(3)質感の変化

この特徴はとても不思議な立体写真の一面を見せてくれます。しかし例をあげて説明するのがとても難しい事なのです。なぜならばこの様なインタ−ネット上で表現するには写真の細部がとんでしまって写真の品位が落ちてしまうからです。立体写真とはリバ−サルフィルムで撮影して、専用のビュア−に入れて見るのが一番です。

たいへんデリケ−トなので、ここで取り上げた作品例からうまく特徴が解らなくてもご容赦願いたいと思います。是非自分で撮影してみて下さい。そしてそれがこのホ−ムペ−ジの目的なのです。今まで主に平行法で写真を表示してきましたが、出来るだけ写真を大きくして細部を見るためにここでは交差法にします。

交差法が苦手な人には最後に平行法でも表示しますが写真の品位は落ちます

やはりディスプレイ上の写真をみて難しいというのが正直な感想ですが、想像してもらうしかありませんので先へ進みます。
この写真で一番見て欲しいのはこの川の質感なのです。立体写真にする事によってこの川はまるで凍っている様に見えます。
この川は凍って見えましたが全てがそう見える訳ではありません。
ある物はゼリ−のようであったり、寒天に色をつけた様だったりと様々な表情を見ることが出来ます。平面の世界から立体的な世界へと変化したとき、物の質感もそれに伴って様々に変化します。