マクロの起動にプロシージャ名を表示させなくする。

ユーザーにツールバーの「マクロ」から直接起動されては都合が悪い場合があると思います。

マクロで作成した仕組みを実装させたワークブックを複数の利用者に配布する場合、マクロが誤動作しないように配慮する必要があることは説明するまでもないと思います。
ツールバーの「マクロ」からマクロを起動する。
本来、マクロの起動はツールバーの「マクロ」を選択して起動します。
マクロのウィンドウで起動するプロシージャを選択する。

「作ったVBA(マクロ)の起動方法は?」で説明していますが、ボタンやツールバーを用意して起動できるようにしていれば、多くの場合は問題なく処理されると思いますが、ツールバーの「マクロ」からプロシージャが自由に実行できてしまう状態の場合は、本来、起動できないはずの状態(違うシートがアクティブになっている状態など)で操作されてしまい不慮の結果が生まれてしまうことがあります。

では、この「マクロ」のウィンドウにプロシージャ名を表示させない方法はあるのでしょうか?
実は、配布の問題にある「アドイン動作のサンプル」でも一部の方法を説明していますが、以下のような方法で、誤操作への対応ができます。
但し、方法を誤ると、本来用意した起動手段からも起動できなくなるので注意して下さい。