これがあればMDB(ACCDB)の取り扱いにAccessはなくても済むでしょう。
MDB(ACCDB)ファイルは本来、
Microsoft Accessのデータベースですが、フォームやレポート、マクロなどを使わずに
データベース本体だけを扱うのであれば、
Microsoft Accessがインストールしてある必要はありません。
これは、
「ADOでデータを取得する。」から数ページで説明している通りですが、
もし、
Excel単体環境などでそのまま動かなくても、マイクロソフトサイトから「
Microsoft Access データベース エンジン
2010 再頒布可能コンポーネント」をダウンロードさせてインストールすれば、
現存の
Windowsなら動作可能だと思います。
(Excel2010以降のバージョンの環境が必要です
)
データの表示や更新はこれらの方法で可能でしたが、データベースの作成やテーブルの作成、初期データの投入などは、
Microsoft Accessがあった方が便利です。
ですが、
Microsoft Accessがあっても定義情報のドキュメントを出力する機能がなく、結局、別に
Excelなどで手作業で定義一覧を作表しているのが実態ではないでしょうか。
また、
Officeインストール済み
PCを購入した場合は
Accessは含まれていないという問題もあります。
そこで、
Excelで作表したテーブル定義に従ってデータベースを作成する、あるいは現存のデータベースの定義情報を一括して
Excel上に自動的に表示させるツールがあったら便利ですよね。
と言うわけで、作成してみたのがこのツールです。とりあえず「実用範囲」的に考えて、
Microsoft Accessのフルスペックをハンドリングできるわけではないのですが、
私が社内で
Excelをユーザーインタフェースにして利用している範囲では充分に利用できるように考えてあるので、
このようなご要望のある方は試してみて下さい。
このページのサンプルは以前は
MDB版と
ACCDB版に
Excelブックが分かれていたのですが、
64ビット版
Excelの対応の作業の中で統合可能だと判明したので
1ブックに統合させたました。
MDBかACCDBかはファイル名を指定する時の「ファイルの種類」で選択可能です。