丸帆亭 萬釣報 #23   2000.2/1更新                   
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ちょっと原点に戻ってみましょうか

当サイトのアクセス数も足踏み状態で、アンケートに至っては、有効なものは少なくて
せっかくのデータベースも、公表できるほど数がそろいません。
少々、落ち込んでおります。この様に個人的な事を書くものですから、
サーチエンジンや自然保護団体などのサイトにリンクを蹴られたりもしております。
以下、半分愚痴の様な文章ですので、読み流して頂いても結構です。

反対署名をお願いするときの、相手の反応はどうやらいくつかのパターンがあるみたいで、
まず、「都民じゃないけどいいのか?」、とか、「東京の問題に口出ししていいのか?」
とかが一番多いですね。
次に、「見たことも聞いたこともないから、何とも判断できないよ、
君の一方的な意見だけ聞いても判らない。」と言うのが次でしょうか。

署名者にしても、これが自分にも関係する問題だと考える方と、
単に他人事だから、趣旨に賛同するという以前に、個人的な付合いから、
書いてくれる方も多いです。何だか自分の中でも、説明のポイントが、
ボケてしまいそうになる事もあります。
かと言って請願書の趣旨をそのまま説明するほどの時間も弁舌もない私としては、
誰にでもわかる簡単な言葉を探しているのですが、なかなか見つかりません。
個人的に原点に帰れば、
「お台場でハゼが釣れなくなったら困るから。」と、
「誰も入れないようにしておいて、行政がいつのまにか勝手に埋め立ててしまう。
そんな事を許していいのだろうか?」と、
「埋めてしまえば、絶対に人と生物にとってかけがえのない場所を失う事になる。」の、
単に3つの事
なのですけど、これが、問題をもっと広く知ってもらうとなると、
社会正義を大上段に掲げた様な、錦の御旗を振り回す事になってしまいます。
この辺がジャーナリズムとは無縁の、素人の浅はかさで、空回りばかりしてしまいます。
もちろん都の財政計画や東京のつり文化継承の問題は重要ですが、
政治にも釣りにもあまり興味のない普通の方々に、この問題に目を向けて頂くには
もっと直接”心に訴える何か”が足りないような気がしているのです。

やはり反対運動の拡大と一本化をWeb上で。

現在、この有明埋立反対に動いている団体がいくつあって、どの様な運動を展開して
いるのか、はなはだわかりにくく、名称も不確実です。事実関係に間違いがあるのも覚悟で
わかる範囲で書いておきます。訂正はメールか掲示板等でご連絡下さい。
◎つり人社を中心にするつり雑誌社
今回の署名請願の代表者を利害関係の無い方にお願いした結果、他の出版社の協力も
頂けるようです。
◎現場水域を使っている遊漁船の業者とその団体。
利害関係の問題で、組合単位の運動として成立しているかは未確認です。
船宿の屋号もいくつかは上がっておりますが、こちらからは掲載許可等の連絡を
しておりませんので、是非、ご連絡を下さい。
◎ハゼ釣りと和竿を中心とする釣友会と釣具店
・東京はぜ釣り研究会(今回の請願署名簿の代表者)
・江戸和竿の会
・江戸前の水とハゼを守る会 
世話人はハゼ釣り名人の樋口正恭翁、この方が中心で一番古くから署名運動も展開して
いるそうで、現場の事情にも詳しく、都議の視察にも同行なされるとの事、
一度お会いしなければ、話しになりませんね。時間取れずにすみません。
◎つり団体
・東京都釣魚連合会(都釣連)、全日本つり団体協議会(全釣協)、
・JOFI東京城北支部、

掲示板に書き込みの藤山童渓さんの情報です。朗報を待ってます。
◎住民運動の会
・都民のための臨海部開発を求める江東区民の会
代表者は中野幸則さん、臨海部開発の都民連絡会の理事を兼任なされている方で、
先日電話でお話しを伺いました。運動は9年ほど前からで、実に地道で堅実な運動を
展開なされています。有明の問題に関しても請願や、情報開示条例に基づいた方法で、
港湾局に頻繁に要求をぶつけたりしているそうです。この都民連絡会は、港湾局と
同じ場所に事務所があるそうで、行政関係の事情には、一番お詳しい様子です。
◎政党関係
・民主党都議団 和田議員、西条議員、馬場議員、他の皆さん。
・共産党都議団 渡辺議員、共産党江東区議、の皆さん。
いずれも情報不足ですみません。

こうやって並べてみると、ほとんどが釣り関係ですね。そして失礼ながら
年齢も、けして若くはなく、インターネットとは縁遠い方が多い様です。
さて、どうしたものでしょうか?。

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