式のエラーは表示しないようにする
- 前項で「式がエラーだったら赤太字にする」という説明をしています。
- では、その応用で数式がエラーだったら「白文字」にしてはどうでしょうか。集計表のエラーの「#DIV/0!」などを「IF関数」で避けるのも良いですが、この方法なら現状の計算式を変更せずにエラーを見せずに済みます。
但し、「隠せば良いんだ」ということではないので、あくまで手段のひとつとしてご覧下さい。表示上は見えなくなりますがセル値自体は「#DIV/0!」のままです。
前項で、赤字で「#DIV/0!」が表示されているものの条件付き書式を変更します。
(画像をクリックすると、このサンプルがダウンロードできます)
書式を「白文字」に変更しただけですから、そのセルの書式設定を見ると、
実際にはこのようにエラーは起きた状態です。
「条件付き書式の設定」は、前項と全く同じです。
「書式」をクリックして「セルの書式設定」が表示されたら、「フォント」のタブを選択して、
「色」でフォントの色の指定をセルの背景色と同じにすれば良いのです。
これなら、計算式上でエラーか判定してブランクにするような処置を行なうより「式」が単純化できます。