丸帆亭 萬釣報 #30 p2 2000.3/15 更新                   
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 3/11.有明シンポジウム取材報告!p2
パネラーの皆さん
主催者代表市川さん
三番瀬代表
議員さんも
 その後終了予定時間も近づいたとの事、「各パネラーから補足とまとめをお願いします」と
司会の方からの案内を聞いた時点で既に午後4:30位になっていまして、
私は仕事の関係で退席せざるをえない事情から、最後までの参加と取材は断念し、
残念ながら会場をあとにしました。その後の経緯は、電話にて主催者と釣り人社に事後取材
いたしましたが、シンポジウムとしては、私の退席後も特筆すべき発言もなく、
順調に終了したとの事でありました。
 閉会後に関係者数人で、今後の運動の方針を話しあう場があったそうです。
内容は実は私がこの日の機会にもっとも期待していた、運動団体の一本化の問題が
話し合われたとのことで、それまで残っている事のできなかった自分に、
いまさらながらの後悔を残す、芝浦でありました。 

私見ながら、イベントの総括として苦言を!
 海上デモについで、シンポジウムも、主催者側としては大成功!と評価する声も多い中で、
確かにこの有明の問題に関し、マスコミの報道もかってない程多くなっております。
当サイトのアクセス数も悲観するほど少なくはないかもしれません。また政治の舞台でも、
この運動が反映され、各政党個別の反対運動にまで、発展しているところもあると聞きます。
しかしながら、シンポジウムの帰路で、頭の中にあったのは、「本当にこのような運動で
埋立を阻止する事ができるのだろうか?」と言う焦燥感であったことも事実です。
もっと、埋立計画を中止させるのだ!という、強い意志全体合意ができなかったのだろうか!
このシンポジウムは、マスコミを対象とする性格のものだと考えても。
やはり今後の運動の明確な方針とか、具体的なオピニオンリーダーの存在とかを確認できなかった事が残念でたまりませんでした。私はアジア的な指導者依存の姿勢をとる者では
ありませんが、多くの方と同じ様に、自分の持ち場でしかこの問題に参加する事ができない
俗人でありますから、確固とした組織とリーダーの存在を待望している訳なのですが、
今回のシンポジウムの参加者の印象も、私と同じく自らの持ち場を離れえない方々が
あまりに多い様な印象をうけました。
そこで、今回のイベント2つが成功に終った結果が、それぞれの運営に関わった方にも
一時の気の緩みを生じるような懸念を感じています。
本来なら、やっとマスコミが動き始めたこのタイミングを逃さずに、次のイベントや
新たな情報の提供などを、提示して、もう一つ規模の大きな世論の輪を広げることが最良の
方法だと思うのですが、マスコミや政党が動き出した事に安堵してしまう事だけは
避けなければいけないと思うのです。

しかしながら、シンポジウム終了後の関係者の話し合いで、運動の一本化と正式な団体名が
仮決定した事は正に朗報です。個人的には、これを求めて参加したあげくの事後情報とは
なんとも皮肉な結果でしたが、道は開けたと考え、すぐにでも次の一手を打ちましょうでは
ありませんか!。

 この様な、反対運動側に対する批評を書くのは、実はリスキーで、
今後は避けねばならないかもしれません。当サイトを毎日チェックしているのは
意外に埋立推進側の皆さんだったりもするでしょう。
港湾局の埋立推進の情報収集に当サイトが貢献などしない様に
今後配慮しなければならない様です。

追記ながら、シンポジウムのパンフレット
”ハゼはどこにも行くところはありません。”は
この問題のすべてがわかる、素晴らしい資料です。
当サイトにもUPできると良いのですが、
あまりに時間がかかりそうですので、
主催者からのご入手をお勧めいたします。

    ・臨海部開発問題を考える都民連絡会    
                TEL 03-3346-3801


2000. 3/15校了
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