2001年11月8日(木曜日)


 2 週もサボってしまった。。。
 実は先週、水曜の夜に風邪を引いてしまいまして、木曜・金曜と仕事を休んでしまいました。それも素直に布団に包まって眠っていれば良いものを、日中ずっとゲームやるわネット繋ぐわでちっとも寝ないどころか、自分の看病するべく溜まっていた洗濯物を洗って乾したり消化いいもの(=うどん)を買いに街まで繰り出したりとなんだか普通に仕事するより働き者だったおかげで帰って風邪は悪化する一方(苦笑)。
 土曜日の集まりではいろいろと本領発揮できなくて本当に申し訳ないです(;_;)/。次回もまたーりしっとりと逝きましょう(笑)。
 学際ではBD君の研究発表等なかなかに(いろんな意味で)楽しませて頂きやした。またそのうち時間が取れたら遊びに行きやす>TEC。
 私信はまぁこの辺にして。

 そういえば風邪引きの間、お茶を切らしてくるしかったので、某ヨーカどーにお茶っぱを買いに出かけたのですが、量り売りをしてくれるお店で玄米茶を200gほど購入したら、お店のおばちゃんに「あなたが飲まれるんですか?」と聞かれたので、「ええ、まぁ。。。」と相槌打ったらおばちゃんに、「珍しいですねぇ。。。」と言われてしまった。
 そうか。。。おいらぐらいの年の独りもんが家でお湯沸かしてお茶を飲むのは珍しいのか。。。知らなかった。。。多分そのお茶を売っている人間が言う訳だからかなり確かな事実なんだろうな。。。
 そういえばおいらは実家を出て1年と半年以上が経つが、未だに時間があるときは晩飯は自分で料理して食べている。一人暮らしを始める前から、独りもんは食生活がすぐ乱れるようになると聞かされていたんで、これもきっと珍しいことなんだろうなぁと思う。そう考えるとおいらって結構、一人暮らしのセオリーという奴をぶち壊しまくっているような気もするなぁ。とりあえず全然ビンボーじゃないし、鍵開けっ放しでも泥棒とか入ってこないし、夏もめったにエアコン使わないし。ま、部屋や風呂場や便所の汚さはさすがにセオリーどおりだけどな(  ̄∀ ̄)。


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 うどん

ジャンル:実話・コラム
危険度:小

 。。。。。。。。。。。。。。。ぷはぁ〜。。。やっぱお茶はいいねぇ。。。

 や、どうも、普段ネタ帳といえば大抵酒飲みながら頭ワケワカラン状態で書いていることが多いのですが、今日はなんだかお茶なんか啜りながらせんべいなんかかじりながら書いています。こんな状態ではいつものノリで狂ったような面白い文章なんか書ける訳がありませんね(藁)。そんな訳で今日は料理の話でも書こうかと。

 私はもう断然ご飯党な人間なのですが、別に朝は絶対ご飯と味噌汁なんじゃ〜いとか言って聞かない古風な頑固爺という訳でもなくて、よーはうまけりゃなんでもいいわけなのであります。ていうか、朝っぱらから料理なんてやってられっか!ってのがむしろ現代社会人の平日としては一般的なのでございまして、とか言いながら休日は時々気が触れたように早起きしておもむろに煮干しとか茹で始めたりすることもある私ではありますが。
 (お茶( 2 杯目)を啜りながら)で、うどんです。実は個人的にはうどんはそれほど好きな食べ物という訳でもなかったりするのです。多分、実家に居た頃食わされたうどんというのが煮込みうどんという奴で、いろいろと具が入っていて賑やかでよろしいのですが、やたらと熱くて猫舌の私には少々つらかったという思い出が、うどんに対する印象を貶めているのでしょう。。。
 しかしうどんは消化によろしい食べ物なので、風邪を引いた日におかゆにするご飯が切らしてしまったときには重宝しますし、徹夜で何かしらの作業をしているときに、本当に腹が減って腹が減ってしょうがねぇってときに夜食として食する食べ物としても定番だったりします。
 その上売られているうどんというのは大抵生麺の状態で売られていて、ちょっと湯がけばとりあえずわさび醤油たらすだけでもどうにか食える状態になってくれるので、非常に料理も簡単でしかも応用が利きやすく、一人暮らしするようになってからというもの、とにかくこいつはありがたい食べ物だと思うようになりまして、まさに私の中のうどん株は急上昇なのでございます。

 つい先日、久しぶりにカレーを作ったのですが(普段は野菜にはにんじん・玉葱・ジャガイモを使うことが多いのですが、今回はちょっと趣向を変えて、にんじん・ブロッコリー・グリーンアスパラガスで攻めてみました。。。スジが多くて食いにくかったけど結構うまかったっす)、作ってみてからお米が1膳分しか残っていなかったことに気が付いて、どう見積もっても 3〜4 食分あるカレーをどう処理しようか、ということになりまして。とりあえず作ったその日は普通にカレーライスを食し、翌朝も食パンにかけて食べたりしたのですが、その日の夜になってカレーうどんというのを思いついて、しかしここでせっかく作ったカレーを水で薄めてうどんを2食分とかぶち込んでしまったら持ちが悪くなってしまうんじゃないか?とか思った私は、とっさの思いつきで、フライパンに油を引き、うどんを軽く炒めてどんぶりに盛り、そこにカレーを 1 食分フツーにぶっ掛けて食べる、という荒業をやってのけてしまいまして。
 これがうまいのなんのって。
 一般的に世に言われるカレー南蛮という奴は多分、多少薄められてカレー味の液体となっている汁の中にうどんがぶち込まれ、ぐらぐらに煮込んだ食べ物のことを言うのだと思うのですが(実家で出てきたカレーうどんはそういう食べ物だった)、個人的には先日食ったこのカレーぶっ掛け炒めうどんこそまさにカレー南蛮と呼ぶにふさわしい食べ物なんじゃないかなどとほくそ笑んでしまうくらいの出来栄えで、自分でもビックリしてしまうほどの大発見だったのだ。
 レシピとか見ないで料理やってると、こういう無茶苦茶な献立の中に新鮮な発見があったりして、結構楽しい。

 最後にここ最近のうどん料理2品ほどのレシピを紹介しよう。私が適当に思いつきだけで実際に作り、食したものだ。どっちも煮たような材料を使い、煮たような調理法で作っているが、全然違った味のものになるので、興味がある人は自分で作って食べ比べてみて欲しい。いや、食べ比べなくてもわかるだろうけど(笑)。
 料理に詳しい人は逆にアドバイスいただけると非常に助かるっす(^-^)

1.ミンチ肉豆腐生姜焼きうどん

<材料>

<作り方>

  1. ごぼうは泥を洗い、皮を削り落とした後、千切りにしておく。
    ネギはよく洗い水を切ったのち、適当な長さに切り分け、さらに縦に4つ切りぐらいにしておく。
    生姜は摩り下ろして小鉢に。生姜カスが嫌いな人はガーゼで絞って液体だけ使うも可。
  2. 大き目のフライパンに油を引き、強火にかける。まずはごぼうを、こげ色がつくまでよく炒める。
  3. 次いで挽き肉をぶち込み、炒める。肉に大体焼き色がついたら、豆腐を細かく刻んでぶち込む。この辺から、豆腐の水分の為に、炒めるという表現が似つかわしくなくなってくる(笑)。
  4. さらにえのきをぶち込み、炒める。えのきがしなってきそうなところでネギをぶち込み、全体に熱と水分が行き渡ってしんなりしてきたら、醤油・生姜・酒をぶち込んで味付けをする。
  5. 最後にうどんをぶち込み、炒める。この料理の場合、豆腐その他もろもろの水分がかなり多いので、この段階ではもはや煮ると言った方が正しいかもしれない(笑)。うどんがほぐれ、醤油の色が表面に染み付き始めたら大体出来上がり。

<補足>

 ネギ、生姜、ごぼうと、風邪引きさんにはたまらない素材満載の健康料理である。特に生姜はたくさん使うと食後も良い汗がたくさん吹き出て風邪なんて簡単に治ってしまう。。。ハズ(おいらは食後に夜更かししたので直らなかったけど)。食感的にはえのきの歯ごたえがなんともたまらない一品。
 挽き肉と豆腐を炒めるフェーズでは、菜箸よりも木ベラやおたまを使ったほうがやりやすいと言うか頭がよろしいかと思われるぞ。

2.甘辛肉豆腐焼きうどん

<材料>

<作り方>

  1. ごぼうは泥を洗い、皮を削り落とした後、千切りにしておく。
    ネギはよく洗い水を切ったのち、適当な長さに切り分け、さらに縦に4つ切りぐらいにしておく。
  2. 大き目のフライパンに油を引き、強火にかける。まずはごぼうを、こげ色がつくまでよく炒める。
  3. 次いで豚肉をぶち込み、炒める。肉に大体焼き色がついたら、豆腐を適当な大きさに刻んでぶち込む。ここら辺から、あまり無茶苦茶にかき回さず、豆腐の形を崩さない程度にゆするようにして加熱する。
  4. 豆腐がゆだってきたような感じになってきたら、ネギを上から覆うように振り掛ける。その上からさらに醤油・砂糖・酒・一味唐辛子を加え、軽くゆすって味付けをする。
  5. 最後にうどんをぶち込み、加熱する。うどんがほぐれて表面に醤油の色が染み付いてきたら大体出来上がり。最後に火を止めて器に盛り、たまごを落として、かき混ぜてから食すべし。

<補足>

 豚肉と豆腐だけを砂糖醤油と一味唐辛子で甘辛く焼く料理をベースに捻り出された一品。そんなわけで一応豆腐を投入した段階では、豆腐はなるべく形を崩さないようにすることにしているが、実際にはうどんを投入した辺りで豆腐の形なんて気にしていられる余裕はなくなっているはずだ(だったら書くな)
 ポイントは、ネギの加熱加減と調味料。ネギは加熱し過ぎないように。特に青い部分はちょっと生っぽくてジョキジョキしているぐらいが一番うまい。一味唐辛子は好みにもよるが、惜しみなく投入するべきである。また、砂糖は絶対に白糖やグラニュー糖ではなく、あの茶褐色をした三温糖を使うこと! 健康に良いとか言う話以前に、全然味が違う。とにかく醤油との相性が抜群なのだ。