2001年5月17日(木曜日)


 義務になってしまったらその瞬間、趣味じゃなくなっちゃうんです。
 義務になってしまったらその瞬間、楽しみじゃなくなっちゃうんです。

 今の私の趣味っていったいなんでしょう?

 ちょっと前までは胸を張って言えました。
 私の趣味は音楽全般、特に曲を作ることだって。

 最近の私は、それを言う自信がなくなってしまいました。

 気がつけば私の趣味は、チョイゲー作り→ホムペ更新→掲示板めぐりと来て、挙げ句の果てには「鼻毛を抜くこと」にまで墜落してしまいそうな勢いです。
 鼻毛を抜くこと……。これ、はまると意外と癖になるんですよね。。。ヲレももう立派に駄目会社員だなぁ、などと思う、ひととき。(...sigh)

 はい。わかってます。鼻毛抜きなんて、創作活動どころかコミュニケーションですらないです(;_;)/

 努力なくして楽しみを得ることなど出来ません。
 義務になってしまいますが誓いを立てなければならないでしょう。そのくらいの危機感を抱かなければ、マルチクリエーターを目指す者としては失格です(真言美ちゃ〜ん)(←この辺がダメ概念)

 と、言う訳で。

 今月中にMIDIで曲が1つも書けなかった私は、趣味=鼻毛抜きに決定です。

 崖っぷち。人生の終局点に王手。余生の暗雲。待っているのは我慢だけの日々。

 。。。このくらい自分を追い込まないことには、到底前に進めないんでしょうな。


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 同じ声

ジャンル:コラム
危険度:大

 先日、某氏のホームページ(もちろんうちからリンクを貼らせていただいているページです)ががらりとリニューアルして、CG系のページなのですが、新しい作品が1つ公開されていました。
 面白いのはその作品のタイトルで、ズバリ「松本さん」というもの。当人曰く、「なぜか、描いてるときに『あ、松本さんだ』って思った」ということだそうで、これといってその名前の由来に根拠はないんだそうな。でも実際見てみると、あ、確かに松本さんだ、って言う感じがしてしまうから面白い訳で、そう考えると人の名前って結構面白いよな、とか思えたりするから不思議だ。
 そのページというのはぶっちゃけた話まりもちゃんのページだったりするのですが(笑)、や、是非見に行ってあげて下さい。実際に松本の姓を冠している方にしてみればどういうものかはわかりませんが、なんとなく気持ちはわかっていただけるんじゃないかと思います。

 で、今回はそんなわけでその面白い人の名前にちなんだ話でも、と思っていたのですが、ここで私が実体験を元にいくつかの姓をピックアップして実話話を展開してしまうとかなりな失言文章になってしまいそうな気がするというか確実にそうなってしまうと思われるので(引きつる笑)、名前の話はちょっとやめておいてもうちっと別な話にしておこうかと思った次第なのでございます(なんて意味のない前振りなんだ^_^;

 先日家族に連れ添って温泉旅行に行ってきました。旅行といっても1泊だけなのですが、両親兄妹合わせた5人家族にさらに父方の祖父母も連れ添っての大所帯で旅行というのは私の記憶では恐らく初めての挙行で、しかも兄貴は砕いてしまった腰骨が完治しないままの決行だったので新車のうすらデカイワゴンが酷く狭く感じました(ていうか狭かった)
 行って来たのは日光湯元温泉、になるのかな(なんていい加減^_^;。で、泊まったホテルのみやげ物コーナーに馬の油なんてものが売ってたりして、ちょっと欲しいような気もしたのですが、あのちっこいビン1つで1,050円はちょっと手が出なかったです。なんでんなもん欲しがるかって?だって馬ですよ馬。男なら誰だって、あやかりたいと思うものじゃあないですか(ナニをだ?)
 で、その土産物屋でもう一つふと目に止まったものがあったのです。私はそれを見つけたとき、まず最初に「ずいぶん懐かしいものがあるなあ」と思い、次いで「なんでこんなもんがこんなとこで売ってるの」という疑念を感じました。
 怪盗セイント・テールってマンガがあったの、覚えてます?アニメにもなったやつ。
 あれのデフォルメチックな人形が売られていたんです。日光湯元のとあるホテルのお土産コーナーに。
 原作は立川恵センセーって人なのですが、栃木県出身なんですか?よく知らんのだけど。。。

 セイント・テール。。。あれがアニメでやっていた頃、おいらはまだばりばりの高校生で、当然うんず市場もまだまだ活発だった。そんな時代だ。もう6、7年ぐらい昔になるんじゃないかな? 最初妹がそこそこはまっていて、晩飯時だったのでいっしょに見ていたのが、次第においらのほうがひっそりとはまりだしてしまったというシロモノ。
 当時の高校の友達連中の中にはソコハカトナクこのアニメにはまってしまっていた人間が、確認し得た限りで若干数名ほどいらっしゃったようで、そのうちの一人はその激烈なはまりっプリを賞賛され、周りの皆から「アスカJr.」と呼ばれて罵られるほどヒットしていたのを今でもよく覚えています(もちろん解かってないで同乗していたいじめっ子気質なだけの人間も混じっていましたが)。当時セーラームーンに次ぐオタクアニメの代名詞だったんじゃないかな(←むしろ誉め言葉)
 で、そのアニメ自体はまぁ別にどうでも良かったりするのですが、当時こっそり所望していたえろ〜げ(もちろんうんずで動作する)に、シーズウェア(以下、C's)というブランドの「エイミーと呼ばないでっ」というのがありまして(本当はタイトルの末尾にハートマークがつく)、前編フルボイスという当時としてはかなりハイスペックな夢のようなヌキネタだったのですが(カワイタ笑)、フルボイスだったがゆえに、当時としてはかなりショッキングな、それはまさに自分にとっては事件だったのでございます。

 実際確認とってないし、事実かどうかは定かではないのですが。。。

 どう聴いても、このエロゲーに出てくるヒーローであるところの、智美クンの声と、アニメ、セイント・テールに出てくるこちらもヒーロー(?)であるところのアスカJr.の声が、まったくもって同じだったのです。

 …………。

 この業界(エロゲーのほうね)に詳しい人は皆口を揃えて言うのですが、C'sというブランド、実はDOなどと並んでかなり有名な声優をがんがん起用してしまうことで有名なんだそうで。。。実際お茶の間TVアニメや洋画の吹き替えなんかで最前線で活躍している声優さんとかも結構お世話になっていらっさるんだそうで。。。。。。
 当のこのゲームもヒロインであるところの栄美チャン役の声優が、じつはかないみかであるらしいというウワサで持ちきりだったりして(ポケモンに出てくるあの女の子とか、アンパンマンのメロンパンナちゃん、古いところだと少年アシベのまおちゃんとか、Dr.スランプのチビルくんとか)、そう考えると確かにかなり現実的なような気もしなくはないのですが。
 おもいっきし晩飯時にかかってるアニメ番組で、めちゃめちゃ紳士で青春しちゃってる少年を演じている声が、深夜ひっそりやってるエロゲーの中で、ヒロインの妄想によっていたずらされて、「ああっ、ねぇさん、そんなにツヨクされたら、、、」とか言って喘いでいるんですよ。当時高校生ながらにかなりクるものがありましたよ。。。そりゃあ、もぅ。

 やっぱり18禁えろ〜げは、18歳を迎えるまでやっちゃ駄目ですね(笑)。

 ちなみについ先日、ちょっと懐かしくなって久しぶりにこのゲームをさわりだけPLAYしてみたのですが(もちろんうんずのーとで)、まさかここまでハイレベルに糞なゲームだったとは。。。今更ながらにかなりビックリです。音声がCD-ROM読み出しで間が悪いのは仕方ないとして、あまりにも、悲しくなるくらいおやぢギャグ連発なのは本当に情けないとしか言い様がない。エロシーンで喘いでいるより恥ずかしいんじゃないかと思わせるような台詞がバンバン出てきて、シラフでは聞くに耐えません。シラフでなくても耐えられんが。。。この台詞をかないみかに言わせていたのかぁとか思うと、当時のC'sのスタッフははっきり言ってある意味ホンモノな人たちだったのかなぁなんて。。。(って本当にかないみかなのかどうかまだ確認してないのですが^_^;

 エロゲーの話はもういいとして、アニメ番組や日本語吹き替え版の映画なんかを見ていて、あるキャラクターの声が、まったく別の作品のキャラクターの声と同じだということに気がつくと無性に嬉しくなります。声優の名前とかあまり知らないし(ていうか坂本真綾が声優業をやっていた人だったなんて知らんかったし)、エンディングのスタッフロールとかまじめに見る人じゃなかった(最近はわざわざ録画するせいか結構チェックするようになってきた…)ので、実際本当に同じ人だったと知るのは結構後になってからだったりするのですが、それが思っていた通りにやっぱり同じ人の声だったということを確認すると、まるで業界裏の機密事項をとっくの昔に俺は暴いていたぜっみたいなソコハカトナイ優越感に浸れます。
 最近ではまったく違う芸風のキャラクターが実は同じ声の人だったりすることが多くて驚くことの方が多いです。とか言いながら例を挙げ始めたりすると絶対話に付いて来れなくなる人も出てくると思うので今回はパスですが。

 でもどんなに驚くべき声の同一人物に出会っても、きっとゴールデン・タイムでヒーローやってた少年の声がエロゲーの中で登場したあのときほどに驚くことはないんじゃないかと思ったりする訳なんですけどね。