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2004.8.1 日
7/30の朝刊に文化庁の「国語に関する世論調査」の記事が掲載されていた。それによると語句の意味を取り違えている、慣用句の私用が減退しているなど。
まず語句の使い方で誤っているもの
- (正)取り付く島もない、(誤)取り付く暇もない
- (正)押しも押されもせぬ、(誤)押しも押されぬ
- (正)的を射る、(誤)的を得る
誤った使い方をされている慣用句など
- 檄を飛ばす=(誤)元気のないものに刺激を与えて活気づける→(正)自分の主張を廣く人々に知らせ同意を得る。
- 姑息=(誤)卑怯な→(正)一時しのぎの
- 憮然=(誤)腹を立てている様子→(正)失望してぼんやりしている様子
- さわり=(誤)話などの最初の部分→(正)話などの要点
伝統的な読み方と新しい読み方
- 重複=(伝統的)ちょうふく、(新しい)じゅうふく
- 情緒=(伝統的)じょうしょ、(新しい)じょうちょ
- 早急=(伝統的)さっきゅう、(新しい)そうきゅう
- 十匹=(伝統的)じっぴき、(新しい)じゅっぴき
- 三階=(伝統的)さんがい、(新しい)さんかい
土曜日に部長との打ち合わせ中、
「ケンケンガクガクと議論してくれ」
「部長、それはケンケンゴウゴウか、カンカンガクガクって言うんですよ。」
「あっ、そうか。」
というやりとりをした。
翌日曜日、携帯にメールが来た。見ると部長から。
"喧々諤々は喧々囂々と侃々諤々の混合誤。(広辞苑より)よって、ケンケンガクガクは間違いではない。”
元々は間違いなのだが、最近は広く使われているので広辞苑に載っているのであった。このことは知ってはいたが・・・。
本当に負けず嫌いの部長であった。
2004.7.21 水
最近電化製品などがよく壊れる。去年から壊れて買い換えたものを揚げてみると、
- ビデオデッキ→修理した。このとき2回目の故障。
- CDコンポ→修理した。これも2回目の故障。
- 掃除機→買い換えた。
- 炊飯器→買い換えた。
- 電気ポット→買い換えた。
- パソコン(TOSHIBA DYNABOOK)→買い換えた。
- 洗濯機→買い換えた。
- 自家用車→買い換えた。明日7/22納車なのであった。
次は何が壊れるか予想してみよう。
- ビデオデッキ。結婚したときに妻の両親宅で使っていた2台のビデオのうち1台をもらったものだが、ものとしては高価なもの。しかしコイツはもう2回故障している。次壊れたらDVD付HDレコーダー(正式名称はなんて言うんだ?)を購入したい。今ドラマ"ER"の録画テープがかなりの量になっているので、出来れば壊れる前に購入し、すべてDVDに焼き直しておきたい。
- CDコンポ。これもすでに2回故障している。我が家では私がいる時間帯ではテレビより使用頻度が高いので、そろそろ寿命なのかもしれない。次壊れたら、iPod+スピーカーでもいいかな。上新電機でいい音させてたしね、なんてね。けどやっぱりCDは聞きたい。
- CD-Walkman。これは壊れたら即iPodに買い換えます。
- 冷蔵庫。これは壊れると有無を言わさず買い換えやね。省電力、消音タイプがいい。夜中に冷蔵庫のコンプレッサーの音って、結構うるさい。
- テレビ。これは壊れてもプラズマTVとか、大画面とかには買い換えないだろう。しかし、薄型で場所とらないヤツにしたいと思っている。予算はあまり無い。
- WORKPadc3。これは壊れたらCLIEになるんだろうね。ひょっとしたら、紙の手帳に戻ったりして・・・。
こんなところか。
予算がふんだんにあるわけではないので、出来れば壊れない方が良いのだが、CD-Walkmanはちょっと・・・。
2004.4.14 水
今日呼んだ産経新聞朝刊"正論"欄に共感できたので書く。袴田茂樹氏(青山学院大学教授)がイラクの日本人人質事件について、「善意に名を借りた独善と言えぬか」という題で論調を書いている。人質が助かることを望み、テロリストの卑劣さは認めた上で次のように書いている。
「日本政府はイラクが危険地域であることを認識し、イラク滞在の邦人に20数回も退避勧告を出している。3人はイラクがきわめて危険であることを知りながら政府の勧告を無視して入国した以上、自らの安全に関してはすべて自らが責任を負うべきだ。この点で北朝鮮による拉致被害者問題とはまったく異なる。」
「今回のような行動は国や国民に甚大な迷惑をかけ、テロと戦っている国際社会にも大きな打撃を与える。善意の行動なのだからすべて許されるというのは、ナイーブというより独善である。」
「多くの日本人は国際紛争やテロの問題に関して、あまりにも無知であり独善的だ。」
「チェチェン紛争の際、英国人記者を人質に取られた英国政府は、身代金を要求されたが、家族の了解を得てその要求を拒否した。この事件のおかげでテロリストが英国人を人質にとっても無駄だということを世界に宣言したことになった。(人質は不幸な結果に終わった)」
「ロシアでは劇場で800人を超える観客がチェチェンテロリストの人質になった。テロリストはチェチェンからのロシア軍撤退を要求したが、ロシア政府は要求を拒否した。ロシア国民はこの悲惨な結果を容認しただけではなく、世界各国の政府もロシア政府の対応を支持し感謝した。」
「今回日本が屈して譲歩したなら、今後世界の多くの日本人がテロリストの標的になる。」
「譲歩は一見人道的に見えて、逆に何倍もの犠牲者を新たに生み、この方がはるかに非人道的だ。英国やロシアの政府はこの理論を理解しているからこそ、譲歩しないという苦渋の決断を下し、家族も断腸の思いでそれに同意した。」
「日本人にはなかなかこのような対応はできない。我々は目の前の事態に情緒的に反応するだけで、本当の人道主義とは何かを考える、リアルな論理的思考力や想像力をしばしば欠いている。」
(※原文ママではなく筆者省略)
まったくその通りであるとおもう。事件発生後、日本政府の対応を批判したり、自衛隊撤退を声高に叫んだりする姿が報道されるたびに違和感を感じていたが、この論文を読んで、整理できていなかった私の思いがすきっとした。
ただし、家族の立場に立つとそうも行っていられず、なりふり構わず自分の身内を助けたいという思いはわずかでも理解できるし、当然、人質が無事解放されることを望む。
2004.3.10
帰りの電車の中でいろいろな年格好の人が乗るとすぐに携帯を出し何やら一生懸命操作している。ゲームしている人もいれば、メールを読んでる人もいる。その中で、若いOL風の女性が、ものすごいスピードでメールを打っている。キーボードを使って人さし指で入力するより遥かに早い。
パソコンの入力装置として、こんなのを開発してはどうだろうか。
携帯電話型キー配列キーボード。
これは携帯電話型のキー配列をしたキーボードで、入力法しきも携帯電話と同じ方式。つまり、"明日"と入力したければ、1(あ)のキーを1回押し、3(さ)のキーを3回押し、ひらがなで"あす"と表示させた後変換キーで"明日"に変換するというもの。この方式ならば、電車で見たOLのような方なら、改めて一般的なキーボードの入力を練習しなくても、かなり速いスピードで入力することが可能。
このキーボードの形は、
1.ほぼ携帯電話と同じ大きさ、外観、つまり携帯電話にパソコン本体と接続するためのケーブルがついているようなもの。
docomoやauなど、既に発売されているものと同じしようにしておけば、自分の使っている携帯電話そのままの使用感が得られる。
2.外付けのテンキータイプ。
ノートパソコンなどに接続して使うタイプの外付けテンキーのキー配列を電話のプッシュホンと同じ配列に並び替え、携帯電話での入力方法と同じキー操作で入力できるタイプ。
多少練習は必要だが、初めて触るパソコンのフルキーボードよりは取っ付きやすいだろう。
3.フルキーボードタイプ。
通常のデスクトップパソコンについているキーボードのテンキーに同様な入力方法を与えたタイプ。
携帯電話とパソコンテンキーのキー配列が違うため、なれるまでには少し時間がかかるかも。
これをatok携帯版のような日本語変換システムと本体とをセットで2,000円くらいで販売すれば、最近まで高校生や、女子大生だったOLが購入すること間違いなし。ジャストシステムとか、メルコとかが作らないかなぁ。
しかし、若いOLがキーボードはなくディスプレーだけが置かれたデスクにむかい、左手にこの装置、右手にマウスを持って仕事をしている姿はなかなか面白そうではないか。
2003.8.15
今日は終戦記念日。毎年この日になると「今日はなんの日か知ってる?」という質問を街ゆく人々に投げかけているニュースを放送している。年輩の方は終戦記念日と答え、戦争反対のコメントを述べたりしているが、必ず放送されるのが、"なんの日か全くわからず、しかもへらへらしている若者達"の姿。これを見ていつも思う。私もほとんど彼らと変わらないのではないかと。私は、知識としては8/6、9、15がなんの日か知っているが、これらの日が一体どんな意味を持っているのかということについて深く考えたことはない。
今日、NHKで核兵器についての特集を放送していた。広島、長崎への原爆投下という事実は、日本国内ではあってはならない悲惨な出来事であり、今後も核の使用はどんなことがあってもすべきではないという考え方がほとんどであろうと推測するが、驚いたのがアメリカでは"戦争を終わらせるために仕方の無かったこと"という肯定的な考え方を持っている人が少なからずいると言うこと。原爆投下という事実が良かったのか悪かったのか両者の意見を交えているこの番組を見ていて難しいなぁと思ったのは、歴史的な出来事の善悪(というのだろうか)の判断は、そのときの時代背景、世界情勢等も考慮しなければならないということだ。今日現在で考えるとどう考えても悪いことであっても、その当時は良しとしていることだってある。アメリカのイラク戦争についてもいいのか、悪いのかよくわからない。
私の歴史についての学問的(学校の学問的)知識は中学校レベルでとまっている。高校以降、世界史、日本史含め歴史の勉強をしたことがない。もう少し勉強することにする。
2003.2.11
私はMeadowというソフトウェアを使っている。これはUNIX上のポピュラーなソフトであるEmacsをWindowsへ移植したものである。このソフトはエディタ機能、ファイラ機能、メールも送受信できればWebも見ることができ・・・・・といった実に多機能なもので、さらにEmacs-Lispという言語でどのようにでも拡張することができるといった非常に便利な物である。
私は機能のほとんどを使ってない。HTMLを書き(始めたばっかりだが)、メールを見るくらいである。なぜこれを使っているか。UNIXの世界にあこがれているから。学生時代の卒論でPC-9801で動く一太郎とLotus1-2-3を使って以来ずっとMS-DOS、Windowsばかり使っており、他のOSはMacをふれてみたくらいでほとんど経験がない。入社後Windowsが世に出て、よくわからないのでちょっとパソコン、コンピュータについて調べてみようといろいろあさっているうちにUNIXというものを知った。「初めてのUNIX」なんて言う本をいくつか読んでみるうちに、UNIXに対して漠然とあこがれを持つようになった。そうこうしているうちにUNIXで有名なソフトがWindowsに移植されていることを知り、これだ!と思いすぐに使い始めた。ただそれだけである。
このMeadowはいろいろなところからいろいろなものをダウンロードしてきて、設定ファイルを自分で書いて、と自分なりに拡張していくもので、結構面倒臭い。私はこんな作業が好きなのです。インストールからつまずいたり、メールを見るためのMewというソフトを導入したり、と夢中になってPCをさわっていた時期があった。その後一応動くようになり、メールを送受信する、Webのいつものページを除く程度しかPCを使わなくなった。先日このページを更新するようになり、HTMLを各必要に迫られた。HTMLを書くためのソフトはいくつもあるが、やっぱりMeadowで書きたかった。Meadow上でHTMLを書きやすくする(キーワードを色表示したり、タグを入力する手助けをしてくれたり)ソフトを導入するのに今日は5〜6時間使って遊んだ。
さぁ明日からこのソフトの勉強だ。あぁ楽しかった。
2003.2.6
まだ何も考えてない・・・。
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