ASAHIネット(プロバイダ)とネット回線

契約プロバイダ「ASAHIネット」はずっと替えていません。
ASAHIネット」は1997年からのおつき合いです。 Windows95+Excel95(Office95)という環境であった当時、Excelに関する最大の情報源は「メーリングリスト」でした。 これはリンクペ-ジでも紹介している「MOUG」の前身であった「ExcelUsersClub(EUC)」だったのですが、 「メーリングリスト」というのはご存じの通り「メールによる掲示板」です。メールを使って「メーリングリスト」に投稿し、投稿されたメール文面は「メーリングリスト」が発信した形で登録者全員にメールで配信される仕組みです。 内容はほとんどが「質問」とその「回答」で、複数ジャンルに登録していたこともあって、最盛期は200件/日になることもありました。
時代の流れはこんな感じです。
以前は「歴史」的な話をグダグダ書いていたのですが、経過の表だけにしました。
時期回線種類備考
1995年~アナログNTTアナログ回線 通信機器は、PC内蔵の「モデム」。
1997年に「ASAHIネット」と契約するまでは、その場課金のダイアルQ2プロバイダでした。
ASAHIネット」と契約するまではメールアドレスもなかったわけです。
1997年頃~ISDNNTTのISDN回線 通信機器は、NECの「ダイアルアップルータ」。
「ダイアルアップルータ」は操作上では回線の「接続」「切断」を意識する必要がなくなり、とても便利でした。 契約上ではアナログ回線からは同番移行で、「タイムプラス」という夜間割引も追加されました。 ISDNは電話としては同時2通話が可能だったので、家族の電話中にも利用でき、 電話未使用ならアナログ回線2通話分の速度(128Kbps)が得られるというものでした。
この時期からネット上では「メーリングリスト」のメールでのやり取りが主力的作業になっていました。
2001年頃~ADSLNTTアナログ回線
(「タイプ2」で増設)
2000年に入る前あたりから「ADSL」が大きな話題になりました。
アナログ回線を利用したモデム間の圧縮通信で、メガ単位の速度を「売り物」にして来ました。 当初は8Mbpsくらいだったと思いますが、「ベストエフォート」であり、電話基地局(収容局)との距離で大きく左右されるものでした。
その後、モデムの性能向上なのか判りませんが、通信速度は48Mbpsなども登場してきたため、移行を模索しました。 なにしろ、ISDN回線はデジタルですから「ADSL」は利用できません。
調べたら「タイプ2」なるものがあり、少額で電話番号無しのアナログ回線を追加できるものです。 これを利用して「ADSL」に移行しました。実質は15Mbps程度だったと記憶していますが、それでもISDNからは「桁違い」でした。
2005年~(FTTH)NTT「フレッツ光」 「光回線」は発表から早い段階で申し込んでおり、居住地域でのサービスが開始された初期段階で開通しました。 また、この時期では既に「ひかり電話」も発表されていて、これも早い段階で導入ができました。
これまで「電話回線が親、ネットはおまけ」だったのが「ネットが親、音声電話はおまけ」に変わったのです。 音声電話で電話番号を取得するのは、「光回線」の契約に関しては基本料金500円の追加サービスになりました。
環境は快適です。通信速度はADSLから見ても大きく「桁違い」、 家族が電話中だろうが、ネット利用中に電話が掛かってこようが何も影響はありません。
2010年~KDDIAUひかり」 「フレッツ光」は利用上ではトラブルもなく特に不満はなかったのですが、屋内機器が結構年数を経過していたことと、速度比較サイトや料金での違いなどで判断して、「AUひかり」に移行しました。 この時期は結構「顧客取り合い」で「工事費無料、3ヶ月無料」などだったと記憶しています。 基本料金はほとんど変わらないのですが、ASAHIネットで契約するとメールアドレスが無料で6個まで利用できるというのも大きかったです。
電話番号の同番移行も問題なく済み、ほとんどトラブルもなく現在に至ります。
近年では、回線勧誘業者から「値段が下がった」などと連絡がありますが、メールアドレスのオプション料金を加算すると結局逆転してしまうので切り替えるメリットはありません。
契約プロバイダはこれまで「ASAHIネット」から変更しておらず、当サイトを設立してからは変更もできなくなったわけですが、 快適な環境で利用させていただいています。