうんですよね。今の日本もそんな感じですねこのままもっとひど くなって国が亡びるのかどうかはよくわかりませんが。

 中国革命はマルクス主義の看板がかかっていますけど、基本はこの本に書かれ ているような易姓革命だったんじゃないのかなあと思います。そう考えるほう が権力者と民衆の関係がわかりやすいような気がします。

  ともかくこういう本の中に「天子といえど道に外れれば地位を失って当然」と いう考え方が書き込まれているというのは、すごいなあと思います。日本には そういうのありませんよね、すぐ立身出世物語になってしまう。大義を掲げて 人々のために闘った、例えば田中正造みたいな人の話がNHKの大河ドラマに なるなんてこと絶対ありませんよね。

01,2,13 ブッシュ、『米軍の主力をアジアに向けよ』 【中央日報】 

日本では総理が替わる替わらないという話で、国会周辺は盛り上がっていますが、 二世議員が多いので、DNAに書き込まれた何かが騒ぐのかもしれませんが、 どうでもいいんですけどね、誰がなろうと。 それより、気になるのはアメリカ の世界戦略が変わるかもしれないという下の記事のほうです 。こっちのほうが首相の交代よりずっと影響大ですから。 -------- ブッシュ米大統領が米軍の軍事戦略を根本的に修正する計画であり、このため に国防総省の戦略問題専門家であるアンドル・マーシャルが21世紀戦略報告書 を作成中だとワシントンポストが最近報道した。 ブッシュ大統領は、この間軍 事力強化を継続して強調してきたが、さる4日に突然『国防費を当面増額しない』 と明らかにして周辺を驚かせた。ところが、 その理由がまさに新しい戦略概念が出る時まで時間を稼ぐためだったというの がワシントンポストの分析だ。 論議を呼び起こしているのは、マーシャルの 戦略概念が既存の米軍戦略を完全に覆す核心的な内容であるためだ。 簡単に言って、米軍の国内及び海外駐屯形態、武器購入規模などがすべて影響 を受ける内容だ。例を挙げれば、マーシャルは米空軍が核心戦略事業としている F-22戦闘機生産に反対している。 F-22戦闘機は周辺に空軍基地がなければ攻撃 半径が狭まり効率性が損なわれるということだ。それだけではない。 マーシャルは陸軍の重戦車と航空母艦も21世紀には有名無実になるので、それら を開発するのに国防費を使ってはならないと主張する。 第3世界国家がミサイルを保有している時代に、図体が大きく機動性が落ちるそ のような武器は必要ないということだ。 マーシャルは、その代わりに米軍が海外 に多くの軍事基地を設置しなくても燃料と装備補給に困難を感じず長距離移動が 可能な戦略の開発を強調する。海軍艦隊を大幅整理した後に潜水艦を開発し、 艦隊ではなくミサイルを搭載して自由に移動できる運搬船を利用するのがより効 率的であるという主張だ。 マーシャルはまた、未来の空軍力が戦闘機ではなく長短距離ミサイルとミサイル防御網 によって影響を受けるだろうと強調している。 マーシャルのこのような新概念は、軍関係者と軍事産業から強力な反発を買う のが明らかだとワシントンポストは報道した。しかし、問題はマーシャルがド ナルド・ラムズフェルド新任国防長官と個人的に数十年間親交を結んできた間 柄だけでなく、1999年9月に発表された当時の共和党ブッシュ候補の軍事公約 もほとんど大部分彼のアイデアを採用したものだったという点だ。マーシャル に報告書作成を要請したのもラムズフェルド本人だったと明らかになった。マー シャルはまた、米軍の主戦力をヨーロッパではなくアジアに変えなければなら ないと強調している。以降、米軍の主敵は中国であり、2025年にはロシアより はインドが米国により脅威的存在になるだろうという主張だ。マーシャルの計 画書は来る3月に提出されると判明した。これに伴って、米軍がはたして21世 紀に既存の戦略を大幅修正した新しい戦略概念を導入するのか焦眉の関心事に 浮上している。■

2001.2.9 ハノイに行ってきました。

ながいこと更新できませんでした。じつは1月中旬にやっとハノイに行って来 たのです。すぐに旅行記を書くつもりだったんですが、
書いているうちに長 くなって、なかなかまとまりません。

そんなことをしている間に株価は下がるし、公定歩合も下がる。森が退陣する のに合わせて何かきな臭いことが3月頃ありそうですね、多分どこかの銀行、 あるいは保険会社が倒産するんだと思いますけど、なんだか一気に世の中変 わっていきそうな予感がしますよね。
めんどうくさいなあという気分と、怖ろしいような感じと、少しだけもしかし たら、という期待が入り混じった複雑な気持ちです。


2000.12.25 来年の予測(さらなる不況へ)

官僚が口にする能天気な景気指標を、素直に信じている幸福な人間はともかく、 国内の景気が一段ときびしい状況にあることは普通に仕事をしている人間なら、 誰でも肌身に感じているはずだ。
「やや薄日がさした」などという、惚けたような経済企画庁長官の記者会見より 新宿の駅前で三十数年間ビジネスホテルをやってきたという女将の、「こんな 不景気は体験したことがありません」という言葉のほうが、はるかに実体をあら わしていて説得力がある。

あいかわらず、「IT関連投資で景気浮上」などという与太に近いお題目を唱えて、 似合わないマウスを手にして笑っている首相は、裏ではこれまでどおり新幹線関連 の建築関係の企業から有形無形のリベートを受けているはずで、もらうものをもら った後はどうなろうと知ったことではない、というのが本当のところだろう。

来年の春には、金融関連で相当大きなできごとがある、と予想する人もいる。 それがゼネコンの倒産による中小金融機関の破綻なのか、保険会社の再編なのか はわからないが、いずれにしてもそれによって景気が後退するのは目に見えている。
列島改造によって、それまで数千年かけて自然と折り合いをつけながら築き上 げてきた環境は、あっというまにアスファルトとコンクリートで埋め尽くされ 土地は痩せ細り、海は油が浮き腐臭の漂う場所になった。
それほどの犠牲を払いながらこの列島に住む人間が得たものは、膨大な借金と、 土木建築業が異常に肥大した歪な社会、経済動物としか呼ばれない程度の国際 社会からの評価なのだ。 経済人であれ、政治家であれ、少しもののわかる人間ならばこの現実を前にして、 しばらく呆然とたちつくすしかない。

小手先で何かをしてもどうしようもない。魯迅ではないが「川に落ちた犬は徹底的に 叩かなければいけない」のだろう。来年以降、さらに過酷な状況が続くだろうし、 その後に希望があるわけでもないけれども、何も心配することはない。今の日本では よほどのことがないかぎり飢え死はしない。金がなくとも楽しめることはいくらでも ある。本当は揃ってゆっくりと貧乏になっていけばいいだけのことだ。

しがみついた手を離して見れば、以外にそこはおだやかな浅瀬だった。ということ だって世の中にはいくらでもある。

2000.12.11 電力事情は変わるのかな?

先日の日経にこんな記事が載ってました。 -------------------------------- 米エンロン、火力発電所六ケ所村建設を発表 米エネルギー大手、エンロングループの日 本市場向け電力事業会社は30日、青森県庁で会見し、青森 県のむつ小川原開発地 区 (六ケ所村)に天然ガスを利用した大型火力発電所を建設する計 画を発表した。 出力20 0万キロワットで、2006−2007年の操業開始を目指す。東北地方や首都 圏の需要を見込 んでおり、燃料の受け入れや電力の供給計画は今後検討する。 会見したのは事業推進会 社のエンコム・コープジャパン(米ニューヨーク市)とその子会社のイーパワー(東京 ・新宿)。エンコム社の粟野洋雄副社長は 「東日本では青森の事業が最優先になる」と 話しており、両社は事業化の予備調査に着手した。 ----------------------- いよいよ「電力の自由化」が目に見える形になってきたなあと思います。 すでに大きなテナントビルでは、コ・ジェネレーションシステム (熱電併給システム) を採用するところが増えていて、目立たない形では進んでいたのですが、多分この先い くつか海外資本が発電事業にでてくる のではないでしょうか。国内企業相手と違って、 あれこれの嫌がらせは通じないので、電力会社に与える影響も大きいと思います。 さら に、家庭用の燃料電池はまだ7−8年程度たたないと実用化しないとはいえ、いずれか なりの家の脇に四角い発電機が設置されるようになるでしょう。 (風車は残念ながら無理です)小型のガスタービン発電機も開発されています。 そうなると、現在の電力会社は今の体制のままいくためにはどうしても料金 値下げをし ないといけなくなるのですが、そのとき原発をどうするかが注目されますね。本当に原 発はコストが高いのか、あるいは電力の言うとおり石 油よりも安いのか、後何年かした らその結果がでるわけです。 原発の解体費用をどうするかによってかなり違うとは思いますが。それを含めなく ても地元対策で相当お金使ってますから原発のコストは高いとは思いますが。

2000.11.28 辺見庸 講演会

風邪だアレルギーだと言ってるうちにあっというまに月日が経っていきます。 先日行われた辺見庸さんの講演会ですが、mlにはこんな風に書きました。 Subject:[ftc-talk 2199] Re: 辺見さんの講演会、長いよ! Date: Thu, 16 Nov 2000 12:45:15 うーん、ぼくは今年もけっこう深く感じるものがありました。 >> ところで誰も辺見さんの講演会の事upしてくださらないのはなぜ? > A)聞きに行った人がいなかった > B)UPするような事がない > C)気分が、ノらない > D)それどころではない さて、どれか? ぼくの場合は、拙い感想を書いてせっかく受け取ったものを損なうのも、 何か悪いし、というのと、辺見さんの話しの中に出ていた スタンレー ミルグラム   岸田 秀訳。「服従の心理  アイヒマン実験」 という本の内容があまりに衝撃的で、 おもーーーーーーい気分になっているためです。実験の内容を簡単に書くと(他にもい ろんな実験が行われていますが) ○エール大学で「記憶力の実験」に協力してほしいという名目で40人の性 別職業年齢 などの違った人を集めた。 ○「人間は間違えるたびに罰を与えられるならものごとを正しく記憶すると いう理論」 を検証する実験というのが名目になっている。 ○実験は研究者、学生、教師役の集められた人の三人一組で行われ、学生は 電気椅子に 座りいくつかの単語の組みあわせを記憶する。例 青い−空 赤い −服 ○教師役は正しい組み合わせがどれか質問していく。学生が答えを間 違えると電圧をかけなければならない。 ○しかも一回ごとにその電圧が上がっていき最高の電圧は450V、(ほぼ確実に死ぬ)。 というものです。言うまでもなく、これは教師役の人を実験対象にしているのですが、 さて何人の人がどの段階で実験を中止したでしょうか?  最初の予測は「ほとんどの人 が早い段階で、遅くとも学生が苦痛を訴えた時点で実験を降りるだろう」というもので した。 ところが結果は「最後の450Vまで行ったのが40人中26人、」最も早い段階で止 めた人でも300V (激しい苦痛)まで続けたそうです。この中には教師や、牧師さん までいましたし、強制的なものは一切なかったのにこんな結果が出たのです。 自分が責 任を問われるのでなければ7割近い人間が、「人を殺してしまう」ということなんです。 人間がいかに「合法的な権威」に弱いか、もういやになる数字ですね。 辺見さんの話の 基本はやっぱり「今という時代」をどんなふうに捉えるか、ということだと思います。 通っている法案や、政治的な環境を見るとほとん ど新しい「戦前」ということなんだけ ど、世の中は不況だとは言いながら、「重さ」や「暗さ」がほとんど感じられない。 > >”不気味な明るい闇----騙し絵のような風景” というのはそういうことだろうと思います。「ヌエのような」時代をどうい うふうに生 きていったらいいのか、ぼくにも、こうだという答えはないのですが、 「個人としての 活動がむだだとは思わない、森はもう枯れてしまったのかもしれないが、隣の葉っぱに 語り続けることによって部分的にでも緑が甦るこ とがあるかもしれない」という言葉に 少し救われました。上記の実験でも3人のうち2人が抗議する ような状況になると、結 果が全くちがったものになるということですし。 それに森さんも辞めるみたいだし(^_^;) ------------------------------------------------- いつ見てもさまになる人なんですが、今回は特にそう思いました。いろんな事 を語りながら、どこかで自分の言葉を突き放しているところがあって、半分あ きらめながら、でも真摯に語るところがいいですよね。

2000.11.06 希望の国

で、希望の国のエクソダスです。よくわかりませんが文学的?評価は多分そんなに高く ないだろうと思います。うまく世界が構築されてない感じもするし、言葉の使い方もそ んなに丁寧ではないように感じます。 この本の面白さはそんなところではなくて、「お めーらこんな世の中でいいのか」と村上龍が突きつけてくるものを、こちらがどう受け とめるかということだろうと思います。学校のひどさは、本当にTVドラマ「チーム」 そのまま、あるいはそれ以上だという話ですし、大人のほうの会社のなかだって似たり よったりの状況です。政治は別に森さんのせいではなくて、完全に機能不全に陥ってる し、経済はおそらくもっと悪くなっていくでしょう。 (いまごろになってIT革命なんて言い出して、アメリカの後追いをしているようじゃ どうしようもありません)遅れているならその次に来るものを予想して、そこにお金を つぎ込むべきなんですが、誰一人そんなこと言う政治家はいません。 もう大分飽きてきてるんですけどITには(^_^;) 閉塞感のただよう中でどこに希望があ るのか、という問いの一つの答えとして僕はこの小説を読みました。その意味では「い いとこ見てるなあ」と思います。 小説のなかで「地域通貨」という形で出てきました が、鍵になるのは「世界が必要とする貨幣の何十倍もありあまったお金をどうするか」 ということです。 あらゆるものが膨大な投機的な金のために歪められている。 例えば教育に忍びよる五つの危険を読んでいただくといいのですが、 伝統に支えられたヨーロッパの教育さえもこれまでとは全く別のものと差し替えられよ うとしている。 サービスを交換する手段としての通貨が、完全に投機の手段にすり替わ っている現状をどうにかするためには、今ある貨幣とは別のものを世界的な規模で生み 出すことが必要なのではないか。そうでなければ全世界がその膨大な資金の前にひれ伏 すことになる。そういう危機感は思っている以上に強いようです。 次の世紀のキーワードは「共同体の再生」と「貨幣神話の崩壊」というのが、僕の持論 なんですが、そのへんは村上龍とそんなに違ってない気はします。 村上偉い!!

2000.10.24 映画と本

少し余裕が出てきたので本を読んだり映画に行ったりできるようになりました。 最近読んだ本の中では「性とはなにか」リン・マーキュリス&ドリオン・セーガン と「希望の国のエクソダス」村上龍が、映画ではイラン映画の「パンと植木鉢」が 刺激的かつ物語としてもよくできていて、ひさしぶりに面白かったです。 長野知事選とか昨日の衆院補欠選挙とか、気分のいいこともいくつかあったし 今月はなんとなくよい月でした。 全部について書くと、すごく長くなるのでとりあえず今週中くらいに村上龍の本に ついて何か書いてみようと思っています。このまま書いていけばいいんだけど今 花粉症で夜は眠くなってしまってだめなんです(^_^;)というわけで、来週また。

2000.09.27 「カラマーゾフの兄弟」

何度目か忘れたけれど「カラマーゾフの兄弟」を読んだ。いつ読んでも面白いしこんな ことがあったのか、と思うところがいくつもあります。今度読んで長男のドミートリー という人間にとても興味を惹かれました。 これまでイワンの大審問官の話や、悪魔との対話、とかアリョーシャの人柄などに注意 が向いていたのですが、この長男が実は最も美しい心を持っているような気がしてきま した。何故ゾシマ長老が死ぬ前に彼の前で跪いたのか、何となくわかったような気がし ました。その前にジョイスを少し読んで、確かに優れた小説家だとは思いましたが、辛 口のカクテルを飲んだような感じで、何度も読みたいとは残念ながら思いませんでした。 もう少し読んでみないとわからないかのかもしれませんが。

2000.09.17 オリンピック−「聖戦碑」

オリンピックについて、いろいろ言い出せばきりがないんですが、開会式で各国の選手 が入場するところと、聖火に点火するとこだけは毎回感じるものがあります。 朝鮮半島の旗を掲げて入場してきた、北朝鮮と韓国の選手団が画面に映ったときは、目 頭が熱くなりました。スタンドも総立ちになって迎える光景は半分予想していたことだ とは言え、両国のこれからに世界が注目していることを、あらためて強く感じました。 その一方で、次号のAW・I・I・Sでも特集されていますが、金沢の靖国神社に「聖 戦の碑」をたてた人たちがいます。建設費は総額1億円だということですが、二千万の 人間が犠牲になった戦争を、それだけの金額を使ってでも、なんとか正当化しようとい うことなのでしょうか。しかし、ほとんど妄想に近いそのような考えが、オリンピック に象徴されるような国際的な環境の中でほんの一瞬でも耐えられるものがどうか、中心 になった人たちは考えたことがあるのでしょうか。朝鮮半島の旗を掲げるあの二人の前 で、日本が彼らの父母、あるいは祖父母にした行為が正当であったと口にできるのでし ょうか。 彼が使った額の半分でも例えば、食料や医薬品の支援にまわせば、少しは「聖戦」で失 った日本への信頼を、取り返せるのではないかと思ったりもしますが、口に出したあと で空しくなるかもしれませんが。

2000.08.31

仕事に追われていると、いきおい読むのは手近なWebだけということになります。 昨日から引き込まれて読んでいるのは力武健次さんのページ。 文章や英語に向かう姿勢 に共感する、というよりおしえられるところがとても多いです。 もちろんお会いしたことはありませんが、知的な侍という感じのかたではないかなあ、 と思ったりしています。 力武さんのcyberscopeへ

2000.08.28

仕事がたまっていて、ろくに本も読めません。ジョイス関連の本を2−3冊 後は科学情 報(要するに立花隆周辺ですね)のを何冊かという感じで、何も かけない状態です。とりあえずMLに流したもの Subject: [ftc-talk 1919] ビルマか ら ++ Date: Sun, 27 Aug 2000 19:05:33 +0900 From: megumu 毎年今頃になると現在国際赤十字の仕事をしている知人の大岩 さんが金沢に帰ってきま す。昨日も恒例になっている歓迎会がありました。現在はビルマ(ミャンマー)にいる ので、軍事政権の内情 や麻薬、HIV問題、スーチーさんの話など興味深い話を沢山聞 いたのですが、今回は彼が訳した本が秋に出版されることになったの で、宣伝させてく ださい。  邦題「掟のなかの女たち」  原題「セブン ウイメン」  著者 ロキア ラマン  カビール 訳者 大岩 豊 連合出版社  この本はバングラディシュの女性がおかれている状況を、 するどく描いた本として英語圏では評判の高い本だということです、内容に 感動した訳 者の大岩さんはわざわざ作者本人に会い、邦訳の許可を得ました。日本版には訳者がバ ングラディッシュの女性コミュニテ ィで撮影した写真も追加されています。 店頭に並 ぶことはないはずなので、書店へ注文することになりますが、機会があったら是非 読ん でみてください。また発売日や値段など詳しいことがわかった らお知らせします。 ---------------------------------------------------------- 大岩さんは青年海外協力隊から帰ってきた後、カレーの店「パルパ ティ」を開き、その 後日赤の契約社員として各国で活動してます。 僕や前田くんとはもうかれこれ*0年の付き合いになります(^_^;) アムネスティ金沢を 立ち上げた人でもある。 もう一つは便利な辞書というので ダウンロード型 (Babylon:英語から日本語 http://www.babylon. com/)(Word Web:英英、類義語など http://www.netword.demon.co.uk/wweb/index.html) あと、いくつかみなさんのご参考まで。 いろいろ調べてみると面白いですよ。 オンライン辞書 http://www.alc.co.jp/eijiro/ (英辞郎:英和/和英) http://www.m- w.com/ (Merriam-Webster Online:英英) http://dictionary.cambridge.org/ (Cambridge  Dictionary:英英) <調べものに> http://www.britanica.com/ (Britannica.com) http://www.kotoba.ne. jp/ (Translator's Internet Resources:リソース集、日本 語可) http://thetis.bl.uk/ (British Corpus:コーパス)

2000.08.07

「反戦インターネット情報」のweb版ができました。インターネット上に流れている情 報を拾って紙メディアとして紹介するというのが当初の目的でしたが、最近は原稿を書い ていただくことが多くなり、こちらからから情報を送りだすという形にかわりつつありま す。是非お読みください。

反戦インターネット情 報へ

歴史的な日に 2000.6.13 今日は一日に二度涙を流しました。 最初は金大中大統領が、金正日総書記とタラップの 下で握手を交わしたとき、二度目はニュースステーションで在日の人が今日の感想を話 しているときです。中でも焼肉店の経営者の女性の「人間っていいな、と思った」とい う言葉を聞いたときはもうぼろぼろ涙が出て止まりませんでした。その言葉に込められ た重さ、さまざまな思いを考えると何とも言えない気持になったのです。 こんなとき、 どんな言葉がふさわしいのかわかりませんが、とにかく今日は「よかった」そう思いな がら眠れます。 --------------------------------------------------------------------------------

 取り残される日本 2000.6.12 しょうもない選挙をやっているうちに朝鮮半島では大きな出来事が進行していますね。 さきほどロシアのプーチン首相の北朝鮮訪問が決まったというニュースが入ってきまし た。もう完全に日本は蚊帳の外ということですね。本来「周辺事態」というのはこうい う事態をさすのではないかとおもうのですが、危機管理を叫んでいた政治家は何をして るんでしょうか。 日頃からきちんとというより「普通の国」なみの外交が行われていれば、お金出してる んだからもう少しまぜてもらえたんですよね、それがどの国からも信頼されてないもん だから誰からも何も言ってもらえない。今度のことも全部事後通達です。アメリカから も教えてもらえないんだから、よほど信用されてないんですね。でも信用しろというほ うが無理ですね、あんな口とおつむの軽い首相に情報流したらどこで何言うかわからな いですからね。 日本に外務省はないって言われてたけど本当なんですねえ。 歴史の中では後で考えると何であんな愚かなことが・・・・と思えることがしばしば ありますが、今の日本はそういう状態ですね。森さんが総理になったのもそうですし、 警察や大蔵などの官僚組織のひどさ。どこまで腐っているのかわからないです。国が滅 ぶのは一向にかまわないが、ずるずるやってるとこちらに被害が来るので困るんです。 だめになるんならこの際一気にだめになってほしいものです。天皇親政、徴兵制、国家 創価学会、を選挙の公約に掲げてくれないものでしょうか。どうせなら思ってること全 部言ってくれませんかね森さんだけでなく、野中さんとか、中曽根さんも。でないと全 部が腐ってしまいます。 --------------------------------------------------------------------------------

森首相は悪くない。 2000.5.20 森首相の発言をめぐっていろんな方面から批判が出ています。普段のつきあいからどの 程度の人間なのかよくわかっているからなのか「恥ずかしいから止めろ」とかいう記事 は北国新聞には出ませんね。 社内の人間で少し批判めいたことをいう人間はすぐ止めさ せる新聞社のわりには今回は甘いようです。内にはきびしく外には甘くということなの でしょうか。 警察関係の人には是非みならってほしいものですが。冗談はさておき、こ れって森さんは絶対悪くないですよね。長いつきあいの中で、森首相がどんなことを考 えている人かあるいは考えていない人なのか野中さんはじめみんな知ってるはずでしょ う。同じ自民党のなかで鮫の脳味噌、蚤の心臓とか言って馬鹿にしていたのに、忠義に 報いたのか、ちょうどいい餌だと思ったのかどちらかしりませんが、首相にしたのは誰 なんでしょう。 常識的な判断もよくできないような人を国権の最高機関で首班に指名するようにしたの は誰?こそこそとホテルに集まってことを決めた人間こそ、責任こそ問われるべきでは ないでしょうか。森さんという当事者能力のない人をたたくのは筋違いではないかと思 いますがちがうでしょうか;^^) 森さんってお父さんの影響が大きいんでしょうね、県で 大きな政治力をもちながら官僚の壁の前についに知事になれなかった。その思いが息子 にのしかかっているのかもしれません。今はともかく若いときはけっこうつらかったん ではないのかなあと,思ったりもします。 だからってなに言ってもいいというものでは ありませんけど。 --------------------------------------------------------------------------------

「天皇を中心とする神の国日本」2000.05.17

今度の森首相の発言をめぐって野党の党首や大学の教授などがいろんな談話を発表して いるがどの人の言葉も紋切り型で、ことの重要さにみあうものが伝わってこない。一つ だけそうだ、と思ったのは在日韓国人の詩人宗秋月さんの次の言葉だ。 「昨年から、この国が民衆の心や生活を縛る方向に進んでいると寒気を感じていた。こ れまでは蜃気楼のおうに漠然としていたものが、権力者の本音として、はっきり姿をあ らわしたのです」 わたしのようなものでさせ、この国の為政者、社会が持っている何とも言えない薄気味 わるさを感じてきたのだから、在日の宗さんは何十倍もそのことを感じてきたのだろう と思う。本音を言うとこんな国からはさっさと出ていきたいと思う。右翼もどきの人間 に非国民と言われることはいっこう平気なんですが、ほとんど「人でなしの国」になり かけている場所にいつまで我慢していられるか、という感じだ。それでも何とか踏みと どまっていられるのは、いろんな人が何とかしよう周囲でがんばっているからなのだろ う。

右翼と警察 2000.05.01

偶然なのか「日本の公安警察」を読んだ後、高村薫のレディジョーカーを読ん だ。一応平穏ということになっている日本の社会が、実際は深い闇を抱えてお り、そこは法律など一切通用しない暴力と金の力だけがものをいう世界である ことを、今更ながら思い知った。政府もまたその例外ではあり得ないし警察も また裏ではこの闇と深いつながりをもっている。
そのせいかどうか、普段 はあまり表面に出てこない荒々しい暴力を最近身に感じる ようになってきた。 先日も国立に右翼の街宣車が60台も集まって小学校で日の丸を掲げないこと などに抗議というか恫喝したらしい。 ------------------------------------------------------------------ 東京・国立 右翼を警戒 午後「休校」−日の丸巡り紛糾の小学校 東京都国立市内の小 中学校の日の丸掲揚問題をめぐって右翼団体が26日、同市内で 大がかりな街頭宣伝活 動を計画していることがわかり、同市西2丁目 の市立国立第2小学校(澤幡勇治校長、 児童数590人)は、児童の安全を 図るためとして、この日の午後の授業を中止し、街 宣活動が始まる前に児童を帰宅させた。  同市教育委員会や立川署などによると、この 日は、右翼団体の構成員ら約200人が60台の車に分乗し、午後1時半ごろから約2 時間かけて、同小やJR国立駅、市役所周辺などで街宣活動をする予定という。 -----------------------------------------------------------------  さて、実際に、街宣車が60台でやってきました。いろいろな団体で構成され ていましたが、「全日本(全国?)愛国?? 関東協議会」というのが統一名 称のようです。都内だけでなく、川崎・千葉など関東一円から集結してきたよ うです。全体の人数は わかりませんが、朝日の記事通り、二百人というのは だいたい 正しいと思います。 ----------------------------------------------------------------------- 想像すると足がすくむような気がします。
長い目で見れば、おそらくこういうふうに、日の丸と君が代を統合のシンボル と踏み絵にして秩序を維持していこうという今の試みはうまくいかないだろう と思いますが、それに抵抗しようと思う人間にとって、ここしばらくはかなり しんどい状況が続くのは間違いないでしょう。

 「権力と民衆の前面対決」というような局面が起こる可能性はほとんどゼロに ちかいことを頭において、闇の世界の暴力にどうやって抵抗していくのか、非 暴力直接行動を貫く以外に道がないのであれば(実際ないのですが)今までと 全く違う方法を考えださないとだめではないかという気がしています。

胎動 2000.04.13

日本のテレビや新聞が変なのは今にはじまったことではありませんけど、最近は変とい うより、ただ馬鹿なだけになってきましたね。系列のテレビの馬鹿がうつってしまった のでしょうか、今週立て続けに起こった世界史的な出来事、一つは南北朝鮮の首脳会談、 もう一つはシアトルに続いてワシントンのG7会場周辺で行われている抗議行動。この二 つの意味をちゃんと捉えて、積極的に評価をしている新聞が見あたりません。 ジャーナ リストの看板を掲げて商売してるんなら、今、世界が底の方で確実に変わろうとしてい る事をほんのちょっとくらいは感じとるのが当たり前だと思うのですが、全く昨日と同 じ明日がくることを信じて疑わないようです。この先一年の間に朝鮮半島をめぐる情勢 と、アメリカと他の国々の間の関係に大きな変化があるのはほとんど確実でしょう。 昨日株価が大幅に下がりましたけど、これはアメリカ経済が次の段階に移る予兆だろう と思います。次に来るのが破局なのか、新しい経済システムなのかわかりませんが、と にかく変化は起きるはずです。そのとき日本がどうするのか、楽しみなような空恐ろし いような気分ですね。

首相の入院 2000.04.04

小渕首相が入院したというニュースをNHKのテレビ音声で聞いたとき、どこか様子が おかしいと思いました。過労で入院したにしては、夜中の二時担ってもニュースが終わ りませんでしたし、青木官房長官の記者会見も歯切れが悪かったですから。もしかした ら亡くなったのかと思いましたが、ほとんどそれに近かったのですね。とにかくひどい 法案が次々つくられたり、ご本人もかなり国家主義的な人らしいのでさすがに悲しいと は思いませんが、生きていることの危うさを考えました。 時代の変わり目にはしばしばこのようなことがあるようですが、有珠山のことなども あって、先行きに暗いものを感じますね。 ところでネットスケープ、コンポーザーでページを直したら、関係ないところがすっか り書き換えられていました。おかげで段落とかめちゃくちゃ、そういう仕様なのか? やっぱり自分でタグを入れるのが一番です。

ローカルマネー 2000.1.19

MLからです。 >ところで浅井さん、 ローカルマネーって、何ですか? 僕もこれからいろいろ調べて見ようと思っているところですし、ちょっと書くのが恥ず かしいですが。 まあ読んでわかるように、円とかドルなどの通貨と違って、狭いエリ アで通用する「お金みたいなもの」です。「コミュニティ貨幣」という言い方のところ もあります。村単位とか町単位、あるいは島単位で使われているようです。世界中では 2000種類ぐらいこのローカルマネーがあるそうですよ。 アメリカではスラムなどで 仕事を交換する形で始まったようです。 失業していても、自分が出来る仕事を供し合っ て生活を維持していくわけですね。日本でも福祉に限定したもので、時間貯蓄制度とい うものもありますし、離島などでも使っているところがあるそうです。 さらにアメリカ では3−4年前からはタイムラガーネットワークという形で、 全世界にこのローカルマ ネーのネットワークを広げようとする試みが始まっているという事です。 で、何故こう いうものが必要になったかというと、今流通している貨幣では具合の悪いことが、いっ ぱい出てきたからです。 もともとは貨幣というのは、サービスを交換するのに便利だっ たから使われ始めたのに、今ではお金でお金を買うという投資(博打)経済が実体経済 の数十(百?)倍になっていて、逆に生活を脅かすように なってきたわけです。 いつの時代でも世の中の歪みというのは、弱い人のところに集中 するので、今の貨幣経済のしわ寄せも全部 弱い国、弱い地域、弱い民族、弱い性、老人 、にいくわけです。だから今あるローカルマネーも、必ずそういう人たちの生活 を支える(セフティネットワーク)を作る形で使われています。商店街で発行 する金券とはそこのところでが違います。それからたしか利息もつかないはず ですね、これはとても大事な点です。 ----------------------------------------------- 今日の天声人語にローカルマネーのことが出ていました。かなりいろ んなところで新し い試みがなされているようで、金沢でも何か始まるといいのですが。

1月18日 ◇天声人語◇  お金はお金だが、似て非なるものである。地域通貨と呼ば れる「もう一つのお金」が、広がるかもしれない。  たとえば、滋賀県草津市で市民が 自主管理する「草津コミュニティ支援センター」の事務局メンバーは昨年、「おうみ」 という単位を考え出した。おうみは滋賀県の古名「近江」。1おうみを100円相当と し、1、5、10の3種類の紙幣を作った。パソコンで電子決済もできる仕組みだ。   おうみを使いたい人は、自分ができることや、自分がして欲しいことを登録する。「保 育します」「お年寄りの話し相手になります」「おふくろの味、わけて」「チラシを作 って下さい」という具合。このリストをもとに取引が成立すると、おうみが対価として 支払われる。  円との違いは、地域限定という点にとどまらない。運営にあたる内山博 史さん(28)によれば、できることを登録することは、その人が地域に「貸し」を持 つことに等しい。「借り」から始めることも可。「先立つもの」は不要なのだ。中央銀 行に代わり個人がそのつど通貨を発行していると考えればいい。 第二。おうみには利子 がつかない。だから宵越しの銭を持っても仕方ない。ためずに使え 、である。 第三。リストには価格が書かれていない。売る方ではなく、買う方が感謝と ともに値決めする。経済的な「信用」よりも、社会的な「信頼」を尊ぶのだ。 第四。従 ってここでは投機が起こらず、バブルの心配もない。人々はもうけるためでは なく、人の輪に積極的にかかわるためにおうみに参加すると、内山さん。「顔の見える市 場」に集うのは50人。ゆっくりと育てるつもりだ。  欧米では、世界市場の「強いお 金」の猛威から地域経済を守り、文化の多様さを保つ役割が期待されて、つとに浸透し てきた。民主主義の質を高めることにもつながるはずだ。 2000円札よりは有望株で ある。 ------------------------------------------------------------ 金沢の場合は単位は「かが」でしょうか、何か変?

第四回 北朝鮮問題を読み解く (翻訳) 2000.1.10

北朝鮮のことを扱ったものは新聞でもなんでも、どこか肩に力が入っていて、 読む方が疲れるものが多いです。たまたまwebに比較的冷静な分析が載っていたので 訳してみました。本当につたない訳ですので是非原文を読んでください。 この論文  「SolvingThe North Korean Problems」 は KoreaWebWeekly に掲載されています。 =============================================================================== この文章は京都で開かれた立命館大学「北東アジアの平和を探る」第二回シンポジュ ームのために準備された。 ウオンキ チョイ 以下翻訳の全文はここにあります。 --------------------------------------------------------------------------------

今気になっていること。 2000.1.1

 20世紀最後の年だから、というわけではないないのですが、今年やりたいこと を書いていておきます。 ● 先生たちをなんとかインターネットに引っ張りだして、世の中と学校とのずれを少   なくする役に立つと良いなと思っています。子供の事というと、何でもかんでも先 生の責任みたいにマスコミで言いますが、基本的にそれはまちがっています。親と 世の中の責任に決まってるでしょう。文部省も悪いけど。 ● ローカルマネーの事を少しやりたいですね。今の貨幣はもう価値がないんですよね。   実体経済とかけ離れた量が流通しているわけですから。だから投資という意味でも、 老後の蓄えとしても、別のものを考えないといけないわけです。切実ですよ、これ。 ● 固い方面のHPを作りたいです。なんというか世の中の見方の参考になるような、   哲学でも、先端技術でも、環境問題でも、世の中の切実な問題を取り上げたWEBを作   りたいと思います。 --------------------------------------------------------------------------------

「100年戦争」 1999.11.26

長い間不思議に思っていたことが、先日読んだ本のおかげで少し解けました。この国は 何故こんなにも抑圧的なのだろうか、というのがものごころついてからづっと心の底に わだかまっていた事です。「戦争論」岩波新書 を読んで少しその理由が解りました。 簡単にいうと明治維新以来100年この国がずっと戦時下にあったためということにな ります。今の体制が始まった明治時代、憲法より先に徴兵令が布かれ、枢軸国で唯一、 戦時中の国歌と国旗をそのまま保持し続け、敗戦という最大の危機を東西対決という幸運 で乗り越え筋金入りの戦時国家なればこその息苦しさということでしょうか。 日本人は 昔から変わらない」ようなことがよく言われます。しかし江戸時代のあの穏やか さと今とでは、全く別の世の中です。別に聖徳太子のころから日本人がこんな奴隷のよう に、人の顔色ばかりを窺っていたわけではないようです。100年間も軍隊じみた世の中 が続いたために、はるか昔から人々は天皇の臣民として文句も言わず、国のために死ん できたように錯覚していますが、そんなものは山県有朋や伊藤博文などが必死になって 作り上げたお伽ばなしにすぎなかったらしいのです。 このところしきりと「民主主義」 の死ということがいわれます。半分危機感をもちながら 、後の半分では本当に民主主義というものがこの国にあったのか、と思ってしまうので す。私は1950年生まれですが、少なくとも学校や会社で基本的人権が尊重されていた 記憶はないし、少数意見が大事にされた覚えもありません。あったのは多数決という名 の数による抑圧だけでした。それも北朝鮮やイラクのような戦時国家であった、あるか らと考えれば腑に落ちます。  別にそれを肯定しているわけではありません。人一倍わ がままな性格なので軍隊や戦争には馴染みません。飯を食わなくてもいい、とにかく気ま まな生活を送りたいと思っています。 今のような何ともいやらしい、べたーっと何かは りついたような感じがする世情に長くは多分耐えられないでしょう。何とかしたい、どう にかしてこの戦時体制を止めさせようと思っています。できることなら軍備放棄という、 夢想に近いような理想的な形で、それがだめならできるだけ被害を少なくして敗戦に持 ち込みたい、そう考えています。万一次の戦争に勝ちでもしたら後100年この戦時体 制が続く気がしますから。 --------------------------------------------------------------------------------

「前口上」 1999.11.6

日記という形式で書いてるとどうしても日々の出来事に、引きずられて長い時間 でものを考えられなくなるような気がしたので、エッセイという形にかえること にしました。 ページを更新しそびれている間に起こったことで一番大きな出来事は、東チモー ルで起こったこと、おきつつあることです。  いろんな人が情報を送ってくれ ますし、書きたいこともたくさんあるので少し時間ができたら何か書きたいと思 います。 今はまだ日本とは関係がないように思っている人も多いのですが、自分たちを映 す大きな鏡のような出来事なのは間違いないでしょう。 (東海村の事故)もい ろんな意味で大変なことです。 とにかく誰でも核攻撃が可能だということが証明されたわけですから。 サリン も確かに驚きましたが、そんな手の込んだことはしなくてもいいわけです。 TMDなんて笑えますね。ミサイルなんか撃たなくてもいくらでも代わりがある んだから。 スターウオーズの見すぎなんじゃないですかね。国防総省のひとは。 マスコミ は例のようにあっと言う間に次の話題に飛びついていきますし、商売だからそれ も仕方がない、という面もあるので民間人?としてしつこくいろんなことを書い ていくつもりです。 書きたいことはいっぱいありますし。 ということで次回からがんばります!