簡単なサンプルを用意します。 説明用に準備したワークブック

シートが2つあり、「Sheet1」の方には$A$1:$D$3の範囲に「値」があります。「値」は判りやすいように、そのセルのアドレスそのものにしました。この後、この章ではこれを題材にして説明していきます。

自動記録だと

まず、自動記憶Sheet1のセル範囲をSheet2に転記させてみます。

まず、以下の操作を自動記録でマクロに記録してみます。

@
Sheet1を選択。$A$1:$D$3を選択。
A
選択範囲をコピー。
B
Sheet2を選択。$A$1を選択。
C
コピーしてあるものを貼り付け。
D
コピーモード解除(Escキー)
マクロの起動記録が完了した状態
このように、「Sheet2」に「Sheet1」の$A$1:$D$3が貼り付けられました。
では、記録されたマクロのコードを見てみましょう。
Option Explicit

Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
' マクロ記録日 : 2004/11/21  ユーザー名 : 井上治
'

'
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("A1:D3").Select
    Selection.Copy
    Sheets("Sheet2").Select
    Range("A1").Select
    ActiveSheet.Paste
    Application.CutCopyMode = False
End Sub
記録開始時点の状態によって若干違うかもしれませんが、このようなコードが記録されるはずです。

よく判るように、上の説明をコメントで入れてみると、
'*******************************************************************************
'   マクロの記録にコメントをつけたところ
'
'   作成者:井上治  URL:http://www.ne.jp/asahi/excel/inoue/ [Excelでお仕事!]
'*******************************************************************************
Option Explicit

Sub Macro1()
    ' Sheet1を選択
    Sheets("Sheet1").Select
    ' $A$1:$D$3を選択(記録は相対参照記述)
    Range("A1:D3").Select
    ' 選択範囲をコピー
    Selection.Copy
    ' Sheet2を選択
    Sheets("Sheet2").Select
    ' $A$1を選択(記録は相対参照記述)
    Range("A1").Select
    ' コピーしてあるもの(クリップボード)を貼り付け
    ActiveSheet.Paste
    ' コピーモード解除(Escキー)
    Application.CutCopyMode = False
End Sub
こんな感じになります。

では、動作が正しいか確認してみましょう。
一旦、「Sheet2」に貼った内容を消して、マクロの起動で「Macro1」を起動させます。
記録したマクロを動かしてみる。
その、結果は、
マクロの動作結果
このように記録時点を正しく再現しました。

ですが、これでは応用が利きませんね。セル間の転記などはマクロでもよくあることです。
以降にいろいろなケースでの説明をしますから、よく読んで下さい。