2000年3月9日(木曜日)


 部屋の片付けは少しずつではありますが進行していっています。とりあえず、もう着ることはないであろう衣服をまとめ、CDが壊れてしまって使い物にならないステレオ・コンポと、ERKのホストマシンに使っていた、両方のフロッピードライブがいかれて駄目にしてしまったPC-486GR、それからそいつにつながっていた9,600bpsのモデムや、それ以前に使っていたけど雷に打たれて駄目になってしまったまま放置していたモデムなど…を、危険ゴミとして部屋の外にまとめ、ホストマシンやステレオを乗せていた木製の台をどけてその下にじゅうたんのようにびっしりと積もっていた埃を掃除機で吸い上げたら、少しは部屋の中の空気がすっきりしたようでちょっと嬉しくなり、また、ちょっと寂しくもなりました。

 そうそう、そういえば先日、友達がパソコンを買いに行くというのでいっしょについていった秋葉原で、私もいくつか買い物をしました。うんずに繋げるためのMOと、CD-Rのメディア、VC++(というか、WIN32API)の参考書、そして楽器を一つ。楽器については詳しくは今月のゴミ出しか作品で、MOについてはよくかんでの方で書きます。参考書は、まぁ大したものではないので特に紹介しません(笑)。


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 アレルギー

ジャンル:コラム
危険度:小

 今私は、通る方の鼻にティッシュを丸めて作った詰め物を突っ込んで文書を打ち込んでいる。こうしないと、冷たい空気が私の鼻腔を著しく刺激し、敏感になっているアレルギーが反応して私の神経に働きかけ、激しいくしゃみと目のかゆみを催すからである。
 私の人生22年の間において、これほどまでに激しく花粉症に悩まされるのは今年が初めてだ。

 去年までもこの季節では多少のアレルギー反応を起こしてはいたと思う。しかし、もともと鼻血で通い始めた耳鼻科医院でアレルギー性鼻炎と診断されていた私は、埃の舞い散る空間と強い光、そして季節代わりにめっぽう弱く、そういう場所や季節ではしょっちゅう激しくくしゃみをし、鼻水が止まらなくなるか、突然鼻血が流れてきたりした。
 鼻血は結局小学校低学年のときに鼻っ面を蹴られたときにできた傷であったことが判明し、電気治療によってその傷を塞いだためもう出なくなったが(ネタ帳の「鼻血治療」を参照のこと)、それでアレルギーまで治ったかというとそういうわけでもなかったようだ。鼻血を治してくれたその医院では血液検査までしてアレルギー反応が見られないということを証明してくれたが、それにしては相変わらず誇りっぽいところや化粧品の匂いが漂う場所では過敏に反応するし、朝の日差しに反応したりもするし、挙句には春先のこの季節にまで反応を示すようになってしまった。

 ところで話はまったく違う方向に進んでしまうのだが、花粉症とは花粉に対するアレルギー性の鼻炎のことだ。つまり、血液中の抗体が花粉を体内から追い出そうとするために体に働きかけ、鼻炎という形でアレルギー反応を示す症状のことを言うわけである。
 アレルギーというのは何も体内においてのみ行われるものではない。同じようなことが社会においても言えてしまったりする。たとえばオタッキーは花粉症における花粉のような存在だ。彼らはその存在が若干うっとうしいということ以外は社会においてそれほど有害な存在ではない。花粉もたくさん舞っていれば埃のような物だからやはりうっとうしいといえばうっとうしいが、実は人体においてもまったくもって無害な存在である。
 しかし、花粉はくしゃみや鼻水などによってたいがいに排出されようとし、同じようにオタッキーも、いじめや無視などによって社会から排斥されようとする。最近は社会におけるオタッキーの比率もだいぶ増えてきたし、私みたいな開き直り系も少なくはないので(笑)、一概にもそうとは言い切れなくなってきたけどね。
 で、まぁそういうのを私は勝手に「社会におけるアレルギー」などと呼んでしまっているのだけれど、だとすればこの社会的病気はどのようにして治療を施すことができるのだろうか。

 花粉症の場合、抗体の攻撃目標をそらすために、ケツから寄生虫を注入するという治療法があるんだそうです。回虫と呼ばれるそれが人畜無害な奴なのかどうかは知りませんが、もともとそういった寄生虫を撃退するために作られた抗体が、体内から寄生虫がなくなったために攻撃目標を切り替えた結果、花粉症が生まれた、という説が持ち上がり、この治療法はその説に則ったものであり、またこの説を立証したれっきとした治療法、ということになるわけなんですね。
 それではオタッキーの場合はどうでしょう? 花粉症の例を見習うならば、オタッキーの代わりに攻撃目標にされる存在を作ってしまう、というのがもっとも有効かと思われます。オタッキーよりも攻撃の的にさらされやすい存在って、なんですかね?(^_^;) カルト教団の信者、というのではあまりにも一般性に欠けるし……やっぱり真性のロリコン野郎ぐらいでしょうか(^_^;)(^_^;)