月末はゴミ出しの日 2000年1月号


 卒研やばいっス。マジこんなことやってる場合じゃないっス(;_;)/
 でもおいらはやるよ。スクロールバーの手動設定の仕方がわかった辺りからなんだか調子がいいんだ。この調子で行けば何とか、論文が書けるくらいのものにはなりそうだからね。
 以前ここで、今卒論でこんなものを作っています、っていう途中経過を公表したけれど、いろいろと紆余曲折があって外見なんかも結構変わった。ちゃんとタイトルバーにファイル名が表示されるようにもなったしね(^-^)。でももう見せてあげないよ(笑)。わがままで欲張りなむらちはAppWizardに頼りきっちゃえば簡単に実現できるようなこともその仕様に満足できずにあえて遠回りな方を選んでしまうのでした。まだまだ初心者なのにね。

#補足:本当に見違えるほど変わりました。今では画面上にちゃんと目盛りと時系列が表示されています(^-^)

 さて、今回のゴミ出しは最近本を読む暇がちっともない関係で作品紹介らしいことが出来ません。そこで、今回はここ最近借りてきて聴いた曲をピックアップして一気に紹介しちゃうことにした。まずは近況報告から。


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◎バイト先では「むらち、ついにiMacに手を出した」説が広まっているようですが(^_^;)、iMacが欲しい(むしろ欲しいのはG4なんだけどね)のは事実ですが、手を出したのは私の兄貴の方なのです。◎で、ついに「今日買いにいく」と突然言い出し(どのくらい突然なのかというと、そのおかげで輪講をお休みしなければならなくなったくらい)、その買い物に私も付き合うことになったのでした(輪講までサボったのは兄貴も実に多忙な人でその日ぐらいしか空けられる日がないからです)。◎まったく初心者の兄貴はiMacが予約しないと普通は手に入らないものであるということにも気付かなかったようで(しかも欲しがっているのはDV SpecialEditionというもっとも人気があって品薄なやつ)、私が指摘してから慌てて私のバイト先などのお店に電話を入れ、結局あてもないまま秋葉原まで行ってみようという事になったのでした(;_;)/。◎家を出たのが1時半、向こうについたのが3時ごろで、それからなんだかゆっくりと歩いて回って悩みまくって結局予約したのがT-ZONEミナミムセン。唯一予約数がそんなに多くなくて、毎週コンスタントに入荷がある、待っても2週間という好条件で、128MBのメモリー増設が2万円でしてもらえるというのでまぁあの中では悪くないんじゃないかな。◎私もせっかく来たのだから付き合ってもらって自分の買い物もしようかとたくらんでいたのですが、予約し終わって店を出た頃にはすでに6時半を回っていて、よくいく裏通りのパーツショップはほとんど閉まってしまっていたので結局何も買い物できませんでした(i-i)ァゥァゥ。◎それでもLAOX楽器館に閉店までつき合わせたりして、家に帰り着いたのが9時半。純粋に秋葉原だけを散策してここまで遅くなれるというのも実に珍しいことです(笑)。秋葉原初心者の兄貴も、「東京広しといえどこれほど夜が早い街というのもない」と酷く感心して(というか呆れかえって)いました(^_^;)

◎冒頭でも書きましたが、今回は趣旨を変えて、最近借りて聴いたCDシングルをバンバン紹介していきます。◎「UNIVERSE」(TRICERATOPS)。収録曲は同名の曲のほか、「GOOD TIMES(Live Version)」の全2曲。◎純アコースティック系のサウンド。アコースティック系といえば一番に思いつくのはミスチルですか。でもトライセラはあの粘っこいんだけど爽やか風なボーカルとか、なかなか味があってよいです(*^-^*)。特にこの曲はよいですね。みんなで集まってカラオケやったときに、そのみんなで歌いたくなるような歌ですね。◎「カブトムシ」(aiko)。収録曲は同名の曲のほか、「桃色」「恋人」の3曲。◎「カブトムシ」を歌っている映像を見てから、なんだか最近の女性ボーカルにはあんまり見ないタイプだなぁというような感じがして、ちょびっと気になっていました。◎恋と人生を照らし合わせて歌にしている、そんな感じの歌が多いようです。ちょっとレコード会社の色(ポニーキャニオン)が見えている気がしなくもないのが気になるところではありますが、この人の歌は(上手い下手は別としても)なんだか好きですね。◎「SNOW DANCE」(DREAMS COME TRUE)。収録曲は同名の曲のアレンジ3種類と、「dragon fly」。どちらも今年にちなんだ歌になってますね(前者は歌詞中に「1900年代最後の夏」「天球儀が2000を象った」などが出てくる、後者はタイトルが干支)。◎今回紹介する中では最高だと思います。やっぱりドリカムっス(*^-^*)。◎ジャケットもとってもおしゃれで、これは買うべきか?とさえ思ってしまいました。歌詞の書き方もおしゃれで、文節ごとに「/」で区切ってあるんです。まるでこのゴミ出しの文章のように(笑)。◎いっしょにしてごめんなさいです<m(_ _;)m>。◎あとアレンジですが、やっぱりアカペラバージョンはめちゃめちゃ嬉しかったっス(;_;)/。まさに感激!◎「コンビニ」(ブリーフ&トランクス)。収録曲は同名の曲のほか、「犬女」「デザイア」の3曲。◎バイト先で有線で流れてめちゃめちゃ流行った歌。覚えましょう(笑)。◎よくよく見たら先日兄貴が私に聴かせてくれた「青のり」という曲を出していた人たちでした。確か自宅でレコーディングしているとか何とか(^_^;)。面白い人たちです。◎「Moonlight Magic」(藤井フミヤ)。収録曲は同名の曲のほか、「トキメキのリズム」「恋の波動」の3曲。◎チェッカーズ時代から彼の歌は聴いてきましたが、うーん、そろそろシオドキなのでしょうか(^_^;)。なんだかどの曲をとっても陳腐にきこえて仕方がありません。「わらの犬」なんかは結構好きだったんだけどねー。もうそろそろ年相応の落ち着いた歌ばかりを攻めていくべきなのかもしれません。◎まぁ1曲目は良しとしても、他2曲はいったい(^_^;)。「トキメキ」とか「波動」とか、なんだかやばい方向に進んでいる気がする(笑)。特に「トキメキのリズム」、あれ、何?コカコーラのCM?作曲フミヤになっているけど、そろそろ鶴久さんにでも頼んだ方がいいんじゃない?とか本気で思ってしまった。◎「あした」(aiko)。収録曲は同名の曲のほか、「I'm feeling blue」の2曲。◎「カブトムシ」を借りるとき、いっしょに借りてみたシングル。これがこの人のデビュー曲になるのかな?◎「あ〜う〜〜」がなんか好きな気もする(^_^;)。いい曲だとは思うんだけど、歌い方は「カブトムシ」のときの方が好きですね。きっと「カブトムシ」の方が自分の気持ちをずっと素直に歌えているんだと思う。そんな気がします。◎「JAVA WA JAVA in the Book of Godiego」(Godiego)。収録曲は同名の曲のほか、「GATEWAY TO THE DRAGON 〜NEW BEAT〜」の2曲。◎再結成して話題を読んだゴダイゴの新曲。なんだかせっかく新曲を出したのに、テレビで新曲をお披露目する機会が意外に少なくて、紅白でも新曲ではなくて「Beautiful Name」になっていたけど、この曲はNHKっていうよりむしろフジテレビだと思うんだけどね。関係ないか?(^_^;)◎まぁなにはともあれ、改めてゴダイゴは偉大だな、と思わせてくれる一曲です。「ジャヴァジャッヴァ」っていう発音がすごくやさしくて、聴いていてとても気持ちがいい。◎あと、一緒に入っていた方ですが、すごい激しい曲です。出だしから突然曲調が変わったりするのですが、もうなんだか、「やった〜っ(^o^)/」っつって手放しによろこびたくなるようなそんな曲です。もう。とにかくこれは絶対に聴くべきですね(*^-^*)。◎「僕達の計画」(SUPER SLUMP)。収録曲は同名の曲のほか、「TAIYOH」の2曲。◎SUPER SLUMPは爆風スランプのサンプラザ中野とパッパラー河合が今年の正月に組んだユニットなのですが、ちょっと爆風をかじったことがある人なら爆風スランプが結成される以前までこの二人が同じ名前でユニットを組んでいたというのはご存知でしょう。知らない?◎この二人のことだから、きっととんでもない曲を出してきたのだろうと思ったのですが、結構彼らなりに普通な曲でした。しかしドラムやベースが打ち込みになってしまった分なんだかパワーダウンしてしまって爆風が好きな人にはちょっと物足りないかもしれないです。◎「Happiness×3」(TMN)。収録曲はこれともう一つの2曲。もう一つの方はタイトルを控え忘れていて忘れちゃいました(^_^;)。◎こちらも再結成されたTMNの新曲ですね。私はどちらかというとTM Network時代の曲が好きだった人なのでもとよりそんなに期待していなかったし、あのクソげっちょげちょワイルドとか聴いた限りではあからさまにレベルダウンしているというのは実に明白な事実ではあるのですが(^_^;)、まぁそれでもいちおう作曲は木根尚人、作詞も小室みつよになっているのでそれならばと思って借りてみたのですが。。。◎結論から言って、これは酷いです。私は木根さん作曲とあるのを見て、それこそ「1/2の助走」とか「Confession〜告白〜」みたいなバラードを期待していたのに。なんだかあんなわけのわからないものを。ヒドすぎです(;_;)/。◎やっぱり過去の栄光はあくまで過去の栄光でしかないのでしょうか?あるいはあそこら辺のバラードの歌詞を書いた西門加里さんが戻ってきてくれればまた状況は変わってくるのでしょうか?◎「風の向くまま」(canna)。収録曲は同名の曲のほか、「粉雪」の2曲。◎ドラマ「TEAM」の主題歌になった曲。最近フォークソングはいろいろ出てきているけれど、こういう純粋に「いい曲」って言えるようなポップスって結構珍しいと思う。それも昔活躍した巨匠といわれる人が提供した曲とかそういうのではなくて。◎ノスタルジックな気持ちにさせてくれる曲なので、行き詰まったことがあったりして気持ちが重たいときなんかに、部屋を暗くして一人で聴いたりなんかすると、もぅ、効果抜群。そんな感じの曲です。

◎はい、借りて聴いたシングルの感想は以上なものです。◎さて、実は最近買ったCDが一枚あるので、そちらの方の紹介もしておきましょう。◎「La Campanella」(Fujiko Hemming)。日本名は「奇蹟のカンパネラ」。◎フジ子・ヘミングさんはNHK教育テレビでの放送が話題になって一躍有名になった日系のピアニストですね。◎私はその番組は実は一度も見たことがないのですが、ワイドショーで取り上げられていたのを拝見させていただいたことがありまして、そのときにコンサートで演奏されたときの映像が流れて、それを見て「ああ、あんなふうにリストを演奏する人もいるものなんだ」と思い、それ以来かねがね気になっていた次第なのであります。◎VC++の参考書を探しに千葉駅付近まで出たとき、たまたま寄っていったCD屋さんにこれの視聴コーナーがあって、その気はなかったのだけれどついつい視聴してしまったんですね。噂のラ・カンパネラを。◎気がついたときにはもうすでにレジを通り越していたのですが(その気はなかったんじゃなかったのか、むらち)、いや、ほんと、この人は本物だと思います。わたしは。◎リストの楽曲はクラシック音楽の中でも個人的に特に好きで、CDはぜんぜん買わない私でもリストの楽曲のCDは何枚か持っていたりするのですが、その中でも特に有名なこのピアノ曲も当然別の方の演奏のものを持っていたのですね。◎で、まずいちばんに何が違うかって、ごく一般的なプロのピアニストがこのラ・カンパネラを弾くと大体4分半ぐらいの演奏時間になるのですが、フジ子さんが弾くラ・カンパネラは5分半を超える演奏になっているんです。◎この曲は原曲にあたるパガニーニのバイオリン協奏曲のきらびやかな曲想を見事に再現したこともさることながら、その演奏の難しさでも有名な楽曲です。なぜならリストが自分のピアノの腕を証明するために敢えて自分にしか弾けないように作った曲の一つだからです(と、いう話を聞いたことがあります←弱気^_^;)。◎そんなわけでこの曲を弾くピアニストというのは、とにかく自分のピアノの腕がすごいことを見せ付けんがばかりに指を動かしまくるわけなのですが、フジ子さんはそうではなかった。◎もちろん、フジ子さんが指の動きが悪いというわけではありません。実際、感情を移入すべき部分ではそれ相応の指の動きを見せます。そして何よりピアノという楽器の領域を逸脱しているとさえ思わせる豊かなダイナミックレンジ。そう、フジ子・ヘミングという人は、まさに情熱のピアニスト、なんです。私に言わせればね。◎フジ子さんは演奏家として曲に対して感じるところがあれば、楽譜に書いていないことでも、あるいは楽譜に違うことが書いてあったとしても、それを自分なりに表現し演奏する方だと聞いています。◎私はこのCDにある楽曲の楽譜を持っているわけではないのでそれを見比べることは出来ませんが、私がたまたま持っていた別の方の演奏のCD、「La Campanella」、そして、「Liebestraum No.3」(日本名:「愛の夢 第3番」)、これらに関しては、あ、なるほど、確かにぜんぜん違う(*^-^*)、とすぐにわかりました。あるいはこれらの曲の楽譜を入手して、実際に見比べてみるというのも、一つの楽しみ方としては面白いかもしれません。◎しかしあの「ハンガリー狂詩曲第2番」は少々やりすぎというウワサも。。。(^_^;) なんだかリズムがハンガリーじゃなくなっている気が(^_^;)。◎なにはともあれ、久しぶりに、ああ、やっぱりクラシックはいいなぁ(*^-^*)、と思わせてくれるCDにめぐり合えたような気がしました。

◎いかがだったでしょうか。本当は最近一部で話題のSex Machingunsのアルバムも紹介したかったのですが、あれに関してはオリジナルが手元にないので(^^;、今回は割愛させていただきました。あれも凄かったけどね(^^;。◎そんなわけで、今回のゴミ出しは以上でお開きとさせていただきます。それではまた〜(^o^)/