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Tvs II - Tを継ぐもの

今日のCONTAXのブランドイメージを形作ったカメラのひとつにT2があることは異論のないところといえる。T2は別項にあるTと同じレンズ(S38/2.8)を使用して筐体をチタン製に一新しさらにAF化を図ったものだ。
ちなみにCONTAXのコンパクトシリーズのTとはTiny(小さな)の略だそうだが、Tの開発当初はコンティナ・コンテッサ等の名前をつけたらどうかとツァイス側から提示されたそうだ。


Tvsは好評だったT2のチタンボディーを継承して新たにレンズにズームレンズであるバリオゾナー28-56/F3.5-6.5を採用して、T2では不評だったアクティブAFを一眼レフ並のパッシブ式に改めたものである。
TvsIIはTvsを小改良して自動開閉式のレンズバリアーを新設してキャップ不要とし、斬新だけど見にくいと不評だった液晶式ファインダーを廃してかわりに明るくみやすくしたものである。TvsIIはほぼ4年近く販売されたTvsに比べるとやや短命で2年程でTvsIIIが発売された。


TvsIIIは電動ズームが採用されたり絞りがボタン式だったりと小型化された替わりに良くも悪くも普通のコンパクトっぽくなったといえる。ある意味ではTから受け継いできたCONTAXコンパクトのイメージを捨てて方向転換を図ろうとしたのかもしれない。
それに比べるとTvs/TvsIIはコンパクトとしては大柄ながらも気品のあるデザインとあいまって独特の存在感があると思う。そう考えるとこうしたTから続いたCONTAXコンパクト独自の進化の最終形がTvsIIであるといえるかもしれない。

 

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TVSII, 50mm 近辺, RDPIII

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TVSII, 28mm 近辺, RDPIII

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Scan2982.jpg (25822 バイト)

TVSII, 35mm 近辺, RDPIII

 
Scan2975.jpg (36640 バイト)

TVSII, 28mm 近辺, RDPIII



 



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TVSII, 56mm 近辺, RDPIII

 
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TVSII, 35mm 近辺, 400PR




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