LEDはLCDの付け根のところにあり、LCDを開くとその下にくるようになっている。
真ん中にある大きいのが電源で、その上に5つあるのは、左から、高速モード、CD読み出し、HDD読み出し、フロッピー読み出し、そしてPC-CARDアクセス、となっている。
高速モードというのはうんずユーザーならご存知であろうと思うが、FM-TOWNS IIシリーズから、一番最初の一体型モデルCU(だっけ?)以外はみんなついている機能で、CPUをもっとも最適な速度で走らせるモードのことをいう。これのランプがついていると内蔵されているCPU(i486DX-66MHz)本来の速度で動作し、これが消えていると互換モード(80386SX相当)で動作する。
もともとうんずは初代からCPUに80386DXを採用していたのだが、安定動作のために3クロックウェイトをかけ、80386SX相当で動かしていた。TOWNS IIになって高速モードが用意され、OSでこの設定を行うと、ウェートがはずされ、80386DX本来の速度で動作する。しかしタイトルによっては互換モードでないと動作が早すぎて使いづらくなるソフトもあるため、モード切替機能という方法を採ったわけだ。モデルCUでこれが用意されていないのは、CPUに80386SXを採用しているためである。
ちなみに、FMV-TOWNSのうんずエミュレータカードに、互換モードのために80386DXチップが盛り込まれているというのは非常に有名な話である。