2001年2月1日(木曜日)


 ぼくさいきんあさ9じしゅっきんでよる10じとか11じとかまではたらいてそれでもいつもへーきなかおしてへらへらしてるからこのひといくらはたらいてもへーきなんじゃないのとかおもっているかもしれないけど、ぜんぜんそんなことないよ。ほんとはなきそうだよ。げんにこんげつはてんぱっちゃっていぶくろきゅるきゅるいってるよ。すごくいたいよ。だれかたすけてよ、もう。

 わーい、あしたはしようしょれびゅ〜だ☆ミ


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 泣き虫

ジャンル:コラム
危険度:小

 久しぶりに、自分のことでも書こうかと思います。
 あ、今私は嘘をつきました。どうせここに書いていることのほとんどが自分のことなんです。久しぶりなんてことがあるはずがありません。

 私は、小さい頃、泣き虫でした。今でも多分泣き虫なんだと思うのですが。
 泣き虫癖は小学校を卒業するまで直りませんでした。中学に上がっても多分目に見えるほどの泣き虫だったと記憶しています。中学に上がってからは泣き虫の自分より、何かにあたって(っていうか、窓ガラス)、物を(だから、窓ガラスなんだって)壊したことが何度かあって、その印象の方が強く残っているかもしれませんが、確かに、そういう一面が浮き彫りになってきたのもその頃なのですが。。。
 とにかく私は泣き虫だったんです。否、だったじゃなくて、多分今も。

 何かと感情を露にする子供でした。
 もちろん、感情が面に出やすい気性は今も変わりはありません。悲しい映画を見てまともに前を向けなくなるとかそういうレベルではないんです。不器用なので表情の表現力が豊かな訳ではないのですが、コンビニで漫画を立ち読みして気付かずにリアクションをとって笑っていたり(ふと気がつくと、漫画のコマに指を差して何かに同意している自分がいる…)、客先で、長引いているレビューをマネージャーが中断して、笑顔で柔らかく「うん、やっぱり続きはまた明日にしようか。村山君もなんだか疲れているみたいだし」と言われてしまうくらいに不機嫌な顔をしていたり(口を半開きにして眉間を深く刻み、大きなため息を何度もしていたそうです…)、病院の待合室で赤ん坊からもらい泣きをしてしまったり(声を出してギャーギャー泣いた訳ではもちろんありませんが^_^;、もう何喋ってんだか聴きとれてさえもいないくせに周りが回っている雰囲気だけで本気で笑っていたりします(これ失礼だよなぁ…本当に)
 小学校低学年ぐらいの頃の私はストレス感情がピークに達するととたんに泣き喚く少年でした。生意気に文句でも言って喧嘩でもおっぱじめれば少しはかっこよかったのですが、手や口が出る前に涙が出てしまうのでどうしようもなかったのです。
 涙が出る前に手が出るようになったのが4年生ぐらいの頃だったでしょうか?その頃の私は泣いたら負けだと思っていたはずなので、殴りあいつねりあいになって痛くて涙がにじみ出てくるくらいなら良しとしてとにかく泣き喚かないことだけは努力していました。しかし喧嘩ではなくて泣いてしまうことはやはり多々あった記憶があります。べつに正義の味方だった訳ではないはずなのですが、集団行動を通していいつけやら決まりごとやらがまかり通っていなかったり、それ以外にもとにかく自分が想定したとおりに事が運んでくれない状況が長く続くと我慢できない性格で、そういうときに周囲に対して意見することが何度かあったのですが、意見しているときの自分はたいてい「涙を流して訴えていた」状態だった記憶があるのです。
 私は中学1年ぐらいまでは確実にいじめられっ子でした。ただ、現代の自殺したりするいじめられっ子達と違うのかどうかはよくわかりませんが、私は俄然抵抗するいじめられっ子でした。言われたら言い返し(ボキャブラリーではどうしてもかなわない相手が若干一人いましたが)、短パンおろされたらおろし返し(当時もっとも流行っていたいたずらです)、ベランダに追い出されたときには窓を蹴破り(弁償問題にまで発展しました…母親に中途半端に隠し事をして尋常じゃない怒られ方をされた記憶があります)、減らず口の長ったらしいイヤミにゴミを投げつけたこともあります(案外厭なやつだったんだなぁ、ヲレ)
 そんなこんなでこのくらいの頃から、確かに泣き喚くということはさすがになくなりましたが、例えば何かを説明するときでも、感情が先に出てきてしまうと涙声になってどもってしまう癖は今に至るまで直っていないような気がします。周囲にもそういう人を何人か見かけたことがありますが、たいてい自分にも他人にも厳しいタイプの人に多いみたいなんですよね(^_^;)

 ところで最近の子どもって、泣き虫はいるんでしょうか?
 私は泣き虫は、そんなに悪いことじゃないと思っています。確かに泣けば許してもらえるというようなへそ曲がり根性に育ってしまうのはちょっと問題アリかもしれないのですが、逆に自分の感情が素直に面に出せないというのはとても不幸なことであるような気がしてなりません。
 私と同世代の人間にもそんな子だった人はいたような気がします。なんていうのかな、顔に笑顔が貼り付いているタイプ。ポーカー・フェイスとか言えるほどかっこいいものではなくて、なんだかニタニタヘラヘラしているのが初期状態になっているような。で、時々突然思い出したように感情が爆発するともう咄狂ったように泣き喚いて周囲に当たり散らしたりするんだけど、その泣き顔さえもよくよく見てみると、基本は笑顔とほとんど変わっていなかったりする。笑ったまま泣き喚いている。まるで、女性があざ笑うような声で鳴く、ハイエナの雄叫びのように。
 そう考えてみれば、泣き虫はむしろ幸せ者、なのかもしれません。

 …今の私ですか? そりゃあもう、泣きたくて泣きたくて仕方ないですよ。泣いてる暇なんてありゃしないんですけどね。さーて、仕事仕事。。。