明治神宮探鳥会ファンクラブ


ここは,公式の観察記録よりも詳しい,明治神宮探鳥会の「非公式」資料室です。
日本野鳥の会東京支部とは無関係に,個人で運営しているものです。

明治神宮探鳥会は,日本で一番歴史のある「月例探鳥会」。
実は,ちょっとした御縁で,Webmasterは祖父の代から,この探鳥会の運営に関わってきました。
1997年に「50周年記念探鳥会」を開催するにあたり,野鳥の会の本・支部でも散逸してしまったデータやメモなど,いろいろと興味深い史料が,実家から発見されました。また,かつての関係者から昔のお話を聞く機会にも恵まれました。こうした歴史を踏まえながら,現在,野鳥愛好者のみならず,さまざまな年齢層,さまざまな自然観察者のニーズに応え,環境教育の場としても十分な魅力を持った,,新たな探鳥会のかたちを目指し,さまざまな試みを行っています。
そんな,明治神宮探鳥会の歴史と観察内容の面白さを多くの人に御紹介し,探鳥会を応援してゆくために,このコンテンツを作りました。

なお,このホームページの内容について,日本野鳥の会東京支部に問い合わせることは,御遠慮ください。


明治神宮探鳥会物語
 探鳥会に歴史あり。
 明治神宮探鳥会は,日本でいちばん歴史のある,月例探鳥会です。
 その軌跡をたどってみましょう。


明治神宮探鳥会資料室
 観察記録や活動報告など
 明治神宮探鳥会は,ちょっとユニークな探鳥会。
 どんなことをやっているのか,覗いてみましょう。

明治神宮探鳥会よもやま話
 …ま,50年以上探鳥会をやっていれば,いろいろありますよね。
 探鳥会のエピソードやいろんな話題,さらに,探鳥会の未来についての提言など,
 探鳥会を斜め後ろから観察して,気ままに語ります。
 これは私見であり,公式見解ではないので,その辺は十分に御了承を。

After the 明治神宮探鳥会
 明治神宮探鳥会は午前中で終わります。せっかくの日曜日,午後も有効活用しましょう。明治神宮からもうちょっと足を伸ばして,半日以内でも十分に自然を楽しむことの出来るスポットを御案内します。


明治神宮探鳥会は,以下のような内容で,毎月第3日曜日に開催しています。
皆様の御参加をお待ちしています。


明治神宮探鳥会のごあんない
主催:日本野鳥の会東京支部
開催日:毎月第3日曜日
集合時刻:8時30分
集合場所:明治神宮北参道入口
交通手段:JR代々木駅から原宿方向へ徒歩8分
解散予定時刻:正午頃
持ち物:筆記用具。あれば双眼鏡や図鑑など。
参加費:200円(18歳以下は無料)
  荒天の場合は中止することがあります。

・明治神宮探鳥会の概要
 明治神宮探鳥会は50年以上の歴史のある月例探鳥会です。
 明治神宮は,明治天皇の崩御の後,全国から10万本を越える献木を受け,林学の知識を駆使し,卓越した設計により,100年後,200年後に極相林が完成するように計画された人工林を持ち,その森は今も遷移を続けています。
 この恵まれた環境に定例探鳥会が開催されるようになったのが1947年。以来,多くの方に明治神宮の自然を紹介してきました。
 明治神宮探鳥会は,鳥を見て識別することのみを目的とせず,野鳥と,それをとりまく自然環境を観察し,理解することで,より興味深い自然観察ができるように,観察案内をしています。いわゆる一般の「探鳥会」とは雰囲気が違いますが,初心者から学者級の人まで,小さいお子さんから年配者まで,すべての人たちに楽しんでいただけるよう,多種多様かつ十分に配慮の行き届いた観察案内をすることを目標にしています。
 明治神宮は四季折々の変化に富んだ場所です。季節に合わせ,観察内容もバラエティに富んでいます。ぜひ,季節ごとに明治神宮探鳥会を訪れ,明治神宮の自然を楽しんでください。
 詳しくはこちら。


明治神宮探鳥会 自然観察予報
 (おおよそ月初めに,その月の「予報」をお届けします)

2007年4月(4月15日開催予定)
  今月は春いっぱい!花の観察会

 例年,4月の探鳥会は,1年でいちばんがたくさん,花が観察できます。しかし,今年は暖冬で,春の訪れが早く,花の顔ぶれも少々変わりそうです。3月の探鳥会でも,アマナの花が終わりかかっていたし……。でも,花の種類の多さは,変わりません。昨年の4月には50種を越える花を観察しました。今年もたっぷり,観察しましょう。
 鳥のほうは,冬鳥から夏鳥へ入れ替わる時期。明治神宮で唯一の夏鳥であるツバメが来たり,北へ旅立ち直前のツグミが残っていたり,はたまた,南から北へ渡る途中の夏鳥が見られることもあります。見どころいろいろ,盛りだくさんな探鳥会になりそうです。



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