SatPC32 + DDESat32 + WiSP32



● (No.781) SatPC32 + DDESat32 + WiSP32 (2013年3月3日)
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DDESat32 トラブル解決集

「SatPC32 + DDESat32」 をインストールする際、多くのトラブルが連続しました。
ここに備忘録としてまとめておきます。このトラブルを解決するため、JE1CVL局
に全面的に助言をいただきました。ここに感謝をいたします。なお、この実験は
まだ入り口に立ったにすぎず、さらに継続して実験を続けていく必要があります。

【参照】SatPC32フォルダ内 Manual.htm および、
   http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr773.htm
   http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/ddesat32.pdf


1. DDESat32 は、どこにインストールされるのか?

   DDESat32本体は、C:\Program Files\DDESat32\
   GSCpath.SQF は、C:\Documents and Settings\・・・\Application Data\DDESat32
   エディタで、GSCpath.SQF を "C:\wisp\gsc" と書き換える。

   C:\Documents and Settings\・・・\Application Data\SatPC32\DDESat32 内にも
   GSCpath.SQF があるが、これは手を付けない。


2. DDESat32 を何度起動しようとしてもこのメッセージ。

   


   DDESat32 より先に SatPC32 をインストールし、3.以降の設定を行う必要あり。

   


3. SatPC32 - Setup - Rotor Setup

   

   実験なので、 Rotor interface は任意。
   Settings は、Helpの上にある欄に入力。
   設定後、2箇所ある Storeボタンをクリック。


4. SatPC32 - Setup - Radio Setup

   


5. SatPC32 - Setup - Configurations

   

   Config.1 にチェック - OK - Longi/Lati 値入力すると、
   次の "ServerEasyComm1" 入力画面がポップアップする。

    

   (疑問) 一度設定すると、この画面が再現できない?
          --->解決。上記 3.番で 2箇所 Storeボタンをクリックする!


6. SatPC32 - Satellites - Souce Files 選択 - Update Keps クリック

   


7. いよいよ、DDESat32 起動。

   

   > The program can not be started more than
   > once concurrently with SatPC32 or Wisat32.
   > DDESat32プログラムは、SatPC32 あるいは Wisat32 と同時には実行できない。

   従って、1.〜6. で設定した SatPC32 をいったん閉じる。


8. めでたく DDESat32 が立ち上がった。(事前に WiSP32 を、15.インストール済)
   WiSP32(GSC) が起動していなくても、DDESat32 を起動すると GSC も同時起動。

   


9. DDESat32 の Satellite欄に、衛星名を表記(SatPC32と連動?)する方法が不明。
   (課題) DDESat32 と SatPC32 のリンク設定が不充分なのか? (下記15. 解決)


10.とりあえず、GSC を閉じる。

   

   > The DDE link to GSC has been canceled,
   > Why DDESat32 quits.
   > GSCへのDDEリンクがキャンセルされた。
   > DDESat32 を終了する。

   上のメッセージは正常な状態で、特に気にする必要はない。

   注意:"DDESat32" だけを閉じようとすると PC が固まってしまうので、注意。
   必ず、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。(自動的に一緒に閉じる。)


11.必ず "DDESat32" は、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。
   手順を間違えると、次のメッセージが現れ、次回の起動に支障を来たす。

   

   > Error loading Cat server program, make sure that the benotigten
   > CatServer32 and auxiliary files in SatPC32 directory.
   > Catサーバプログラム読み込みエラー。 CatServer32 と SatPC32 の
   > ディレクトリ内の補助ファイルを、必ず確認すること。

   繰り返し注意する。
   必ず "DDESat32" は、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。
   手順を間違えると、次のメッセージが現れ、次回の起動に支障を来たす。

   
   


12.万が一、"DDESat32" から閉じてしまって支障が出た場合は、いったん
   DDESat32 をアンインストールし、改めて再インストールすること。

   (1) Ctrl + Alt + Delete で、DDESat32 を強制終了。
   (2) スタート→コントロールパネル→プログラムの追加と削除
                                           で、DDESat32 を削除。
   (3) DDESat32 を再インストール。


13.WiSP32(GSC) から DDESat32 を起動する方法。

   (1) GSC - Setup - Programs - 各設定
   (2) GSC - Programs - DD等 をクリックして DDESat32 起動。

   


14.DDESat32 Satellite欄に衛星名や その他 衛星情報が連携表示させるため
   には、WiSP32(GSC) を正しく設定する必要がある。次の 15. を参照せよ。

   


15.WiSP32 all settings

   "SatPC32 + DDESat32" を動作させるために、事前に WiSP32(GSC) を正しく
   設定しておく必要がある。そして衛星が可視範囲に来た瞬間に、GSC からの
   指令が DDESat32 に連携して伝わり、ローテーターが制御できるようになる。
   SatPC32 の作者 DK1TB局、および DDESat32 を制御するためのインターフェ
   ース, ST2-RS232, ST2-USB の情報を開拓し作成された JE1CVL局に感謝する。

   WiSP32(GSC) に必要な設定は、次の URLに全て記載してあるが、ここに補足
   として全ての設定を、28個のスクリーンショットにしてまとめてみる。現在、
   GSC, MSPE, VIEW-DIR, MSGVIEW, PROCMAIL, MSGMAKER, UPDKEPS から構成さ
   れる WiSP を必要とする衛星は存在していないが、これらを手順どおり設定
   することにより、衛星アンテナ追尾から無線機周波数制御まで完全自動制御
   が実現できる。

   http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/whatwisj.htm
   http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wispinsj.htm
   http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wisphint.htm
   http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wispinfo.htm


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16. WiSP DDE Client 次のサイトから 「wispdde.exe (WiSP DDE Client 4.2.2)」 をインストール。 "SatPC32 + DDESat32" と全く同様の動作をする。WiSP(GSC) からローテータ を直接制御するには、"WiSP DDE Client" の方がソフト的には扱いが簡単か もしれない。このあと インターフェースをどうするかが検討の余地がある。 http://www.amsat.org/amsat/ftpsoft.html#win-wisp


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