街の中で天体観測!…月面名所案内…
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このページでは,三日月〜上弦の頃,満月過ぎ〜下弦の頃に見やすい,月面東部の見どころを探索します。
三日月:2001年3月28日撮影
・三日月を見る
三日月は,見える場所が限られています。月の東の端のほうしか見えていません。また,日没後,すぐに西の地平線に沈んでしまうので,精度の高い観測は望めません。どちらかと言うと,全体の形を楽しんだり,「地球照」 (→参照)を見るほうが楽しいかも知れません。このエリアの地形は,満月を2日ぐらい過ぎたあたりの時期に,もっとも見やすくなりますから,その時期にも狙ってみましょう。
では,拡大図です。
月の東側で目立つのは,危難の海。これは,満月のときに見える「うさぎ」の模様の耳の部分です。
その北側には,直径100kmぐらいのクレーターが散在します。
クレオメデスの直径が126km。
月の首振り運動(秤動)の都合で,あまり東側の端っこが,よく見えていません。
条件がよければ,東の果てに「スミス海」なども見えるのですが。
南側です。
豊かの海の縁にあたります。
いくつか,目立つクレーターがあります。